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体育倉庫の乱。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第8話 感想(コミックキューン2021年1月号)

2020-12-08 | コミックキューン
なるほど(笑)。







今月のテーマは体育倉庫でした
うん、
今までの人生で体育倉庫に閉じ込められた事なんて一度もない(笑
しかし、ことラブコメに於いてはむしろ日常茶飯事なのであった~というお話でしたね
恐らく(作者さんの)世代的にいちご100%とかスクールランブルかなぁ。って読んでて思いましたが、
まあでも男の子にとったらある種のロマンですよね・・・
自ら、
「自分と体育倉庫に入る時は気を付けろ」と多少勝ち誇ってる様な櫻子が面白かったです
っていうか、
ラブコメのキャラがそういう風に自身をラブコメのキャラって認識してる時点で斬新ですよねえ。




カワイイ。



もう体育倉庫に閉じ込められる事に「慣れてる」みたいで(そんな事に慣れるなよ笑)、
最初っから余裕な上に(夏樹が)早く出たがる事に対してムカッと来るくらいの櫻子のペースが面白い
でも、
まあ何となく一刻も早く~的なテンションに「自分と居るのは嫌?」って思う気持ちも分かる
そこから自然とラブコメっぽい雰囲気に繋げる流れも非常に巧い構成だったかな、と。
 出だしは登場人物本人がネタにするくらいのラブコメパロっぷりだったのに、
途中からごくごくナチュラルな流れで今度は素直に誠実なラブコメっぷりを表現出来てしまう、
そんな構成力の妙が実に見事な8話目に仕上がってたな~と感じました。

だって、
序盤数ページは完全に茶化しに来てたのに、
中盤でいきなりど真ん中のラブコメにシフトするっていう・・・
ネタとしても面白いし普通にラブコメとしても面白い~というのは本当凄いですよね
最初の方クスクス笑ってたのに、気が付けば純粋にニヤニヤ出来る流れに仕上がってますからね
「はいはい、ラブコメあるあるね。」モードから、
急転直下で恋する乙女と化し紅潮する櫻子はめっちゃ可愛かった!!
これだからこの漫画好きなんだよな~、としみじみ思いましたし、
ラブコメの茶化しと、
ラブコメそのものを楽しめる作中観が今月も冴えてるなと読んでて感じましたね。
 ただ、
その後、
告白のタイミングで体育倉庫が開く~ってオチは、
そうそう、少年誌のラブコメって絶対にこうだよね!という印象で(笑
あるあるから入って素直にグッと来るラブコメ展開して最後またあるあるに戻る~とかね
色々な意味で面白過ぎだろ!と今月号も個人的にかなり夢中になって読まさせて頂きました。
逆に言えばラブコメあるある漫画です、って表現してるからこそ、
そういう展開も純粋に笑えるのかな、とか感じましたね。
 でも、
ドキドキしまくって顔赤らめてる櫻子にこっちもドキドキしたのもまた事実
最近は夏樹が積極的なのもあってよりこういうシーンが楽しめる漫画になってて益々イイ感じです。。




やっぱり可愛い。。



でもなんか、
帰ってからニマニマした表情で一日を振り返ってる櫻子もむっちゃ可愛くてね、
基本的にラブコメのあるあるをネタにしている漫画になってると思うけど、
正直「それ」は「それ」で・・・
長く作品を楽しめる。という確かなメリットがあるんじゃないのかな~とかふと感じたりしました
何が言いたいのかというと、なんだかんだで“ラブコメ愛”を感じる漫画になってるかな、と。
最後の日和る、ってオチもラブコメにはよくありがちなパターンだったりして、
想像以上に作者さんラブコメに精通してるな・・・!とも思いました
今月だけで相当数のあるあるを投下してますからね、
ラブコメに精通してなきゃ、
ここまで描けんでしょ!とは思うし、
だからこそ素直にニヤニヤ出来る漫画に仕上がってるのかなって感じられた最新話でした。
いやー、今月の櫻子もえらい可愛くて非常に良かったです・・・!(超笑顔)。








最後に、
今月26日に待望のコミックス1巻が発売されます
そして、次号は遂にキューンの表紙を飾ります・・・!!
正直水着ポスターに抜擢されなくても、表紙は絶対飾って欲しいと願ってたので、
なんとか初表紙まで漕ぎ着けられていちファンとしてはとっても嬉しいですね。
 その上、
コミックスの店舗別の限定版の特典がとてもエッチで素晴らし過ぎる・・・!
ので、発売日が近づいたらまた特集などもしてみたいです。
よしんば出来なくても購入記事くらいは書きたい。
まずは無事に手に入れられますように!