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ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシの保養施設の食事 第3日目 昼食

2013-07-18 | 放射能関連情報
 保養メニュー3日目の昼食です。

 にんじんとりんごのサラダ
 そばの実ミルクスープ
 バターつきドラニキ
 黒パン、白パン
 ドライフルーツのコンポート

 にんじんとりんごのサラダですが、キャベツも加えてみました。
 そばの実ミルクスープは日本ではあまりなじみがないですよね。学校給食にはしょっちゅう出るそうです。
 
 ドラニキはベラルーシ料理の中で最も有名な料理の名前です。ベラルーシを別名「ドラニキ・ランド」と言うベラルーシ人がいるぐらいです。
 これはじゃがいもパンケーキという名前に翻訳されます。
 普通はサワークリームをつけて食べますが、なぜか今回の保養メニューではバターをつけて食べることになっていました。
 バターをのせてみましたが、ドラニキの熱で溶けて落ちかかっていますね。
 絶対ベラルーシ人は一度に2枚だけのドラニキでは我慢できず、一度にもっとたくさん食べていると思います。

 ドライフルーツのコンポート・・・とはベラルーシでは飲み物です。
 日本ではコンポートとは果物をシロップやワインで煮込んだ食べるデザート、と言うことになっていますが、これをベラルーシ人に話すとびっくりします。
 飲み物としてのコンポートとは、果物を鍋に入れ、たくさんの水を注いで少し煮立たせた後、その煮汁部分を冷まして飲むものです。熱いままの状態のコンポートを飲む場合もあります。
 これも学校の給食でしょっちゅう出ます。

 使う果物はりんごやみかん、なし、レーズン、ベリー類などが多いです。生の果物を使うこともあるし、乾燥させたものを使うことも多いです。
 今回のメニューではドライフルーツ、とあったので、レーズンと乾燥アプリコットを使いました。刻んで煮て、砂糖は入れず、ドライフルーツの甘みだけにしました。
 コンポートをコップに注ぐとき、煮た後の果物がいっしょに入っていることがあります。
 画像用にわざとレーズンとアプリコットを入れて、写るように撮影してみました。

 コンポートで煮出した果物は味が水のほうに移っていくので、食べると味は薄くなっています。しかし、スプーンで取って、コップの底の果物も食べました。
 これでカリウムがたくさん摂れたかな? 
 

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