牛の目にも涙…。
韓国で大ヒットしたドキュメント。と言っても出てくるのは79歳のじいさんと73歳のばあさん、そして寿命の倍の40歳くらい生きているというばあさん牛だけ。足が悪いにも関わらず、農薬も機械も使わず牛の力だけで米を作り、毎日牛のための草を山ほど刈りにいくじいさん。「私より牛が大事なんだから…」文句をタラタラ言いながらもじいさんについていくばあさん。そして首の鈴を鳴らしながら2人を乗せたリヤカーを黙って引く牛。そんな奇妙な三角関係を淡々と紡いでいくだけの作品だ。劇的なことは何も起こらないし、生活もギリギリ、傍から見たらしんどいだけのはずなのに、どこか幸せそうに見えるのはなぜだろう。お互い何より大事に思い、必要とされ、決して「代えのきかない」関係。都会にいると希薄で貴重なモノを見せつけられ、畏敬とか感謝の念を感ぜずにいられない。こんな作品が単館から始まってキチンとヒットするんだから韓国はちゃんとしてる。ヒット作品というとヤンキーが意味なくケンカしたり甲子園目指したりする国とはだいぶ違う
わ。
韓国で大ヒットしたドキュメント。と言っても出てくるのは79歳のじいさんと73歳のばあさん、そして寿命の倍の40歳くらい生きているというばあさん牛だけ。足が悪いにも関わらず、農薬も機械も使わず牛の力だけで米を作り、毎日牛のための草を山ほど刈りにいくじいさん。「私より牛が大事なんだから…」文句をタラタラ言いながらもじいさんについていくばあさん。そして首の鈴を鳴らしながら2人を乗せたリヤカーを黙って引く牛。そんな奇妙な三角関係を淡々と紡いでいくだけの作品だ。劇的なことは何も起こらないし、生活もギリギリ、傍から見たらしんどいだけのはずなのに、どこか幸せそうに見えるのはなぜだろう。お互い何より大事に思い、必要とされ、決して「代えのきかない」関係。都会にいると希薄で貴重なモノを見せつけられ、畏敬とか感謝の念を感ぜずにいられない。こんな作品が単館から始まってキチンとヒットするんだから韓国はちゃんとしてる。ヒット作品というとヤンキーが意味なくケンカしたり甲子園目指したりする国とはだいぶ違う
わ。