暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

タイムクラッシュ 超時空カタストロフ THE TIME SHIFTERS

2005年08月25日 23時50分36秒 | 洋画>★★
1999年/米/マリオ・アゾバルディ監督/キャスパー・ヴァン・ディーン
2005年8月25日 テレ東木曜洋画劇場

【あらすじ】
記者のトム・メリック(ディーン)は、歴史的大惨事の資料を閲覧しているうちに、現場写真のことごとくに写る謎の男を発見する。
真相を探るべく元資料を確認しようとスミソニアン博物館へ飛ぶトムだが、彼の乗る飛行機にその謎の男が同乗していた!
男は惨事を呼ぶ悪魔なのか、それとも…?


SFでは既に使い古された感のあるタイムトラベルモノ。そのせいか、放送半ばくらいでだいたいスジが読めてしまった。時代の違う写真に同じ人物が写っているという導入は面白かったが、まあありきたりと言っていいだろう。
しかも<バッドエンドをリセットしてのハッピーエンド>って、これもどっかで見覚えが…。おお、アトラスのプレイステーション用RPG「ペルソナ2罪」じゃないか。ペルソナだ~い好き。じゃなくて、やっぱネタとしては目新しくもなんともないんだよな~。女が死んでしまった時点でバレバレ。
それどころか、FBIの発明マニアくんがタイムマシンの発明者なんじゃないかっつーところまで容易に読めてしまう。
ま、面白くなくは無いが、<浅い>というのが率直な印象です。

ちょっとした疑問なのだが、トムが事故機に乗ることになったのは偶然だったのだろうか。それとも、未来人によって誘導されたものだったのだろうか。
この<トムは死んでおかなければならない存在>という部分をもっと丁寧に描いてあると、もう少し面白かったかもしれないね。

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