ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

人形劇ぺトルーシカ その2

2009-11-05 | ベラルーシ文化
 劇団「ナーシ」のみなさんです。
 真ん中に写っているのはピアノ演奏担当の方。舞台では袖に隠れていて姿は見えません。
 両端のお二人が人形を操り、また声も担当しています。こんなカラフルな格好をしているのは本人がぺトルーシカのパパとママの役もしているからです。
 ママ役でしかもぺトルーシカ役をしているイリーナさんは、オシポビッチの青少年創作センターの人形劇クラブの顧問をしています。
 オシポビッチ出張講演の記事の画像にも写っていますが、分かりますかね? きれいな人なのに、ぺトルーシカのママの役のため、こんなメイクをしています。でもかわいい。
 写っているトランクは広げると舞台装置になります。
 もう一つトランクがあって、たくさんのお人形や小道具が入っています。

 お人形は手作りで、人差し指で頭の部分を親指と中指で両手の部分を操作するそうです。簡単なようで、生き生きとした動きにするのは難しそうですね。

 劇団「ナーシ」は子ども向けの人形劇だけではなく、大人向けのブラックな演目もあるそうなので、いつかそれも見てみたいです。 

 箱人形劇もそうなのですが、ベラルーシって伝統的に人形劇が好きなんだな、と思いました。
(箱人形劇について詳しくはこちらです。調べたらベラルーシは指人形劇より箱人形劇のほうが盛んで、ロシアでは箱人形劇より指人形劇のほうが発達したそうです。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/culture/doll/index.html

 

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