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昨年度の倒産で最も負債額が多かった意外な企業

2017-04-29 13:07:42 | ニュースまとめ・総合

昨年度の倒産で最も負債額が多かった意外な企業

ニュースイッチ 4/22(土) 20:20配信



物流倉庫に生まれ変わるパナソニックの旧プラズマ工場
パナソニックのプラズマ子会社で5000億円。製造業は件数の減少続く

 2016年度の倒産件数は前年度比255件減の8153件と8年連続で前年度を下回ったが、減少幅は2年連続で縮小した。負債総額は同2・1%増の1兆9465億1500万円と2年連続プラス。負債トップは、パナソニックプラズマディスプレイ(11月、大阪府)の5000億円で、同社の倒産が負債総額全体を押し上げた。

 業種別では、7業種中6業種で前年度を下回った。このうち建設業(1558件)は8年連続、製造業(1036件)は7年連続の前年度比マイナス。また、建設業、製造業、卸売業の3業種は00年度以降、最少だった。

 一方、サービス業(1774件)は5年ぶりに前年度比プラスとなった。消費者の嗜好(しこう)や流通構造の変化、大手参入による環境の変化は加速度を増しているうえ、人口減少で需要のパイの奪い合いは今後さらに熾烈(しれつ)になることが予想される。

 足元では、格安海外旅行会社のてるみくらぶ(負債151億1316万円、破産)や結婚式場を運営していたBrilliaを含むグループ4社(負債合計98億円、破産)、脱毛サロン「エターナルラビリンス」経営のグロワール・ブリエ東京(負債49億6500万円、破産)といった、個人向けビジネスを展開する企業の大型倒産が3月に相次いだ。いずれも申込金などが返還されないケースもあり、一般消費者に与えるインパクトは大きい。
昨年度の倒産で最も負債額が多かった意外な企業

倒産件数は8年連続減
今年度も低水準続く見込み

 今後は国内外でのリスクが多様化するなか、企業を取り巻く経済環境の不安要素は多い。とはいえ、戦後3番目となる長期の景気回復が続き、人手不足対策などを新たなビジネス機会と捉える企業も現れている。

 こうした状況の下、企業倒産件数は抑制された状態が今後も続き、17年度は8000―8300件程度になると見込まれる。

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