みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

国境から見える戦争

2009-04-28 | その他
   陸続きの隣国で戦争が起こると、国境から戦争が見えます。

   ユーゴスラヴィアという国家の解体過程は

   チトー大統領の死後、既に始まっていましたが

   1991年から始まった紛争によって、最終的に崩壊しました。

   紛争の初期段階である十日間戦争では

   私の住んでいる国の南部国境から戦争が見えました。

   (但し、首都は南部国境から離れているので、私は見ていません。)


   面白いことに、当時の世論調査によると、戦争に対する不安度は

   国境に近いほど低く、国境から離れるほど高くなりました。

   目に見える恐怖と、想像する恐怖の違いでしょうか。


   お隣りの戦争が間違ってウチになだれ込まないよう

   私の住む国の戦車が出動して国境に待機しましたが

   幸い、この戦争は、ほぼ10日間で終息しました。

   (但し戦禍は、この後、順次「旧ユーゴ」南部へと移動して行きました。)




   以下のWikipedia情報は適当にあしらって無視してください
   ユーゴスラヴィア
   ユーゴスラヴィア紛争
   十日間戦争
   チトー大統領



帰らない人

2009-04-23 | その他
   これは知り合いから聞いた話です。


   その知り合いには、ユダヤ人の友達がいました。仮にJさんとしましょう。

   ナチスによるオーストリア併合後、Jさんはイギリスへ亡命しました。

   Jさんの両親は、まだウィーンに残っていたのです。

   Jさんはイギリスから両親に電話して、すぐイギリスに来るよう勧めました。

   でも両親は「家財道具を置いていくわけにはいかないし、

   第一、これ以上ひどいことは起こるわけがない」とウィーンに残りました。

   そして、二人ともナチスの強制収容所で殺されました。

   第二次大戦後、大分年数が経ってから、私の知り合いはJさんに

   ウィーンへ戻ってはどうか、と尋ねましたが、

   Jさんは二度とウィーンには戻りたくないと言いました。

   その理由は「一定年齢以上のオーストリア人を見るたびに

   両親を強制収容所に送ったのは、この人ではないかと思ってしまう。

   そんな毎日には耐えられない」ということだったそうです。


     


   私の知り合いにもユダヤ人があり、その人は家族や親戚72人を

   ナチスのユダヤ人大量虐殺で失ったそうです。

   でも、この人はウィーンに住んでいます。


     


   Wikipedia:ナチス・ドイツ
   Wikipedia:ナチス・ドイツによるオーストリア併合

   両方とも、ややこしい記載内容ですから、面倒な場合は無視してください。




  


幸か不幸か、この日本の片隅まで、仕事が追ってきましたので、ちょっと又まばらアップになりそうです

個人的連絡:「ぼくとわたしと」のアスカーラさん、コメントしたのですが、何故か反映されませんでした。このパソコンの設定に問題が有るのかも知れません。ずっと応援しています

無国籍証明

2009-04-20 | その他
   ちょこっと御無沙汰しました

   目下この日本の片隅で、ひっそり草むしりなどしております。


         


