アントマン&ワスプ 5

シュッとしてるね。
最小1.5cmにまでなれる小さなヒーロー、アントマンシリーズの続編。大きくなったり小さくなったりは、ドラえもんのスモールライトとかでもあるけど、あのムクムクって感じでなく、シュッと小さくなり、また次の瞬間元にもどる。スピード感がこの作品の面白さだし、今回は体以外のいろんなもののサイズも変えまくり！見たことがないアクションが堪能できる。ただ弱さといえばそれ以外の能力がないので、それほど強敵と戦うことができず、今回の相手もなんか輪郭がハッキリしない感じで、盛り上がりに欠けた。でも次を思いきりふって終わったから、そこで魅せてくれるんだろうな。

検察側の罪人 4

大変なんやろうな…。
実は同い年のキムタク。相変わらずボケというか遊びなしの2枚目。キムタク様に下手な料理を出せませんと、やたらと要素を詰め込んだので、結局なんなん？という消化不良な物語に。大熱演のニノが最後叫んでたけど、見てるほうがイライラするわ。

マンマ・ミーア ヒア・ウィ・ゴー 5

幸せやね～。
ラ・ラ・ランド、グレイテストショーマンなどミュージカル映画当たってるから、行ってまえ！と作ったと思われる続編。有名な3人のお父さんとの若かりし日のロマンスということだけど、話がペラペラであれじゃただのビッチだわ。歌もメインのマンマ・ミーアとダンシング・クイーンの二大巨頭が強すぎて、他の曲がつなぎにしか聞こえない。まあ、あえて言うならエンディングはよかったけども。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト 5

コーヒーはブラック派だけど。
トム・クルーズが56歳にしてはよく走って頑張ってるスパイ・アクションシリーズ。オープニングとかエンディングはホントにカッコいい。ただストーリーというかテロリストから世界を救っちゃう展開はいつも通りだし、これじゃ普通のアクション映画やん。このシリーズの魅力はアクションだけでなく、男心をくすぐるスパイ道具のはず。そういうワクワクがすべてスマホとi-padに吸い込まれちまった。4次元ポケットなしのドラえもんなんて、見たくないでしょ。

劇場版コードブルー 4

はい、私が悪うござんした。
10年いろいろ引っ張ってきたシリーズを終わらせるための劇場版。一度も見たことがない自分が行くべきじゃなかった。それぞれの役者にちょっとずつ見せ場を作るためのエピソードの段積みはメリハリに欠けるし、やたらと若い救命チーム、緊迫感が薄く私語の多い現場など、リアルとは程遠い。あとずっと2の線と昏睡で寝てるだけの主役って、どうよ？

インクレディブルファミリー 6

ええ話やん。
前作は聞いてビックリ14年も前。X-menみたいな超能力を持ったスーパー家族が活躍する物語の続編。もちろんフルCGだからアクションシーンはお手のものなんだけど、ヒーローものの基本的な流れはなぞりつつ、そこに仕事と子育て、ジェンダー、反抗期、依存などいろんな問題をきれいにミックスした脚本が素晴らしい！あと本編の前の短編、baoも染みたなぁ。

センセイ君主 5

場違いはわかってます。
普段なら200%パスする映画だけど見に行ったのは、タダ券があったのと、浜辺美波が出ていたから。夏休みの女子中学生が連れだって見に行きそうなベタベタのラブコメ。女子の中におっさん一人、そぐわない空気にも耐えて最後まで見られたのは、ただただ彼女が可愛かったから。膵臓の時と違うコメディエンヌな感じに最初は違和感あったけど、そのうちそんなことどうでも良くなってくる。あかん、そんな顔見せたら惚れてまうやろ。