アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

福蔵寺ご縁市に出ました

2011-08-07 11:13:43 | イベント記録
7月31日(日)、豊田市旧旭町の福蔵寺で市が開かれました(コチラ→)。主催は、この福蔵寺に住んでいるM-easy の若者たち。地元の人たちの協力を得て開いた、はじめてのイベントです。

  アンティマキも、山深い里のこのささやかな縁日に参加しました。

  急な坂を登ると、あまり広くない境内に種々様々なお店が。アンティマキの左隣には、この春、豊田都市農山村交流ネットワークのお祭りのときにお見かけした男性が、植木鉢を売っていました。彼は豊森なりわい塾のメンバーで、ネットワークのお祭りの折は、自家製の椿油を売っておられた方。碧南市から来られました。

  右隣は、旧小原村でカフェ兼骨董店を営んでいる梅乃屋さん。おいしい漬物と一緒に、手製の石窯で焼いた大きなパンも並んでいました。本堂の中にも、西村自然農園、旭地区で野草料理などの講習会を行っているIさんほか、何軒もの小さなお店が並んでいました。

  この日、持っていったのは、穀物クッキー3種とこねないパン2種にくるみと黒糖のスコーン。小さなお祭りなのでちょっと量が多すぎたかなと心配していたのですが、見事完売! 前にグリーンママンの市の折に買ってくださった方や、どんぐり横丁で買ってくださっている方も見えて、うれしかった。遠く、安城からいらした方もおられました。いっしょに販売した三木和子さんのコンフィチュールも好評。とくに、金柑ジャムが一番よく売れました。

  M-easy が飼っているヤギが境内を闊歩。こどもたちが喜んでいました。途中ちょっとだけ夕立に見舞われましたが、そのあとは夏空に。日差しは強いけれど、境内は涼しくてのんびりのどかな縁日になりました。

  「福蔵寺ご縁市」と書かれた垂れ幕は、主催者側のSさんたちが私の工房で柿渋染めしたものです。字は、布が乾いてからアクリル絵の具を使ってSさんが書きました。柿渋染めは、いったん染めたあと何日も日に干し、またさらに染め重ねて気に入った色にするのですが、なかなかおもむきのあるいい色になりました。よかった。

  Sさんのおかあさんが作った、もんぺとブラウスを買いました。。もんぺはウールの着物をほどいてつくったそうです。もんぺにはしないでよそいきになりそう。ブラウスは麻。とても気持ちがよくて、買ってからたびたび着ています。

  この縁日、これからもたびたび開きたいとのこと。静かすぎるほどの山里が、ひとときでもにぎやかになるのはうれしいことです。今度もまた出店したいと思っています。

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