ワールド・ウォーＺ World War Z

2013年／米／マーク・フォスター監督／ブラッド・ピット　ミレイユ・イーノス　ファナ・モコエナ　ダニエラ・ケルテス
2016年2月19日 日テレ金曜ロードＳＨＯＷ！

【あらすじ】
世界はゾンビ化ウィルスによってパンデミックした！　いろいろあった末、元国連職員のジェリー・レイン（ピット）は家族ともども国連の指揮艦空母アーガスに避難する。しかしワクチン製造の可能性を見出したウィルス学者ファスバックを、韓国のハンフリーズ米軍基地に護送する任務を請け負ってしまう。
ここから始まるジェリーの救世世界旅。エルサレム！ウェールズ！ゾンビの特性を見抜き、果たして世界を救うことはできるのか…！？

ブラピ主演作として最も興収を得た作品となったそうな。
あんなビッグスターが、この映画で！？　世界のみなさんて、ひょっとして私が思っている以上に終末願望があるのかしら。割と頼もしい。
さてゾンビである。
いつの頃からか、ゾンビは緩慢さを失い猛ダッシュするのが当たり前になった。
なんつーかこれ、不気味さ半減なんだよね。個人的に。撮影技術が進歩した故の特性かもしれないけど、日の光の下で元気いっぱいなんて、人間でいた頃より健康的で積極的じゃない。みんなでゾンビになってしまえば、世界は逆に平和になるんじゃないかとも思ってしまう。スペース☆ダンディだな。
でもひょっとしたら、実は実在しているゾンビが、俊敏さを獲得したことを反映しているんじゃないだろうか。とか思い始めたら結構面白いかも。
今作では、大統領もゾンビになったという報告が入っていた。んじゃー何？アイドルも、アスリートも、吉永小百合もゾンビになってるよ、な？
そいつらを見せてくれればまだ面白くできたはずだ。つーかブラピをゾンビにしろ！