今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

DENKI GROOVE THE MOVIE ? ―石野卓球とピエール瀧― 6

2015-12-28 16:00:48 | タイムリーヒット
らしいというか・・・。
おそらく今年最後の映画。2週間限定公開ということで急いで見に行った。
音楽的には好きじゃないけど、トークのうまさやいろんな活動でずっと気になる存在の電気グルーヴ。
彼らのドキュメントをこれまた一番気になる大根仁監督が撮るというのだから見逃せない。
デビューから約30年の彼らの活動をライブ映像と関係者の証言で綴っていく。でもよくあるバックステージ的な
映像や本人の独白などはほぼない。歌っている以外はひたすらふざけてるだけ。でもそれが彼らなのかもしれないと思った。
30年近く、第一線で真剣にやりたいこと、悪ふざけを続ける。ビジネスだし、自分達だけのためだけでないのに
大人気なくあり続けるすごさ、かっこよさは感じた。
でも映画としてはストレートすぎる・・・もしかしてそれが大根監督の裏切りなのか?
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スタンリーのお弁当箱 5

2013-07-02 10:34:47 | タイムリーヒット
ハードルあげすぎた・・・。
今年トップクラスの良さで、自分のインド映画観を変えた「きっと、うまくいく」に続いてのインド映画。チラシで見た子どもの純真そうな表情やタイトルから、ほっこり系の作品を予想し、かなり期待が高かった。従来のインド映画と違うという点では、子どもの自然な表情を重視した撮影や素朴な感じなど、新しい点は見えた。でもすごく綿密に計算された「きっと・・・」のあとだったので、淡々としたストーリー展開が物足りなかったり、物語のベースにあるへヴィーな現実に気持ちが萎えてしまった。バカ受けした後に出て行く芸人さんのしんどさがちょっとわかる気がした。
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グッモーエビアン 6

2012-12-24 21:40:45 | タイムリーヒット
ロックでは全然ないけれど…。
いい年してブラブラしてるし、うざいくらいのテンションだけど誰からも愛される。大泉くんのためにあて書きしたような映画。それを好きか気に入らんかで評価は真反対だろうなぁ。幸せとか家族とか自由とか、いろいろ人によって価値観が違うものを考えさせられるストーリーだけど、それの判断基準を「ロック」に求めるのはちょっと時代遅れちゃうかなぁ?まあ彼らのちょい上世代の自分としては子供に対する親の気持ちとかはジンジン響いてウルッとはきちゃんたんだけど。もうちょっとロックならロックらしくしてほしかった。
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BRAVE HEARTS 海猿 6

2012-07-29 16:38:07 | タイムリーヒット
よおでけてんのよ、ホンマに。
前回が「LAST MESSAGE」終わったはずのシリーズが「大人の事情」?で、引退したプロレスラーばりにゾンビ復活。今回もROBOTらしい手堅い煽りと物語の構成で、素直に見ていたら感動できるように作ってある。いつもながら音楽は見事でよく出来てるなぁと思っていたら、一か所だけウルッと来た。海上保安庁や消防、警察など普段はバラバラの機関が救助のために連携、さらに救助船が足りないとわかれば沖に退避していた民間の漁船が無線で呼びかけて終結。「みんながひとつにつながる」「そうすりゃ、世の中捨てたもんでもない」震災後の出来事を意識したトピックスにちょっとやられてしまった。ただ、その計算にまんま乗せられるのはシャクなんだよなぁ。
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ガール 4

2012-06-01 13:38:07 | タイムリーヒット
男なら500円。
香里奈・吉瀬美智子に加え、向井理まで担ぎだした「女子ぃ向け」映画。4人のキャラクターに分けて、さまざまな女性の「あるある」を散りばめてある。
言われればわからんこともないけれど「はぁ、そうですか」という感じ。まとめのように入る香里奈の「女の子って…」みたいなナレーションがかなりウザい。
一番しっくりきたのが加藤ローサが言っていた「いい年してるのに現実を見ないで、「女子」とか言って、未完成なかわいいものを求めていることを正当化しているのって
気持ち悪い」的な一言。よぉ言った!!
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オレンジと太陽 6

2012-05-27 21:57:41 | タイムリーヒット
どちらかと言えばドキュメンタリーのような。
イギリスが19世紀から密かに1970年代まで行なってきた植民地への「児童移民」を暴きだしたソーシャルワーカーの実話。
映画もしっかり作ってあるし、俳優陣の演技も良い感じ。しかし、現実に起こった出来事の内容と、100年以上続けてきたその悲劇が「なかったことになっていた」
衝撃に心が揺れた状態では映画の方が霞んでしまったような気がする。
孤児だけでなく貧困層の親子を引き離し、お互いに「死んだこと」にしてオーストラリアでの強制労働。そこにどんな事情があって、なぜ教会がそれを仕切っているのか
全く理解できないけれど、少なくとも「人助け」「子供のため」だけでは説明がつかないだろう。移民たちの希望は「自分が何者なのか知りたいだけなんです」だけ。
そのために活動している主人公を妨害する教会支持者?や過去の不祥事をひた隠しにする政府。人間の良心と裏腹の醜さについて考えるいいキッカケになった。
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サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 6

