2008年/米/ジョン・ファヴロー監督/ロバート・ダウニー・Jr ジェフ・ブリッジス テレンス・ハワード グウィネス・パルトロウ ショーン・トーブ
2011年2月20日 テレ朝日曜洋画劇場
【あらすじ】
軍事企業の社長さんトニー・スターク(ダウニー)が、デモ販売先のアフガンで拉致られた。拉致ったゲリラは、トニーにクラスター爆弾製作を要求。トニーは攻撃を受けた際の爆弾の破片が胸に刺さっていて、同様に拉致られていたインセン(トーブ)によって電磁石を埋めて破片が心臓に届かないよう胸に処置を施されていた。
ここでトニーは、長らく眠っていた工学オタクの血が覚醒!爆弾を作るための材料で、なんとパワードスーツを作ってしまった。銃弾を弾き、火炎放射で攻撃、空まで飛んだ…と思ったら落っこちた。ともかく脱出には成功して、無事帰宅。
金のある天才オタクは止められない。企業経営はそっちのけで自分が装着するパワードスーツの作成に没頭し、よりスマートでカッチョいいオタク仕様のスーツを完成させた。
一方その頃アフガンでは、旧スーツを回収したゲリラがこれを元にやっぱり改良型を作成。黒幕はトニーの親父さんである先代社長の片腕オビー・ステイン(ブリッジス)で、胸の電磁石を取り合ったり空中戦に持ち込んだり肉弾戦を展開したり!
ロバート・ダウニー可愛い~。ひょ~。しかし、こんなポジションにいるなんて不思議だなあ。ついこの前まで、「トロピック・サンダー」だったのにねえ。ということは何かい。何かの拍子にロブちんがヒーローをやる日が来ることもある…わけないか。やってほしくないし。おチビちゃんには無理よね(じゃアダムはあり得るってことか)。
シナリオは、マーヴェルらしくいかにもなオタク風味。今回は誕生編だが、またこの風味に食い付いてる敵が現れる「2」は更にオタッキーと見た。どうせハインラインの「宇宙の戦士」に心酔してて、機動歩兵のスーツをパクったんだろうが。散々ネタに使われてきた今更感を、<中身は中年大社長>の目新しさで補うか。オタクの発想だから、筋トレとかはしないでスーツ頼みなのも分り易い。あ~あ、この役、ニコラス・ケイジがやりたがったに違いない。
オタク故に、こまごまとしたどうでもいい設定で物理的に現実味が出るようなコジつけをすることには余念が無い。ところがこれが、映画のネタとしてはとてつもなく退屈なのです。
どうせ人体の限界を超えた加速度で飛ばしちゃうんだから、理屈とかシステムとかどうでもいいと思いませんか?最初から「ウィ~、ガシャン、ガシャン!アイアンマン!トウッ!!!」で良かった。誕生秘話とかは、ぶっ飛んでる合間合間にそれとなく挿入しとけばいいんであってさ。
でも偉い人がヒーローっつーのは面白いな。「沈まぬ太陽」で、渡辺謙とか石坂浩二とか、はたまた加藤剛なんかが突然パワードスーツ装着したら…、なんて妄想をしてしまいました。
ところで、ジェフ・ブリッジスがあんな役をやるなんて…どういう発想だ。言われなかったら絶対気が付かない!そしてまた、三浦友和だったら超面白い!
2011年2月20日 テレ朝日曜洋画劇場
【あらすじ】
軍事企業の社長さんトニー・スターク(ダウニー)が、デモ販売先のアフガンで拉致られた。拉致ったゲリラは、トニーにクラスター爆弾製作を要求。トニーは攻撃を受けた際の爆弾の破片が胸に刺さっていて、同様に拉致られていたインセン(トーブ)によって電磁石を埋めて破片が心臓に届かないよう胸に処置を施されていた。
ここでトニーは、長らく眠っていた工学オタクの血が覚醒!爆弾を作るための材料で、なんとパワードスーツを作ってしまった。銃弾を弾き、火炎放射で攻撃、空まで飛んだ…と思ったら落っこちた。ともかく脱出には成功して、無事帰宅。
金のある天才オタクは止められない。企業経営はそっちのけで自分が装着するパワードスーツの作成に没頭し、よりスマートでカッチョいいオタク仕様のスーツを完成させた。
一方その頃アフガンでは、旧スーツを回収したゲリラがこれを元にやっぱり改良型を作成。黒幕はトニーの親父さんである先代社長の片腕オビー・ステイン(ブリッジス)で、胸の電磁石を取り合ったり空中戦に持ち込んだり肉弾戦を展開したり!
ロバート・ダウニー可愛い~。ひょ~。しかし、こんなポジションにいるなんて不思議だなあ。ついこの前まで、「トロピック・サンダー」だったのにねえ。ということは何かい。何かの拍子にロブちんがヒーローをやる日が来ることもある…わけないか。やってほしくないし。おチビちゃんには無理よね(じゃアダムはあり得るってことか)。
シナリオは、マーヴェルらしくいかにもなオタク風味。今回は誕生編だが、またこの風味に食い付いてる敵が現れる「2」は更にオタッキーと見た。どうせハインラインの「宇宙の戦士」に心酔してて、機動歩兵のスーツをパクったんだろうが。散々ネタに使われてきた今更感を、<中身は中年大社長>の目新しさで補うか。オタクの発想だから、筋トレとかはしないでスーツ頼みなのも分り易い。あ~あ、この役、ニコラス・ケイジがやりたがったに違いない。
オタク故に、こまごまとしたどうでもいい設定で物理的に現実味が出るようなコジつけをすることには余念が無い。ところがこれが、映画のネタとしてはとてつもなく退屈なのです。
どうせ人体の限界を超えた加速度で飛ばしちゃうんだから、理屈とかシステムとかどうでもいいと思いませんか?最初から「ウィ~、ガシャン、ガシャン!アイアンマン!トウッ!!!」で良かった。誕生秘話とかは、ぶっ飛んでる合間合間にそれとなく挿入しとけばいいんであってさ。
でも偉い人がヒーローっつーのは面白いな。「沈まぬ太陽」で、渡辺謙とか石坂浩二とか、はたまた加藤剛なんかが突然パワードスーツ装着したら…、なんて妄想をしてしまいました。
ところで、ジェフ・ブリッジスがあんな役をやるなんて…どういう発想だ。言われなかったら絶対気が付かない!そしてまた、三浦友和だったら超面白い!
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