みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

手を貸す猫

2020-09-28 | かりねこ







手慣れた様子でコンピューターの前に座る猫さん

これぞ「猫の手を貸す猫さん」のように見せかけている猫さんですね

数年前にネット検索中どこかで見つけた猫さんです。



      


9月28日つまり今日から、ウィーンの飲食施設(レストランやカフェなど)では、利用者(店で飲食した人)の氏名と連絡先(電話とメール)を記録することになりました。Covid-19のクラスターが発生した場合に追跡調査するためです。プライバシー保護のため、記入用紙がひとりひとりに渡され、店主(または従業員)が回収し4週間保存するそうです。
レストラン経営者のひとりは「用紙を渡された客が俳優の名前を書いたり、存在しない電話番号を書いたりしても、調べようがない」と言っているそうです。
どうなることか…





北極の主役

2020-09-25 | おきにいり

南極のスターは何と言っても(南といっても)ペンギンさんですね


北極のスターは、下の写真の方々:ホッキョクグマさん





しかし南極と違って北極には大陸がありません。ホッキョクグマさんは、北極圏の海上を覆う氷の上で暮らしています。
その氷が近年急速に溶けてなくなりつつあります。ホッキョクグマさんは、北極圏の海を覆う氷原での生活に適応した体型と機能をもっています。
北極圏の海に氷原が無くなった場合、南下して、北極と違う環境に適応できるかどうか疑問です。

今年の夏には「ホッキョクグマは2100年までに絶滅する」と予測する研究結果が専門誌に発表されました。
いつものHPにこれを報じる記事が載りました。

直接出会いたくはありませんが、私はホッキョクグマさんが好きです。ホッキョクグマさんが、これからも北極の主役でいてほしいと思います







帝王切開をひとつ

2020-09-22 | ことば

良く知られている「帝王切開」とは、妊婦の腹部切開によって胎児を取り出す方法です。ドイツ語ではKaiserschnitt(カイザーシュニット)です。
(なぜ「帝王」なのかはWiki記事に紹介されています。)

ちょっと紛らわしい名前のお菓子があります。カーディナルシュニッテ(Kardinalschnitte)で直訳すれば「枢機卿の切菓子」
(シュニッテンは複数形)(なぜ「枢機卿」なのかには諸説あります。)



トルテやケーキ類は高カロリーで「濃厚」なものが多いですが、カーディナルシュニッテは軽やかな味わいです。





もう随分以前のことですが、カフェでコーヒーと一緒にカーディナルシュニッテを食べようと思い、うっかりして「カイザーシュニット」と言ってしまったのです

「帝王切開をひとつください」なんてビックリですよね。でも、すぐ枢機卿に言い直して、希望通りのお菓子を食べました


追記:このテの言い間違いは色々あります。もうひとつ追加すれば、お医者さんで甲状腺機能の検査を受けたとき、甲状腺(Schilddrüseシルトドリューゼ)と言おうとして、カメ(Schildkröteシルトクレーテ)と言ってしまったことです

ネイティブスピーカーは、こういう言い間違いはしないのではないかと思います





猫のクッション

2020-09-19 | かりねこ


これもいつものHPお天気ページの猫さん
(お天気ページは、もうなくなりました。)





鋳鉄製ベッドに見えますが、猫さんコーナーにしてあるようです。


「猫のクッション」とは…
猫さんのためのクッションか猫さんをモチーフとしたクッションです ←当たり前だ
上の写真は、その両方です
毛づくろいしている猫さんは快適そう、クッションの柄の猫さんは可愛いですね


当然のことながら、画像検索すると、殆ど無尽蔵に「猫用のクッション」と「猫モチーフのクッション」が登場します。
その中で2つだけ選んでみました。





これは配置しやすいし、器用な人なら自分で編めるでしょうね。






この猫さん用クッション(と言うか猫さんベッド)は、ざっくり太編みでステキだなーと思いましたが、猫さんが気に入るかどうかは別問題。
でも、この猫さんが寝転んでいらっしゃるので、大丈夫みたい










汚いフランス人

2020-09-15 | その他

下の写真は本文とは全く関係ありません。
前回の美灯小路の後でドイツ語Wikiの記事を読んでいて発見したのが、その「美灯(美しいランタン)」です。

これはレプリカで、オリジナルのランタンはウィーン・ミュージアムにあります。





      


ここからタイトルの本題です。

友達のひとりはオーストリア人ですが、ネイティブスピーカーのようにフランス語を話します。彼女が友達のフランス人(ネイティブスピーカーなみにドイツ語を話す)と一緒にスーパーで買い物をしていたときのこと。ふたりはフランス語でお喋りしていました。店内で使用するショッピングカートを元の場所に戻すためカートを押したら、偶然そこを通った他の買い物客にぶつかってしまいました。その買い物客が「Dreckige französen
(ドレッキゲ・フランツゥーゼン=汚いフランス人)」と言ったそうです。
こういうのを悪態と言うのでしょうね

ちょっとぶつかっただけで大して痛くもなかったはずですが、その人の「虫の居所」が悪かったのでしょうか。フランス嫌いなのか。ひょっとしたら2人がドイツ語ペラペラであることを知らず、旅行中の行儀悪いフランス人と思ったのかもしれません

人種差別の対象となる人々は屡々、変な目で見られたり何かブツブツ言われたり、不快な思いをすることが多いだろうと思います。

学生時代、ウィーン大学で何かの手続きのため長い行列で待っていました。私はイタリア人留学生とドイツ語でお喋りしていました。私が「日本では、こんなに待たされないよ」と言い、イタリア人も「イタリアでも、もっと早いよ」と、まあ本気ではなく軽口をたたいていたら、そばの女子学生がプンプン怒りだしたのです。その女子学生はイタリア人で、但し南チロル出身のゲルマン系イタリア人でした。

こういうことがあるので、問題含みのテーマはひそひそ話が安全です

そういえば、ドイツ語夏季講座で一緒だったイタリア人が「私はイタリアが大嫌い」と言うので不思議に思いましたが、彼女も南チロルのゲルマン系イタリア人でした。


南チロル関連記事
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美灯小路

2020-09-12 | 旧市街

ずーっと以前にピンボケ写真でアップしたことがある旧市街の小路です。





Schönlaterngasse(シェーンラテルンガッセ)で直訳すれば「美灯小路」
旧市街でも最も古い部分ですが、家並みの外観はバロック時代のものです。

これも、ずーっと前に書いたことがありますが、現代のような番地制度が整う前には、「三丁のバイオリンの家」とか「白馬の家」とか、いわゆる「屋号」が使われていました。この小路には「美しいランタンの家」があって、実際にランタンがありました。今見られるのはレプリカで、本物はウィーン・ミュージアムにあります。


この通りの7番地「バジリスクの家」外壁には、下の彫刻と絵が見られます。




ウィーンの伝説によると、1212年、この建物の中庭の井戸にバジリスクが住み着いていました。パン屋の徒弟が見つけて「片付けよう」と考えました。「バジリスクは直接見ると石になってしまう」ということで、徒弟は鏡を持って井戸を降り、バジリスクが自分の姿を見るように鏡を掲げました。自分の姿を見たバジリスクは石になってしまったそうな。






人も座れば

2020-09-09 | その他

「犬も歩けば棒に当たる」というのは誰もが知っている諺ですね



生誕250周年ベートーヴェン・ダック




「音楽の都」と呼ばれるウィーンでは「人も座れば音楽関係者に当たる」のです。

コンサートの聴衆は音楽が好きだから聴きに来るわけで、隣に座っているのは、おおむね音楽ファンです。
「付き合いで仕方なく」という人も少しは存在するでしょう。「観光のひとつ」という人もあるかも知れません。
発表会的レベルの音楽会なら、聴衆はほとんど関係者でしょう。
しかし、世界的レベルのコンサートでは大半が一般聴衆…のはずが、ウィーンでは良く関係者が座っているのですよ(私の体験)。

知り合いが演奏者のひとりだったこともあります。
となりの席の人が演奏者の親戚だったこともあります。
隣の席の人が著名なバイオリニストに師事しているアマチュアのバイオリニストだったことも…

演奏会場ではありませんが、ウィーンから成田へ向かう飛行機で隣の席だった女性がウィーン交響楽団の団員でした。赤ちゃん連れで良く泣いていたので、「うるさくて、すみません」「いいえ、赤ちゃんが泣くのは全然気になりません(やせ我慢でなく本当に平気なのです)」という話から会話になって、彼女がウィーン交響楽団のメンバーと知りました。ご主人がウィーン・フィルの団員で、日本演奏旅行中なので会いに行くとのことでした。
それが東日本大災害から2カ月後くらいだったと思います。放射能汚染による胎児や幼児への影響が問題になっていた時期なので、心配になりましたが、もう空の上だし、余計な心配しても仕方ないと思い黙っていました。

これもウィーンらしい思い出。
もう随分前ですが、ちょっとした事情からサンクトペルテンの州立劇場に新作オペラを見に(聴きに)行ったことがあります。オペラが終わってウィーン西駅へ戻ったときは深夜近くでした。駅のトイレへ行ったらトイレ番のおばさんがいて「こんな遅くまで、どこへ行ってたの?」と言うので「サンクトペルテンまでオペラを見に行っていた」と答えると、「ウィーンにはオペラ座フォルクスオーパーがあって、安いチケットもあるのだからサンクトペルテン(場末)まで行くことはない、私もちょくちょくフォルクスオーパーに行っている」とお説教されました。


 アン・デア・ウィーン劇場は長年ミュージカルの劇場となっていましたが、2006年から設立趣旨に戻ってオペラハウスとなっています。バロック・オペラや現代作品を多く上演するのが特色です。






肌荒れ?

2020-09-06 | その他





あなた、皮膚の手入れを怠ってますね だから、こんなものができるのです

これが皮膚の表面の拡大写真だったらドッキリですが、太陽の黒点です。いや、やっぱり太陽の皮膚病かも…

太陽黒点を、景気変動、あるいは人類社会の変動と関連付ける考え方は古くから色々あるようですが、そもそも地球と地球上の生命が太陽に依存しているのですから、太陽の変化が地球に作用するのは当然ですね。
これからも太陽が健康で穏やかであることを祈りましょう

宇宙物理学者によれば、この写真は「サッカー場に落ちている1本の釘を1キロメートル離れたところから完全に鮮明に見た」状態だそうです




太陽の肌荒れを撮影したのはテネリフェ島にある欧州宇宙機関太陽望遠鏡です。







元の記事はこちら









霧猫

2020-09-03 | かりねこ





霧の中にたたずむ猫さん。
いつものHPのお天気欄に登場した猫さんです(このお天気欄は、もうなくなりました)。

ペルシャさんでしょうか、ラグドールさんでしょうか 優雅ですね

後ろに見えるのは湖かもしれません。別荘の庭でくつろぐセレブ猫さんかな

「霧猫」で検索すると沢山記事や画像があります。霧犬さんもあります





      



相変わらずマスク生活が続いていますね

美術史博物館でも館内の装飾をモチーフとしたマスクを販売しています。






館内中央階段半ばのテセウスがモデルになってマスクをしています。
彫刻の作者はアントニオ・カノーヴァです。