どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

世界のだっことおんぶの絵本

2017年01月16日 | 絵本(外国)


   世界のだっことおんぶの絵本/エミリー&ドウルガ・バーナード 文絵 仁志田博司・園田正世・監訳/メデイカ出版/2006年初版

 北から南、もじどおり世界のおんぶとだっこ。

 赤ちゃんはだっことおんぶの中で、母親の暖かさを感じて育ちます。
 背中にだっこ、おぶひももさまざま。

 バリ島ではスリングという布
 ズヘル(北アフリカ)では、体にむすびつけた布
 カナダの北のはしっこでは、お母さんの上着のフード
 パプアニューギニアの高地では、母親の頭にひっかけたすずしいあみのふくろ

 どれもお母さんが働きながらおんぶしています。
 母親の仕事は、どこかで記憶の底に眠っていて、いつの日にか気がつくのかも知れません。

 暑いところ、寒いところ、それぞれの衣装が、その地での暮らしぶりを表しています。

 各地の人びとの暮らしぶりの詳しい解説がついていて、知らないことが多いのをあらためて実感します。


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