2012-05-08 00:20:01 | タイムリーヒット
ちょっと戻ってみるかな。
インディーズ映画では異例のヒット作として名前は知っていたけど、見逃していたシリーズの最新作が公開されたと知って見に行った。
タイトル通り、埼玉のラッパーがどんどん転落して逃げ回る話だ。見ていて感じたのはちょっと前の「サウダーヂ」同様、地方の若者のあふれるパワーを持て余している焦燥感、うまく活用すれば形になるはずなのにそれを導く人や情報がないための空回り感。一丁前に先進国面してるけど、これが日本の現実なのかなぁって不安を覚えた。ただ溢れる情熱をたいして上手くもないラップにぶつける不器用な青年の成長物語を最初から見てみたいなという気にはなった。
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ヒューゴの不思議な発明 5

2012-03-17 23:34:05 | タイムリーヒット
いうならば、えなりかずきのような。
巨匠マーティン・スコセッシが2度目のアカデミー賞を狙い?映画愛を歌い上げた作品。
だけどそこを見透かされたのか、メインどころの賞は全部「アーティスト」にもっていかれ、技術・美術など周辺の賞にとどまった。
やはり気持ち悪かったのが、テーマである過去の映画、映画人へのリスペクトと、孤児が駅の隠し砦で機械仕掛けの人形を直すファンタジーの結合部分。
あんまり昔を懐かしむじいさんばかり出しても仕方ないのはわかるけど、外面だけ子供や夢のある話でごまかしても違和感でまくり。
どっちとして捉えても中途半端でしっくりこない物語になってしまっているのがとても残念だった。
あと人々の熱意や物理的な「からくり」で撮影していた時代をリスペクトという割には、バリバリCGで撮りまくるというのも矛盾がある。
そのへんが「不思議」な部分だったかなぁ。
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第4の革命 6

2012-02-17 23:56:44 | タイムリーヒット
幸せに対する責任。
ヨーロッパ中心に?起こっている化石燃料や原子力ではない再生可能エネルギー(風力とか太陽光とか)に関するドキュメンタリー。
地球規模で見たその利便性、必要性をアピールしている作品だ。その流れに抵抗する悪者として描かれているのは世界経済を牛耳り
既得権益を守るためなら汚い手をいくらでも使う世界の支配層の連中。彼らにとっては被支配層が電力自給によって力をもったら面倒なだけだし
自分の地位すら脅かされる。だからあらゆる手を使って潰そうとするけど、世界中の意識の高い人たちによってその牙城が崩されようとしている。
見ていて考えたのは生まれて今まで、世界的に見れば恵まれた状況に生まれ、高いレベルの意識を教育されてきた今の日本に暮らす自分たちの責任。
自分だけでなく、「みんなが幸せに生きる」世界のため、何をすべきか?改めて考え直すキッカケになった。
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麒麟の翼 ~劇場版・新参者~ 5

2012-02-12 01:26:26 | タイムリーヒット
で、これいつテレビでやんの?
もちろんドラマは未見、東野圭吾の原作も未読だったので、もしかしたら深い部分を読み取れていないのかもしれない。
でもそれにしてもこれはただの2時間ドラマでしょ。ミステリーとしての謎解きの部分、人情もののパーツである「断絶した親子」とか「身寄りのない施設の子」とか…薄っぺらい。
阿部寛もワンパターンだし、溝端くんや松坂桃李なんてコントかよ!みたいな演技。なんだったらCM入れるタイミングまで作ってあるような作品に金を払った自分がちょっと悔しかった。
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琉神マブヤー 6

2012-01-08 00:28:06 | タイムリーヒット
いんでないの?
おととしの夏、家族旅行に行った沖縄で海よりも美味しい料理よりも幼稚園児の息子たちがガッツリ食いついたのが、沖縄限定のヒーロー「琉神マブヤー」。
東京で作っているヒーローものと違い、地元を愛し、沖縄ののんびりした空気も反映された作風に親もまきこまれてしまい、TVシリーズのDVDをネットで取り寄せ
楽しんでいた。その作品が映画になると聞き、西宮ガーデンズへ。もちろん息子2人とだ。中身は簡単な説明はあるもののテレビのマブヤーを見ていたファン向けだ。
オタクチックな特撮ヒーローものを期待したらガッカリするに違いない。ロケは浜辺かちょっと広めの普通の公園。マブヤーが宿敵マジムンの怪人たちを倒すのに使うのは
必殺パンチだけで飛び道具やビーム系はゼロ。やられた怪人は爆発などせず「覚えてろよ~」と言いながら、さらに勝ったマブヤーですら「また会おう」くらいで、両者とも足で走って帰る。
でもこのゆるさ、そしてマジムンが狙いマブヤーが守っているのが、沖縄の自然や人々の心の中に残る伝統だというコンセプト。これが大人にもなんとも心地いいのだ。
映画版はキャストをガレッジセールはじめ沖縄出身の全国区タレントにしているが、根本的なノリは変わっていない。まあ、決して帽子を取らないISSAにだけは違和感を感じたけれど。
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エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン 6

