暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ハタリ! HaTaRi!

2007年09月25日 21時47分24秒 | 洋画>★★
1962年/米/ハワード・ホークス監督/ジョン・ウェイン エルザ・マルティネリ
2007年9月25日 テレ東午後のロードショー〔往年のスター大集合〕

【あらすじ】
アフリカで、動物園用の動物を捕獲しているショーン・マーサー(ウェイン)を筆頭としたチームに、取材で女性カメラマンダラス(マルティネリ)が緊急参戦。
一目惚れしたショーンに積極アプローチのダラス。仔象を飼わされ、乳用のヤギを飼わされ、キスを迫られ、我らが男気大将ショーンもタジタジ。
一方で所長の娘ブランディー(ミシェル・ジラルドン)も、新入りカートの参入によりラブゲーム開始。
キリンさん、おサルさん、サイさん、そしてダラスの捕獲は成功するかな?


ジョン・ウェイン主演で、<!>付きの意味は分からないが勇ましいタイトルのため、勝手に殺伐としたガンアクションを想像していた。
ラブコメかよ。
女に押されて、カッコ悪くもカッコイイ男気大陸の住人ジョン・ウェイン。こんな映画にも出てたんですね。
動物捕獲のシーンはジュラパ2「ロスト・ワールド」の元ネタになったらしいが、ロスト・ワールドの記憶がロストなので何とも…。
もう一つ豆知識としては、象さんの曲。ベイビー・エレファント・ウォークという曲は、聴けば誰もが知っているあの曲なのだが、今作がオリジナルなんだそうな。昔の映画って凄いなあ。
しかし「野生の王国」で育った私には、動物捕獲劇にどうしても抵抗を感じずにはいられない。なんかあれじゃーさー、サイさんが悪い子みたいじゃん。
仔象さんを飼うくだり、「野生のエルザ」を彷彿とさせる。そう言えば最近読んだ本で、あのエルザのおっかさんは履き違えた動物愛護活動でヒステリックになっていたとかなんとかと散々悪態をつかれていた。私も、野生動物を飼う事には反対。だから今作でのダラスも、「これだから女はよー」といった苦々しい目でしか見られなかった。あの象、結局どうするつもりなんだろうか。
名作のようではあるが、そんな訳で私にはちょっと苦い印象しか得られなかったな。

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