今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

今日も嫌がらせ弁当 6

2019-06-29 21:07:12 | ノーヒットノーラン
中身はなんだっていいんだな。
シングルマザーと反抗期の娘の3年間の争いを「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の監督が映画化。いろいろ手段やツールはあるけど、結局母の大きな愛の前では無力だわ。憎たらしくて、憎たらしくて、堪らなくいとおしい子ども。うざくて、口うるさくて、でも甘えたい母親。そこのスイッチ入れられちゃったら、そりゃ何であれ泣くわ。
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スパイダーマン ファーフロムホーム 5

2019-06-29 00:33:36 | ノーヒットノーラン
お土産こわすなよ。
いつの間にかアベンジャーズの青春胸キュン部門担当になってしまったスパイダーマンの最新作。タイトルつけるなら「スパイディのドキドキ修学旅行」みたいな感じ。とても子どもっぽくて見てられなかった。そこにうっすらアベンジャーズの残骸を残した感じだけど、次へのフリも「どうしよう!正体バレちゃうマル秘大作戦」みたいな感じだと、見たくないなぁ。
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光のお父さん 8

2019-06-28 14:54:39 | ノーヒットノーラン
完敗だぴょん!
不器用で仕事一筋の頑固オヤジと息子の物語だ。全く会話がなく、お互い何を考えてるかわからなかった二人。でもオンラインゲームに息子がオヤジを誘い、他人のふりをして近づいたことで変化がおこる。他人だから話せること、身内には絶対話したくないこと。父親としても息子としても思い当たる節がありすぎて、全俺が泣いた。息子にも是非みてほしいと思って、友達のぶんまで前売り券買ったのに…。
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ウィーアーリトルゾンビーズ 3

2019-06-24 23:30:42 | ノーヒットノーラン
やりたいことをやりきったのはすごいけど。
電通のCMプランナーが作った映画。あまり見たことがない文法で作ろうとしているのはよくわかった。ただ風変わりなだけで、それが面白いに繋がっているかは大いに疑問だった。CMなら「なんか、変」のインパクトだけで勝負できるのかもしれないけど、2時間の映画はやはり別物。誰にどんなことを感じてほしいのか?あれくらいの子を持つ親としては、オトナの存在感としても、コドモの冷めきった感じとしても、寂しく不快なモノしか残らなかった。
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泣くな赤鬼 5

2019-06-17 23:39:12 | ノーヒットノーラン
泣けと言われると…。
大好きな重松清の短編の映画化。かつて赤鬼と言われた野球部の鬼顧問と、ドロップアウトしたOBの予想通りの物語。熱演というけれど、いつもと同じな主演2人の演技。本来なら泣くところなんだろうけど、露骨だと逆に覚めちゃう感じ。劇的なことは起こらないけど、心の機微に触れる。それが重松作品の良さだと思うんだけど。
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メンインブラック インターナショナル 6

2019-06-15 18:30:52 | ノーヒットノーラン
普通に面白い。
調べてみたら、1作目は22年前。生まれた子どもが就職するくらい時間が経ってもあまり古さを感じさせない設定は、懐かしくも楽しい。時代を反映してか女性が主役だったり、コメディリリーフ的なキャラを入れてきたりしてるけど、このシリーズの基本的な面白さは宇宙人たちの想像の上を行く造形やキャラクターにあると思う。そういう点では人間側の話が多すぎたかな。地球を救うとかどうでもいいから、もっとたくさんスゲえ宇宙人見たかったなぁ。
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ゴジラ キングオブモンスターズ 7

2019-06-14 12:52:07 | ノーヒットノーラン
いてまぇ!
4年前のゴジラ、2年前のキングコングの続きのモンスターバースシリーズ。今回はキングギドラ、モスラ、ラドンが登場して、派手に怪獣大戦争。しかもちゃんとこれまでの作品へのリスペクトを感じる出来なのでひたすら楽しい。彼らの前では虫けらのような人間だけど、今回は音波みたいので怪獣をコントロールしようとする。小賢しい真似はやめろ!なぜか人間の味方をしてくれるゴジラ様に任せておけばええやん。長くなる原因の人間側の都合はほっといて、次はキングコングと思いきり戦ってほしい。でも、違う展開かな(笑)
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スノーロワイアル 6

