入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「秋」(6)

2023年08月08日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 久しぶりに里へ下った。11日ぶりか。やはり、標高差1000㍍の気温の違いは明らかで、理屈上では6度ほどだが、身体に感ずる暑さは思っていた以上だった。さらに4度とか5度も違う都会の炎熱を想像すると恐ろしく、すでに秋を宣言している入笠へ逃げ帰りたくなったとしても仕方がないだろう。
 下は晴れていたが、ここは霧雨が降ったり止んだりしている。午前7時半の気温は15度。

 明日は中間検査があり、きょう中には乳牛を囲いの中に入れ、和牛は追い上げ坂まで誘導しておかなければならないが、湿度が高い。果たして第4牧区のどこかにいる牛たちが夕方、いつものように水を飲みに囲いまで来るのか、あるいは和牛軍団が素直に誘導に従うのか、まだ分からない。
 それに、電気牧柵にまた不具合が発生し、それも何とかしなければならなくなった。管理棟から第4牧区まで電柱を利用して張ってあるケーブルが、その重さと、木の枝に引っ張られて一部外皮が剝けた箇所を発見。これはかなり厄介な仕事になりそうだ。

 里に帰って、郵便ポストに入っていた市報が目に付いた。それには市長が「焚火通信」というページを持っていて、今月は有難いことに、夏の野外活動の場として一番先に入笠を取り上げ、紹介してくれていた。
 普段は市報に入笠が取り上げられることはまずない。市民にも、距離のせいでか、近年は馴染みの薄い場所になってしまっている。「混雑させないキャンプ場」のことを知る人もそれほど多くはないだろう。
 車なら1時間そこそこ、盆休みの予約にはまだ少し余裕があるので、涼しい天空の草原や、星が煌く夜空を求め出掛けてみては如何かと、オススメします。

 京都から来ているKさん夫妻は諏訪の温泉へ行くと言って、早々に出発していった。こういう楽しみ方もできる。
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 本日はこの辺で。

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