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剣十字の絆。/ノケモノたちの夜 第64夜「残したいもの」

2020-12-23 | ノケモノたちの夜










剣十字って言うのは元々マルバス達と敵対する組織だったはずですけど・・・
今週の内容読んでると、率直に言って憎めない、むしろめちゃくちゃ良い奴らだな。。って感じました
市民を悪魔から守るのは勿論のこと、仲間だって大切にするし、仲間を傷付けられたら憤怒するし。
イベルタの団長に対する情を含めて見事なまでに信頼で成り立っている、
上に立つ人間がしっかりと出来ている組織だなと思いましたね。
それに、
彼女らの中には絶対的な正義があって、
それに基づいて行動してる辺りは素晴らしいものがあるな、と・・・。
決して悪い人たちじゃない、あくまで絶対的に人間の味方なだけなんだなあ。と思うと、
ちょっと複雑な気持ちもありますが、
取り敢えず傷付けられた仲間の分まで決死の覚悟で戦うイベルタは格好良かったです。

それと、
アスタロトも良かったですね(笑
アレックスさんが出て来た時、めっちゃセクシーさを感じてたんですが、
よくよく考えてみればアスタロトが先に出てたんだった・・・とか読んでて思いました
アスタロトも正直誰の味方なのかずっと前から分からない状態ですけど、
ただまあ、
良い契約を貰えれば例え人間の側についても構わない感じもする
というかそこまで同族意識が高くないのであんまりこだわりも無さそうなんですよね
ルーサーを庇って上手く動けないダンタリオンの描写も納得があって面白かったし、
ならば実質2対1みたいなもの・・・っていうのも正直盲点でしたね
まさか、
アスタロトの存在に「頼もしさ」を感じるとは思っても無かったので、
“オンナ同士”の見事な戦いっぷりに何となく熟練の凄味を受けたりもしたのでした
副団長の歴戦の経験を活かした「強さ」というプライドにも似た表現が、
読んでて「おおーっ」と思わせられましたね。





セクシーだ・・・。(ゴクリ)←←←



ただ、
ダンタリオンとルーサーの間にも妙な絆が出来てる気がする
具体的に書くと共に戦い勝ち誇りその喜びを共有する戦友・・・みたいになってないかな?
というかルーサーが完全に悪魔側の人間になってるんでこれはこれで一つの絆みたいな気がして来た
そして、
ルーサー自体の意識に正義とか悪だとか、
そういう概念自体も正直無くなって来た感覚がありますね
ただ一人の戦場の兵士として戦場で死にたい、、、それだけな気がする、し、
その上でそれは悪魔側でしか得れないカタルシスだったような気も・・・しますね
内心、自分をこんな戦闘狂にした事自体に恨みを持ってそうな気もするし、
純粋に命を懸けた攻防でしか愉悦を感じれなくなってしまった感じもする

そう、
ルーサーとダンタリオンも、
サイコパスだけど「下衆」ではないので、
ぶっちゃけ読者としても中々憎みづらい部分もあるんですよね(笑
いや、
勿論マルバス達及び剣十字には勝ってもらいたいんですけど、
所謂「そういう人種」なのかなぁ、って観念している部分もあります
文字通り死ぬ覚悟でめちゃくちゃにしに来た悪魔たちの侵攻、
防ぐには、
イベルタもまた死を覚悟するしかない気もしますが・・・はて、どうなるか?
アスタロトもこんな所でやられるキャラなんだろうか?という疑問もありますが、
その答えと行方はまた来年見守らせてもらおうと思います・・・!!
噛ませになるのかもしれないですけど、
でも、
やっぱり、
剣十字の皆さんを「今は」応援しています。。







そういう訳で、
今年から始めたノケモノ感想、
年内最後でした。
これね、
ダイアナ編で号泣しちゃった事が(感想を)書かざるを得ない要因だったんですけど、
結構予定外の開始だったんですよね笑
でもやっぱり今サンデーで最も続きを気にしてる漫画なのは事実なので。
また、来年も少しでもクオリティの高い感想書けるように頑張ります・・・!




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