2019-06-14 10:53:41 | ノーヒットノーラン
みんな水に流して…。
息子を殺されたリーアム・ニーソンが、ギャング組織に復讐する物語。普通のオヤジなのにバンバン「処理」していく。でも普段みたいに鬼気迫る感じではなく、随所にブラックユーモアがちりばめてあり、笑った。ただ、だからどう?という部分もある娯楽作かな。
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町田くんの世界 5

2019-06-10 20:30:57 | ノーヒットノーラン
サイエンスちゃうけどSF。
人のことばかり気にしてくれる親切すぎる少年。男前なのに不器用で自分が恋する気持ちはわからない。その設定が22世紀から来たネコ型ロボットとか、遠い遠い銀河の果て見たいな物語になることが、ちょっと寂しい。周りの人間はキレイすぎるけど懸命な町田くんに感化されて、大事なことを再発見していく物語。そこに乗り切れれば楽しかったのかもしれないけど、今の精神状態では無理やった。見ているうちに理想と現実のギャップにどんどん引いてしまう。あとラストの風船のくだりは画竜点睛を欠くわ。
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居眠り磐音 5

2019-06-08 18:45:47 | ノーヒットノーラン
普通には面白かった。
松坂桃李主演の時代劇。剣先を下げ、脱力した感じだけどまあまあ強い磐音。不運が重なり、浪人になり、許嫁とも寄り添えぬ運命に…て、これよく見たら前振りやん!
松坂桃李のファン層とシリーズものの時代劇がマッチするかはわからないけど、何本か作るんだろうなぁ。悪役側のわかりやすい造形には笑ったけど。柄本明、和風ジョーカーみたいやったもの。
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沈没家族 5

2019-06-08 11:19:14 | ノーヒットノーラン
家族って、なんやろ?
シングルマザーの斬新な作戦「うちの息子を一緒に育てませんか?」に賛同して集まった人たちに8ヶ月~8歳くらいまで育てられた青年が、大人になってその人たちに会いにいくドキュメント。彼の親が自分と同世代で、つい20年くらい前の出来事だったことに驚いた。事実だから仕方ないけど、ちょっと残念だったのが沈没家族自体が彼が「子ども」だった時代だけだったころ。少年・青年期にどんなことを感じるのかを知りたかったというのは贅沢か。ひとつ印象に残ったのはカントクが言っていた「母には人に頼れる才能があった」という言葉。別に放棄したわけでなく、人に委ねる。そのためには信頼が必要。子育てを肉親"だけ"で抱える必要があるだろうか?自分の産んだ子だけに責任があるんだろうか?困った時はお互いさま。そうなふうにならへんかなぁ。
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さよならくちびる 5

2019-06-06 22:13:25 | ノーヒットノーラン
令和の音楽映画だなぁ。
門脇麦と小松菜奈が解散間近のフォークデュオを演じ、曲が秦基博とあいみょん。物語や演技より歌が強い。それは音楽映画で悪いことではないけど、その曲を作った(設定の)登場人物があんな謎と影だらけじゃ共感できない。それぞれ都合があってギターを弾いてる、そりゃそうだろうけど、それも聞き手には関係ない。「小さな恋のうた」のほうがまだ響いたのは昭和生まれだからなのか?
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小さな恋のうた 5

2019-06-05 21:54:08 | ノーヒットノーラン
ターゲット、俺たちだよね。
モンゴル800の名曲をモチーフにした青春バンドもの。沖縄の基地問題を絡め、一捻りしてあるけど、基本的には青春の輝きとちょっと懐かしい音楽で、我々おっさんの心を揺さぶってくる作戦だろ、おい。今の10代には曲もキャラクターも多分刺さらない。ただ昭和終わり~平成初期の元高校生にはジンジン来るやろな(涙)
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