ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者6264人。死者51人

2020-04-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
4月20日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は6264人になりました。死者数は51人です。
 すでに10万件を超えると検査数となりました。
 重症者は92人。524人が退院。

 2日間、保健省は感染者数を発表していませんでしたが、今日は再び発表しました。
 そしてまとめて、4月18日と19日の感染者を発表しました。
 それによると4月18日は5297人。
 4月19日は5807人です。
  
 医大生の予測がかなり当たっています。
 
 予測では4月18日の感染者数は5296人で、誤差はたったの1人。死者数は50人ですが、実際には45人。
 予測では4月19日の感染者数は5807人で、死者数は55人ですが、実際は47人。

 感染者数が5000人を超えるのは4月18日も的中、6000人を超えるのが4月20日も的中しました。
 ただし死者数が50人を超えるのは4月18日の予測でしたが、実際には4月20日でした。

 感染者数が7000人を超えるのは、明日、4月21日ですが、本音としては感染数も死者数も減ってほしいです。

 ベラルーシでは現在25か所で検査をしていますが、それは感染疑いのある人だけで、濃厚接触者だから、強制的に検査を受けさせられます。この検査は無料です。
 しかし、もし濃厚接触者でもなく、症状もない場合や医師の指示のない人は検査を受けられません。
 けれど、どうしても検査を希望する人は有料(自己負担)で検査を受けることができます。検査料金は日本円に直して1万5000円ぐらいです。ベラルーシ人の平均月収が6万円ぐらいなので高額です。そうしないと検査希望者が増えて、検査機関が大混雑してしまいます。

 検査キットを1万セット中国から送られた、という報道がありましたが、もうとっくに使い終わっていますね。

 ベラルーシでは中国からたくさんの検査キットを人道支援でもらい受け、抗体検査も始まりました。これも、希望者は有料でよければ受けられるようになります。まだ料金設定はされていませんし、検査が始める日も未定です。

 今日から学校が再開しました。教育省の発表によると、今日の都市部の小中高の出席率は30−40%だったそうです。 
 子どもを登校させなかった保護者が過半数ということですね。
 子どもはマスク着用で、朝、体温測定をして熱がないかどうか確認してから登校・・・だそうです。