バレットモンク Bulletproof Monk

2003年／米／ポール・ハンター監督／チョウ・ユンファ　ショーン・ウィリアム・スコット　ジェイミー・キング　カレル・ローデン
2008年12月11日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
チベットのとあるお寺には、スーパーパワーを与える秘密のお経があった。師匠から弟子へ、６０年周期で代替わりするその力は只一人のもの。力を与えられた僧は肉体が老いず、ある程度の無敵状態。６０年前名無し僧（ユンファ）は力を継承したが、同時に力を失った師匠がネオナチ（ローデン）に殺された。
時代変わってニューヨーク。相変わらず経典を狙う例の組織から、ユンファは追われ続けていた。そんな中、彼はたまたま出会ったスリの青年カー（スコット）にインスピレーションを感じ取る。彼こそが預言に謳われた後継者ではないかとカマを掛けた僧はカーに付き纏い、さり気なく極意を伝承してゆく。
カーが惚れたワルの女ジェイド（キング）も入り混じり、経典を巡って僧とネオナチの攻防が繰り広げられる。

ショーンちゃんの使い方が違う～。壁にぶつかったりしているのを見て、ちょっと安心したりして。アクションやるのに絞ったのか、痩せてシャープになった印象。しかし君はこっちに来ちゃいかんよ。早く青春バカ路線に戻りなさい。そんな年齢でもないけども。
ところで、内容は最悪ですな。ゴールデンチャイルドとプレジデントマンとメダリオンとベストキッドから設定をパクって、ありきたりのシナリオにまとめてしまった感じ。女とツガイで継承させる以外は、意外な展開がまるでなし。師匠もマコさんも、死んでしまうのがバレバレである。
そもそもなんでチベット仏教軍団がＮＹにたむろしてるのか。経典の継承を白人（しかもツガイ）に託してしまって、その後のコミューンに支障は無いのか。たった数日の指導で、免許皆伝にしてしまって良いのか。
あの二人では、とてもじゃないけどオバサン心配だよ。