2021年2月5日。15歳でテレグラムのチャンネラーをしていた少年が起訴され、これから2年間「特別学習施設」に入れられることになりました。この施設では、薬物やアルコール依存症などになった未成年者が収容される施設です。2度と薬物などに手を出させないために、もう元の学校(交友関係)に戻さないための施設で、必修科目の授業のほか、校正させるためのプログラムがあります。他にも問題行動がある未成年が普通の学校から「転校」させられる施設です。
バグダノヴィチ通りで「反政府派茶話会」をしていた10人のうち9人が身柄拘束されました。うち7人は取り調べ後解放されましたが、2人はオクレスチナ収容所に移送されました。そのうちの一人の裁判があり、15日間の禁固刑の有罪判決が出ました。同じ参加者の中でも差があるようですが、このような茶話会をしましょうよ、と言い出したリーダー格の人、お茶を飲むだけではなく、反政府スローガンを口にした人は有罪になるようです。
ルカシェンコ大統領は、「選挙後起こった出来事を見ると、青少年への訓練をもっと大人が真剣にしないといけないことが分かった。今後、今の状態と反対の状態に変わらなければ、小競り合うことになるだろう。」と話しました。
大人と青少年の間に、戦いが始まる可能性が高まるとしていますが、世代間の問題ではなく、大統領に忠誠を誓っている人と、アンチ大統領の人との間の戦い・・・だと思います。