空母いぶき 6

そんなに悪くなかったけどなぁ。
見終わってからネットの評価を見てビックリ。原作の冒涜だとかいろいろ。たぶんよっぽど原作はおもろいんだろう。でも映画もそこそこおもろかったし、考えさせられたよ。戦争と戦闘、防衛のための戦闘って？でも闘ってる時に相手を倒す以外にあんなに余計なこと考えなきゃいけないのはしんどいだろうなぁ。
でももっと考えなきゃいけないのは中井貴一と本田翼の使い方や。あれで台無し。

チア男子 7

疲れてんのかなぁ。
ジャニーズではない男前の皆さんが、大学で男子チア部を作るまんまウォーターボーイズ。ベタで鉄板すぎる展開だけど、なんか心に響いてしまったのは、俺が弱ってるからかもしれない。前の映画もそうだったけど、大学生って、あんなに幼かったかなぁ？

アメリカンアニマルズ 6

作り方はカッコいい。
退屈な毎日を抜け出すために、大学の図書館から貴重な本を盗みだそうとした大学生の実話。に基づいたドラマというわけでなく、しょっちゅう本人たちが出てきて当時の心境を語っていく。見たことがない形だし、映像はカッコいいし、途中までは手に汗握った。ただクライマックスが雑すぎて…。 事実だからしゃあないけど、計画ずさんすぎ。最後でポシャったなぁ。

長いお別れ 7

他人事ちゃうからなぁ。
山崎努演じるお父さんが、認知症で亡くなるまでの7年間の話。家族のことを少しずつ忘れて行くので「長いお別れ」なんだそう。と言っても、決して悲しい、大変ばかりでなく、振り回されながらも笑顔のある家族ドラマで見ごたえがあった。ただ近い将来家族側に回る可能性がある自分には素直な評価が難しい。オヤジやオフクロがああなったら、うちはどうなる？そればかり考えてしまうから。

主戦場 5

個人的にはドローかなぁ。
慰安婦問題に関しての左右両方からの証言ドキュメントかと思ってたら、途中から露骨にプロパガンダに入りだしてガッカリ。正直、慰安婦の悲劇に関しては0でも100でもなく、その間のグレーゾーンだと思ってる。でもそこをわかってるはずの両陣営とも、トンデモ拡大解釈したり、言葉尻や揚げ足取りにムキになったり。一体何のために闘っているのか？負けた日本がやった行為は許しがたい犯罪で、勝ったアメリカが実験がてら落とした原爆は何の問題もない？いろんなことがわからなくなる一本だった。

ドントウォーリー 5

う～ん。
アル中の末、交通事故にあい、半身不随になった男が、反省しつつも、ブラックユーモア的な漫画家として居場所を見つけていく話。順風満帆な人生でなくても、意識の持ち方や周りの支えでなんとかなる。みたいな展開だけど、正直あまりピンと来なかった。俺が寝ている間にそんな重要なポイントがあったんやろか？

轢き逃げ 最高の最悪な日 4

忖度だらけ。
相棒の大スター、水谷豊さんの監督第2作。脚本も本人だそうだ。癖はあるけどいい役者だとは思う。でも餅は餅屋、監督は別物だ。役者への演出はなんか判で押したみたいなパターンだし、どんでん返しを見せたいために途中から車ではなく物語が暴走しだす。映画は好きなんだろうな、こういうシーンを入れたかったんだろうな、気持ちはわかるけど不要な画づくりが多すぎる。それでも取り巻きが「カントク！素晴らしいです」とヨイショしている現場が目に浮かぶわ。

シャザム！ 7

気分爽快！
バストショットが多すぎたり、出てるキャラが多すぎて混乱するアクションを長いこと見せられたあとからかもしれないけど、シンプルに楽しめた。インクレディブルファミリーに近いけど、子どもが憧れ、自分ももしかしたら…と夢がもてるスーパーヒーローって大事やろ。さらに中身が子どもだから、これからの展開とか発想に振り幅ももてそう。こーいうのを連休に息子とみたかったなぁ。

アベンジャーズ エンドゲーム 4

そんなにマニアっているもんか？
アイアンマンからの20年近いマーベルヒーローものの集大成もの。それぞれの見せ場をつくってもちろん最後は地球を守る訳だから、時間はかかるけど長すぎる！あとそれぞれのシリーズをしっかり見た人だけわかる設定っていうけど、そんな人どれだけいるの？そんな作品を見なきゃ恥ずかしいみたいなテンションで宣伝するって、どうよ？あんまり好きでもないアーティストのベスト盤を付き合いで聞かされたみたいな1本。しかも2枚組で(涙)

キングダム 4

あ～あ、日テレ。
壮大な漫画の実写という点では頑張ってると思う。ただそこだけ。キャラクターは分かりやすいけど妙に子どもかオトナだし、若手の演技の浅さが物語を安くしてる。あと原作がきっとそうなんだろうし、スターさんの見せ場を作らないといかんからだろうけど、バストショット、ショルダーショットが多すぎやしないか？漫画の世界観を再現するのが映画の目的なのか？これをまた何作か続けるんやろうなぁ…残念。