   これから不定期に何回か、画像なしで、忘れられないエピソードを書かせていただきます。


   私が、現在の定住地に住むようになって間もない頃のこと。

   ある老紳士に会ったことがあります。

   後で別の人から「あの人は無国籍だよ」と聞きました。

   老紳士は第二次大戦直後、ブルガリアの外交官として西ヨーロッパの一国に駐在していました。

   ブルガリアがソ連傘下の共産政権になったとき、

   その人は、旧体制派だったため、国籍を剥奪されました。

   無国籍の人が、どうやって諸国を移動できるのか、びっくりしましたが、

   「無国籍証明書」という身分証明書がパスポート代わりになると聞きました。

   今考えてみれば、地球上のどこにでも起こりうることですが、

   その時は、ヨーロッパの深淵を覗いた気がして、ゾーッとしました


   1989年の東欧開放以降、その人がブルガリアへ帰ったかどうかは知りません





遅かりし2

2009-04-15 | そこらへん
         気を取り直して「遅かりし由良之助」桜から目を転じてみると・・・


         早くも滝の水が気持ち良く見えます
         
         去年の滝はこちら

         カモの奥さん?今回はおひとり
         
         去年のご夫婦はこちら

         井筒のまわりは菖蒲が「伸び盛り」
         
         去年の井筒はこちら

         「ししおどし」の小川も緑はこれから
         
         去年の「ししおどし」はこちら

         日本庭園独自のゴミ箱、スッキリしています
         
         市街のほかの場所では見たことありません

         今回気付いた手水鉢、東屋の横にあります
         

         東屋の右奥に見えるのは老人ホームです
         

         小さな竹やぶもある茶室 去年の茶室はこちら
         
         窓を通して、ちょびっと「花霞」も見えます


          ふろく 


         帰りに寄ったミニ公園の桜もおしまい
         
         ミニ公園のライラックはこちら

         ここでもレンギョウが満開
         

         ミニ公園にある2つの墓碑
         
         ヨーゼフ・ランナーヨハン・シュトラウス(父)の墓碑です



           


         16日に出発し17日から1ヵ月、日本に滞在します。
         予約投稿を試してみようなどと思っているうちに早くも出発前日。
         うまくいったら、日本で画像無しに、ちょびっと更新するつもり。

          乞無期待 


遅かりし1

2009-04-14 | そこらへん
         「由良之助桜」をお届けします

         昨年6月8日6月10日にアップした日本庭園

         紅葉の時期には引越しで行けませんでした

         そこで、桜はアップしようと12日、花見に出かけたのですが・・・


         これは日本庭園向かい側の建物のお庭
         
         満開なのはモクレンです

         市電通りを隔てた斜め前が日本庭園、ムム怪しい・・・
         

         入り口のところで一目瞭然・・・遅かりし由良之助
         

         入ったらヤマブキが満開
         

         満開なら見事そうな木は、もう桜吹雪も終演
         

         その木の下の桜の絨毯
         

         花いかだもありました
         

         中央の橋両側の八重だけが、まだ「上演中」その1
         

         「上演中」その2
         

         両八重桜の間の橋
         


         普通なら今ごろが見頃のはずなのですが

         4月に入って急に初夏の陽気になり、桜も慌てたのかも。

         私と同じ予想だったらしい人たちが写真を撮っていました。

         通りで見かける桜や、その親戚の花木は、まだ花盛り。

         この日本庭園は、風も当たらず、余計に暖かいのでしょう。

         でも続きがあります  乞無期待



またたまご

2009-04-12 | 旧市街


       前回のゲートを入って色々な屋台を撮りました

       市の中ほどからゲートの方を見たところ
       

       まず卵形のロウソク屋台
       

       木製中心のオモチャ屋台
       

       レープクーヘンの屋台
       

       決して意図したわけではありません、偶然です
       
       イースターエッグを見るお客さんの頭もエッグ

       鶏卵よりデッカイのは何の卵?ダチョウ?
       

       ただたまごの卵軍団を少し近くで見ると・・・
       

       イースターエッグ手作りコーナー
       

       イースターのシンボル、ウサギさん
       
       ほかのウサギさんは隅っこでうまく撮れず

       出口にあったデッカイ卵
       
       もちろん、これは卵形の飾りで本物ではない・・・はず



           


       2007年にはイースター花祭りが同日になりました

       今年はイースター期間が、ユダヤ教の過越し期間と重なっています


またたまご序

2009-04-10 | 旧市街


       「じろり」で紹介できなかったアフリカ・アジア研究所外観です。

       アラビア語コースの会場となっています。


       何の変哲も無いごく普通の建物です
       

       入り口付近
       

       近年すっかり修復されソフトな若草色ですが、カメラも腕も悪いので不鮮明


       前回「ただたまご」ばかりで電池が切れたので
       もう一度、旧市街の市場に行きました

       これが入り口
       


       普段は、農産物・工芸品市なのですが、今は「イースター市」と明記されています。

       ちょっと時間が無いので、続きは次回アップします

       乞う無期待


しゃかぐり様

2009-04-08 | マウスらくがき


4月8日の花祭りは、ぐりちゃんの生誕7周年


ごまぐりもなか」のスターだったぐりちゃんは花祭りの生まれ

それで、今回は、下手なマウス落書きで「釈迦ぐり様」を描いてみました


ななみみずがお供しております

マウス描きなので、輪郭グチャグチャ


もちろん、本猫さんは、ずっとシックなジェントルニャンです


michimichiさんのお写真を、また無謀にも加工



michimichiさん、ぐりちゃん、ごめんなさい


ひとつ残念なのは、JPG画像だと、文字を入れた後、保存したり
アップロードする度に、文字が不鮮明になることです
文字がボケないようにする方法はないものでしょうか
やっぱり、本格的なグラフィック・ソフトが無いせいかな


みみずブログの以前のぐりちゃん
ねこ執事
生誕6周年
プリンス・グリレット


バロックとモダン

2009-04-06 | そこらへん
         展覧会に行ってきました

         柱でなく、ただ立っている彫像(豆粒のようですが
         

         上の人たちは自然史博物館の西側に立っています
         
         これも典型的なネオルネサンス建築です


         但し、目的地はこちら側のミュージアム・クオーター

         大きな敷地に幾つか美術館のある美術館団地?

         目的の美術館(石灰岩の白い建物)
         
         逆光なので加工したため空の色が飛んでいます

         わかりやすい画像はこちら

         反対側には玄武岩の美術館
         

         左端に見えるのは王朝時代、厩舎だったバロック建築

         お馬さんの宮殿も今は展覧会場になっています

         可愛い子が自転車で遊んでいたので・・・

         少しアップしましたがタイミング遅れ
         


         見に行ったのは、この展覧会
         


         Wikipedia:エルンスト・バルラハ

         代表作のひとつ「再会」は復活したキリストと使徒のひとりトーマスの再会を描いたもの。

         ちょうどイースターにぴったりの作品みたいです


民主主義工房

2009-04-04 | そこらへん
         「へんや再び」に登場した国会議事堂の近くにあるエプシュタイン宮殿。

         国会の付属施設になっています。


         これは正面入り口のある部分
         

         建物の全体像はWikipedia画像をご覧ください
         写真の左側、ちょっと蔭になっている部分が正面入り口です。
         これも歴史主義時代の典型的なネオルネサンス(まねルネサンス)建築
         まねルネサンスについては「じろり」をご覧ください


         入り口には古代ギリシャ風の女人柱
         
         入り口両側には何やら垂れ幕が

         向かって左の垂れ幕
         

         右側の垂れ幕
         

         どちらの幕にも可愛い怪獣?が描かれていて、一番上には「民主主義工房」

         なんじゃ、こりゃ?というわけで、ネット検索したところ

         子供に議会制などを実地に説明するワークショップと判明

         そのHPにも可愛い怪獣が・・・
         


         ここの女人柱の皆さんはニュートラルで「じろり」さんとは違います


Wikipedia:Palais Epstein(英語)
この建物には第二次大戦後の4ヵ国共同占領時代、ソ連軍の司令部があったそうです。
占領時代の様子は映画史に残る名画に良く描き出されています



今日の蛇足
ちょっと前、ラジオのニュース番組で杉原値千畝さんのこと、ミュージカルもあることなどが紹介されました。更に蛇足ながら、もう何年も前にルモンド・ディプロマティーク(フランスのルモンドが発行している月間新聞)にも杉原千畝特集がありました。
今は、日本人作曲家の琴と尺八による現代音楽がラジオから流れています。