ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス28万428人。死者数1930人

2021-02-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月23日の書き込みです。

 ベラルーシコロナウイルス感染者数は280428人になりました。とうとう28万人台です。1日の新規感染者数は972人です。減りましたね。しかし1日の新規検査数は7367件で、1万件もなかったので、新規感染者数が1000人以下というのは妥当な数字ですね。

 死者数は1930人です。

 270289人が回復しました。

 480万件の検査数となりました。


2021年2月23日。祖国防衛の日

2021-02-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月23日。隣国ロシアでは2月23日は祖国防衛の日で、休日です。ベラルーシも祖国防衛の日ですが、休日扱いではないです。

 反政府デモ活動のために命を落としたとされる人たちの追悼を行なって、反政府活動を続けている人たちもいます。この人たちが真も祖国防衛をした人、ということでしょうか。

 

 ベラルーシ大統領とロシア大統領の会談ですが、結局、これからも二国は仲の良い関係を続けて行きましょう、ということだったようです。真新しいものはありませんね。おそらく、前回の会談でベラルーシがロシアに借金をしてときの条件(ベラルーシ国内の反政府デモ活動を押さえ込んで見せますよ。)をクリアしたと報告するためにロシアへ行ったようなもので、未来のためというより、報告のための出張だったという感じですね。もっとも会談の内容は完全に公表されているわけでもないです。

 

 ノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエーヴィチが治療先のベルリンで、今年の春に帰国したいと希望していると述べました。新生ベラルーシに戻りたい、とも。果たしてこの春にその願いは叶うでしょうか。

 

 ミンスクにあるバー「バルスク」日本語に訳すとアナグマの副店長が逮捕されました。常連客の一人がアナグマの絵を描いて、店にプレゼントし、その絵を店内にかけていたからです。わざとか偶然か知りませんが、白と赤を基調にした絵だったのがよくなかったようです。他にも電話にベラルーシ人民共和国の紋章のシールを貼っていたとかも逮捕の理由で、15日間の禁固刑の判決が出ました。(もう、日の丸も、カニカマも日の丸弁当もいちごのショートケーキも全部だめですね、ベラルーシでは。)

 この副店長には生後二ヶ月の子どもがいること、そして裁判長は女性だったということも報道されました。(ある意味、悪意のある報道です。)

 先ほどの「新生ベラルーシ」の話を思い出しましたが、仮に新生ベラルーシが誕生したら、このような判決を出した裁判長は一気に全員クビになるでしょう。そして有罪判決を受けた人たちの名誉回復の手続きが順次開始し、みんな無罪(前科取り消し)になると思います。あくまで仮の話ですが。