2012-01-08 00:14:31 | タイムリーヒット
なんぼすんねん?
スペインにあった三ツ星レストラン「エル・ブリ」の裏側を追ったドキュメント。
営業は年のうち半分、45席というから、1テーブル4人としたらだいたい年間2000件くらい。
そこに年間200万件の予約が殺到してたってんだから尋常じゃない。
3時間のうちに36種類の料理を出すらしいんだけど、それは「世界で最も革新的なシェフ」が弟子と共に休業中の
半年間、研究に研究を重ねて編み出した毎年の新作料理ばかり。その開発風景は厨房でなく、実験室。
そして生み出されたモノは料理というか、作品。ただ見ただけでは味が全く想像できない代物だった。
料理ってなんだろう?素材の掛け合わせと加熱によるケミストリー?それとも人を驚嘆させるアート?
人それぞれ意見はあるだろうし、こういう世界があるんだというのは面白かった。
でも個人的にはあんなのを高いカネだしてありがたがってる自称食通の輩には糞くらえといいたい。
だって空腹気味だった自分が全く食べたいと思わない料理ばかり。どんだけカレーライスが恋しくなったか。
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マイウェイ 5

2011-12-21 00:41:40 | タイムリーヒット
やっぱ、大陸の人なのね。
「シュリ」「ブラザーフッド」とかの監督による大戦もの。抑圧した日本人と実力は上なのにそこに耐えた朝鮮人の友情のドラマ…ということにはなっている。
正直、画面はすごい。戦闘シーンのスケール、迫力あるカメラアングルはハリウッドと比べても全く遜色ない。でもハリウッドと同じく心にちっとも響かない。
序盤、徹底して悪者でセコい奴として描かれる日本人像に対しての反感はたしかにあるにしても、主人公が祖国に帰りたい、家族と元の生活をしたいというモチベーションのもとになる描写があまりにも貧弱。
動機のない犯罪や事件はどうしても登場人物に感情移入できないので、理解も共感も難しい。パターンとしてはよくできてるけど、上っ面にみえてしまうのはとても残念な作品かなぁ。
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マネーボール 5

2011-11-18 15:00:25 | タイムリーヒット
清武さんなら、どういうんやろ…。
何ともタイムリーなタイミングで公開されている「革新的だったGM」の物語だ。
それまでの常識を打ち破り、低予算で、結果を出したビリー・ビーンの奇跡は当時、原作で読んでいた。
それが10年近くたって映画化ということで、期待していたが…残念。日本や球界だけの話ではないが旧態依然の業界に新しいアイデアで斬り込むというのは、周りの反発も当然あるし、結果がでないと待っているのは悲劇。
だからこそ、そのアイデアの素晴らしさ、心中してもいい根拠がないと説得力がないのにこの映画ではなんの説明もない。
思い込みが強くて、行動が早いGMが気まぐれでオタクを気に入り、映画「メジャーリーグ」ごっこをやったらうまく行ったみたいに見えてしまう。また一応、野球映画のはずなのに野球のシーンがビックリするほど少ないのだ。
野球を知らなかったり、興味がない人には「プロジェクトX」的な楽しみができるのかもしれないが、野球が好きな人間にとっては、あまりにも野球への愛やその深さへの敬意が感じられないのでガッカリ。張本さんなら喝を入れてくれると思うけどなぁ。
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密告・者 5

2011-11-15 13:52:05 | タイムリーヒット
切れがあるのにスッキリしない。
ネット上のレビューで高評価だったので、ちょっと無理して見に行った1本。犯罪組織に潜り込んで警察に情報を流す密告者と刑事の話で、普通によくできてるんだけど何か盛り上がらない。どうしてだろうと考えてみると、同じような影を抱えたキャラばかりということ、それぞれを丁寧に描きすぎて誰が主役なんかわからなくなる、要するにメリハリがないのが原因だと気づいた。速球のスピードはあるが、変化球がないので一本調子が続く。それをスタイルといえばスタイルなんだろうが、あれじゃ打ち取れないよね。
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