<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

何を楽しみとするか、それぞれにある楽しみ

2017年02月12日 04時37分43秒 | Weblog

何を楽しみとするか。人によってさまざまだろう。ある人にはそれが楽しいことでも、別のある人にはそれを楽しめないということもある。見ていて、そんなことが楽しいのかと驚くこともある。それでも当人にはそれで夢中になれる。万人万様。蟻の穴蔵暮らしを空を飛ぶ蝶々は笑う。楽しいことは広い大空にしかないのに、と笑う。でもそれは誤解だ。楽しめば暗い穴蔵暮らしも楽しいことになる。何を楽しみとするか。いまはさぶろうは、ただ目を閉じて瞑想の世界に浸っているのが楽しい。そこでもろもろの仏陀に会ってもろもろの類い希な教えを聴いているのが楽しい。広い広い宇宙のように、広い広い真如界。無限大。それをこころに小さく収めて、小さく小さく想っているのが楽しい。

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それで美しい人生を生きていることになる

2017年02月12日 04時14分12秒 | Weblog

トイレの窓を開けて外の様子をさぐったけど、雪はうっすら白いだけで分厚く積んではいないようだった。月夜の光のようだった。寝室に戻って来た。さあもう一度目を閉じよう。美しいあの人の夢を見よう。いま真夜中の四時半。

いっしょに人生というダンスを踊っている夢を見よう。それで美しい人生を生きていることになる。ふふふ。ふふふ。美しい人生を生きるなんて簡単なことだ。

老いてもなおこころは独り青年期でいたりする。現実の実行がともなわないけど、それはそれでいいらしい。夢に遊ぶ老爺の夜中。時を刻む柱時計の音。

たった夢の世界くらいでも、美しい人生でありうるものらしい。そしてあるときそれがふっとおしまいになる。目がもう覚めなくなる時が来る。それでいい。

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そんなに女を振りまいたら

2017年02月12日 03時24分13秒 | Weblog

そんなに女を振りまいたら、女がなくなっちゃうよ。遠心分離機にかけられた医薬品のように、くとノと一の元素記号がてんでんばらばらにほどけてしまいそう。堅くしっかり結びあっているからこその淑女。淑女の色香は蕾の色香。だなんて心配してしまいそうな若い娘さんがテレビ映画の中に登場していた。ファッションに身を包んで化粧を厚くして紛失消失を防いでいるようでもあった。振りまくからこその女、飛び回るからこその春の蝶なのかもしれないけどね。これは老婆心。長く長く女でいることも大切なこと。いつまでもいつまでも馨しい性を保っていてほしい、とも思う。降りしきる雨にすっかり色を落としたキャンパスの中の踊り子の絵が、幾つも幾つも巷に落ちて泣いている。世の男たちが男を振りまいていないから、あまりにもあまりにも身を固くしているから、求愛のダンスをしなくなった雄鳥たち、そもそもそれがことの初めなのかもしれないが。

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