暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

エージェント・ゾーハン You Don't Mess with the Zohan

2010年11月05日 22時44分57秒 | 洋画>殿堂>SNL
2008年/米/デニス・デューガン監督/アダム・サンドラー ジョン・タートゥーロ エマユエル・シューキー ニック・スウォードソン イードゥー・モセリ マイケル・バッファー ロブ・シュナイダー +ケヴィン・ニーロン クリス・ロック
中古買い取りDVD

【あらすじ】
イスラエルの超人工作員ゾーハン(アダム)の夢は、ヘアデザイナーになること!敵対するパレスチナの超人テロリストファントム(タートゥーロ)との一騎打ちにかこつけて、殉職偽装してアメリカへ密入国。時代遅れのスタイル故に、憧れのカリスマ美容師のお店はおろか、なかなか就職することが叶わない。辿り着いたのはパレスチナ人街の美容院だったが、夢の美容師への第一歩として喜んで下働きすることになりました。
<スクラッピー・ココ>と名前を偽り、マダム相手にハサミを振るうゾーハン。ハサミだけでなく腰も振るって、たちまち熟女の行列を作る人気美容師に!
やはり渡米してレストランチェーンを展開しているファントムと、かつて飼いヤギをゾーハンに取られた恨みを持つサリム(ロブちん)等、ニューヨークを舞台にした中東戦争がバカバカしく繰り広げられる中、真の敵はショッピングモールの建設を画策するウォルブリッジ(バッファー)一派だった!


探索度<中>程度の作品ながら、ロブちん出演作のため迷わず購入。
アダムにしては久々にバカ度の高い素晴らしいキャラ設定で、いつもの自前短髪ではなくヒゲとヅラをセッティング。やっぱり長髪の方がいいよなあ。でもユダヤ教徒であることは、譲れないらしい。敬虔だ。
今回ロブちんはパレスチナ人になりました。「チャックとラリー」のアイツがコイツだっつって、見慣れた人じゃないとなかなか同一人物には見えないんだろうなあ。人種も変える役作り。今回はアダムとタートゥーロがバカ過ぎて、ロブちんのインパクトが弱くなってしまった。しかしオマケ映像でプライベートスタイルのロブちんがちょぴっと入っていたが、…普通にオシャレで素敵でした。私みたいな子が好きになっちゃいけない人みたい。申し訳ありません。「50回目」の時のタプッとした感じがすっかりなくなって、やっぱり痩せたんだな。
音声特典がまた嬉しいオマケで、アダムとロブちんと、あとスマイゲルとスウォードソンによる副音声解説なのだった。台本のないおしゃべり!きゃー!きゃー!もっとワーワーやかましいかと思っていたが、皆さん結構真面目にご意見を交わしている。このネタを考えたのは誰だ、このシーンはどうだこうだ。真面目なんだけど、やってるネタはバカバカしくてシュールだ。ロブちんがアダムのこと「カッコイイ~い」つってたり、ケヴィン・ニーロンの登場にみんなが「素敵!」つって褒めちぎってたりするのが萌える。←誇張
アダムは今作のためにジム通いで体を作ったらしく、ことに腹筋には格別の思い入れがあるようだった。解説を吹き込んだ時には既にぷよぷよだったらしい…。
格別嬉しかったのは、<マルクス兄弟>の名前がサラリと出てきたことだ。チャップリンでもジョン・ベルーシでもなく。←並べていいもんかなあ) マルクスを核にして、世界はまた繋がるのだった。マルクス神社をそろそろ建てようぜ。

今作は確か、誰かにパクリ訴訟を起こされてしまったとかいう因縁があったように記憶する。こんなどっしょもないプロットで、被ったのパクったのと真剣にモメていたのかと思うと、可笑しい。

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