今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

そして、バトンは渡された 6

2021-10-29 18:40:56 | ノーヒットノーラン
バトンゾーン、オーバーしたかな?
4度も苗字が変わった少女を巡る血の繋がらない家族の物語。感動ストーリーと謎が解けていくミステリー要素を絡めてあったけど、タネあかしが遅すぎて気持ち悪いまま、かなりのところまで進んでしまった。だから泣かせどころに突入してもイマイチ感情移入がたりないままだった。でも田中圭の必死な父親役はよかったなぁ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロン 僕のポンコツボット6

2021-10-27 13:24:31 | ノーヒットノーラン
友だちかぁ…
子どもたち一人一台、友だちと繋がり、遊ぶためのボット。でも友だちのいない主人公のところにようやくやってきたのはネットにも繋がらない不良品だった。あとはほぼE.Tパターンで進む物語だけど、ボットたちは現実のスマホそのものだし、それに踊らされている自分たちオトナに刺さるところもたくさん。友達ってなに?何が幸せ?いいね!ってそんな大切?スマホ社会って怖くない?親子でそれぞれ捉え方がちがう良作だと思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋根の上に吹く風は 7

2021-10-26 19:01:08 | ノーヒットノーラン
任せ、信じ、見守る。
鳥取にあるサドベリースクールのドキュメンタリー。何をやるかは子供の自由。ルールも全員で話し合って決める。子供たちの生き生きした表情もだけど、世話焼き加減について悩むスタッフに目が向かずにはいられなかった。難しいよなぁ。感動したのが、喫茶店をやりたいと言い出した女子グループの成長。見ながら浮かんだ「任せ、信じ、見守る。」オトナにとってはホントに辛いけれど、それが一番子どもを伸ばしてくれると思う。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

007 ノータイム・トゥ・ダイ 5

2021-10-23 20:53:09 | ノーヒットノーラン
引退興行やね。
6代目ボンドのダニエル・クレイグがラストを飾った作品。この時代でもスイッチとかつまみだらけのワクワクする道具を操るアナログエージェントが、巨悪と戦い、ライセンスをいいことに殺しまくる。なんか型どおりの作品で、いつもどおりだけど、ただただ長い。3時間はないわ…。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かそけきサンカヨウ 5

2021-10-18 22:13:30 | ノーヒットノーラン
これじゃ、お腹すくなぁ。
今をときめく今泉力哉カントクの新作で、注目の志田彩良ちゃん主演と聞いてチェックしにいったけど、お腹が痛い時の野菜スープみたいな話で、優しいけど物足りない。淡く儚げだけど実は強い主人公はええけど、周りもみんなおんなじトーンだと退屈する。カルビみたいな阿部寛はやりすぎだけど、あのイソッブみたいな彼は何とかならんかったのか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燃えよ剣 4

2021-10-17 18:48:59 | ノーヒットノーラン
司馬遼太郎さん怒るでしかし!
岡田准一が土方歳三を演じただけ。鈴木亮平の近藤勇や伊藤英明の芹沢鴨なんかは迫力あってよかったけど、それ以外のキャストが…目ヂカラはあるけどちっちゃくて強く見えないトシさんを引き立てるだけになってるからな。あと原作でも上下巻の大作をやるには取捨選択しないと。2時間半やってもナレーションであんだけ話すすめたらあかんわ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人と仕事 5

2021-10-16 22:00:13 | ノーヒットノーラン
企画はよかったけど。
もともと保育士の映画に出演する予定だった志尊淳と有村架純。コロナで撮影が中止になり、空いた時間を使って保育士はじめいろんな仕事の人にインタビューしにいったのをまとめたドキュメント。コロナでいろんな人が自分とむきあわざるをえなくなった時代を記録、著名人を使うことで興行的にも計算できる作品にという、コロナだから実現した企画としては素晴らしいと思うし、期待してた。
ただそこまでだったかなぁ…。インタビュー下手、人間関係も構築できていないので上っ面のコメント、コロナ禍の辛さに引っ張られた仕事観。人選もかわいそうな人にバイアスがかかる。24時間テレビ的な方向に持っていかなければならない意図が感じられて残念だった。コロナ?それどころちゃいますよ!とかウハウハですわ!みたいな人もいるはずだし。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウンド・オブ・メタル7

2021-10-06 17:41:32 | ノーヒットノーラン
あたりまえの、ありがたさ。
突然耳が聞こえなくなった、メタルバンドのドラマーの苦闘の物語。聞こえなくなっていく過程、その後の葛藤、手術をしたあとの無理やりな聴覚。それを音をしっかり作って疑似体験させてくれるから、ズシンと響く。たまたまだが、先日右手首を骨折し、うまく動かせない。そしてコロナのせいで生活のいろんなとこらろが不自由なままだ。それまであたりまえだった普通のことができるありがたみを強く感じ、感謝したい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

由宇子の天秤 8

2021-10-01 21:36:06 | ノーヒットノーラン
縫合した腕のキズより、胸がピリピリ痛んだ。
見終わって、今度は鈍痛が襲ってきた。「司法が許しても社会が許さない」「お前はどっち側の人間なんだ」「自分が楽になりたいだけ」セリフが刺さる。生きていれば、日々いろんなことを天秤にかけている。何が天秤を傾けるのか?逆転したらどうなるのか?当事者と傍観者、マスゴミと視聴者、善と悪。見終わった人と語りたい、ハイボール飲みながら。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする