みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

ののちゃん降臨

2024-01-26 | かりねこ


ブログ「猫の ののちゃんち」の大スターののちゃんがウィーンに降臨
Kitcatさんがカレンダーを送ってくださったのです。
Kitcatさん、本当に有難うございます







ののちゃんは一見普通の猫さんに見えますが、実は奇跡の猫さん。リード無しで散歩できる上、誰にでも優しく抱っこもOKなので、まるで猫の国の親善大使






私は未だにデスクトップ使用の原始人でありまして、急遽グチャグチャのメモ用紙を片付け、おんぼろデジカメで撮ったピンボケ写真です。
ご覧のように以前成田空港で買った「まっくろくろすけ」もいます。ピンボケで分かりにくい左端の小瓶にはチポラの羽根が入っています。
小瓶の下は、某猫学文献の帯を切り取ったもので、3年前に急逝した「胡てつ」君が描かれています。私は「胡てつファンクラブ」のメンバーなのです。
ののちゃんの隣、小さな額入りの肖像は、Michimichiさんの描いたグリちゃんです。その隣は、これもMichimichiさんが特別の石に描いてくださったグリちゃんとアールちゃん(茶トラ白)。
グリちゃんも、まだ若いうちに急逝して大変なショックでした。アール君も猫エイズに罹患していたため早世でした
他にも、♂プリンセス・めんま君など忘れられない猫さんたちの写真や肖像が、あちこちにあります。
もちろん「ぶたんこ」もおります。

前にも書いていますが、高度に進化した動物は唯一無二で、二度と同じ個体は現れません。みんな、みんな宝石以上に貴重な存在でした




ウィーンのドードー

2024-01-23 | おきにいり


ハルキゲニアのところに書いた通り、ウィーンにもドードー鳥さんが独自ショーケースに鎮座まします。そこで今回はドードー特集です


遺された骨格その他の手掛かりから再現された生体模型





骨格





僅かに遺された部分的「遺体」のコピー





お尻もとてもチャーミング





こんなチャーミングな鳥さんが、心無い人間によって短期間のうちに絶滅してしまった話は本当に悲しいです
そして今も数多くの動植物が人間のせいで絶滅しつつあります。
戦争も自然破壊も一刻も早く終わりますように

戦争と自然破壊こそ絶滅すべき事象です



英語WikiのDodoは詳しく画像も豊富です





真正猫の人再び

2024-01-20 | かりねこ


4年前に一度紹介した真正猫の人
最近またスタンランの作品を発見しました・・・と言うか、個展のポスター。
この人の描く猫さんは本当に凄いですね








      



これも偶然見つけたウクライナの切手







昨年10月7日、ハマースのイスラエル侵攻(奇襲、大量虐殺、大量拉致)によってパレスチナ・イスラエル戦争が始まって以来、かなり軽視されているウクライナ

中東ではイスラエルとパレスチナに加えてトルコ、シリア、レバノン、イエメン、イラン、パキスタンなどが絡んで戦闘行為の拡大が恐れられていますが、東欧でも戦火拡大の危険があります。バルト三国は共同で、ロシアとべラルース国境に防衛柵を構築し始めました。
ウクライナに続いてロシア(プーチン)がバルト三国にも手を伸ばし、旧ソ連領の「再現」を狙う可能性は、困ったことに完全には否定できません。

一刻も早く「正しい平和」が再建されることを祈るばかりです





ハルキゲニア

2024-01-17 | おきにいり


ハチャメチャな比較ですが・・・
「衆生本来仏なり(中略)衆生近くを知らずして遠く求めるはかなさよ」という白隠禅師座禅和讃のようなことをしている私です

ドードー鳥をオックスフォードまで見に行き、後でウィーンの自然史博物館に展示されているのを見つけたり、日本で一度も見たことのなかったトキを同じく自然史博物館で発見したり・・・
日本アマゾンで買ったビワハゴロモの本に感動していたら、ちゃんと自然史博物館の昆虫室にあったり・・・

今回も以上の延長線上のお話です。
某猫学文献にも登場するハルキゲニアは、奇妙な姿と復元想像図の変遷により、日本でも知名度が高く人気のある古生物ではないかと思います。
いつもパラパラめくるだけの自然史博物館ガイドブックでハルキゲニアを見つけたのは去年のこと。それから探してみたのですが発見できず。一度は館内の係員に尋ねたところ「私は学芸員で古生物のことは分からない」と言われました。次の時は相談コーナーの人に手書きのハルキゲニアの綴りを見せて質問したのですが係員が古生物専門ということはなく「多分あの部屋かこの部屋」と教えられ、結局この時も見つけられず

ハルキちゃんはカンブリア紀のヒトなので「今回は絶対見つけてやる!」との決意も固く、該当の部屋にまっしぐら
そうしたら何と部屋の入口でハルキちゃんが迎えてくれました。




光線の具合か、私のばかちょんデジカメでは色がとんでしまいました

その隣のショーケースは多少マトモに撮れました。




いずれもバージェス動物群の方々でしょう。


同じ部屋を少し先に行くと、遂に陸上生活を始めた最初のグループに属するイクチオステガが、水面(ショーケース)から身を乗り出しています。





複数のアンモナイトが見られる化石






恐竜の肢の骨




何という恐竜かは見ませんでしたが、とにかく、こんな巨大な方々は現代に存在しなくて良かったと思います





他のツリー

2024-01-14 | その他


ツリーの行方で紹介したのはピンツガウ山羊さんでしたが、シェーンブルン動物園(繰り返し強調:現存する世界最古の動物園)ではゾウさんがツリーの枝を味わいました。
このゾウさんたちは耳が小さいので、インドゾウだろうと思います。
写真が紹介されていたのはゾウさんだけですが、他の草食の方々も「ツリー・スナック」を楽しんだことでしょう。








殆どのツリーが撤去された中、何故かまだ飾られていたスワロフスキーのクリスタル・ツリー






私の極安ばかちょんデジカメは画像の質が悪いため、長らくWikiのフリー画像を使っていました。
今年は、ばかちょんピンボケ画像も使おうかなと、自然史博物館に行ったところ、入り口ホールにスワロフスキーのツリーがあったので、早速写してみましたが、こんな暗いピンボケになってしまいました

でも、めげずに続きます・・・恒例、乞無期待






名前のトレンド

2024-01-11 | その他


去年ウィーンで生まれた子供たちにつけられた人気上位の名前は・・・

女の子:エマ(正確にはエムマEmma)、オリヴィアOlivia、ラウラLaura、ミアMIa、サラSara、エレーナElena・・・
男の子:レオンLeon、ノアNoah、エリアスElias、ダヴィッドDavid、アダムAdam、アレクサンダーAlexsander、マクシミリアンMaximilian・・・

女の子には愛らしく呼びやすい名前がトレンドのようです。
男の子はオーソドックスで、聖書や歴史上の人物に「あやかった」名前が多いですね。
レオンはライオンですが、女性の名前としてレオニーもあります。







オーストリア全国の昨年度の統計は、まだ出ていないそうです。
オーストリアの場合(多分大抵の国もそうでしょうが)新生児の命名には一定の枠組みがあります。
冗談のような破天荒な名前、悪意のある名前などは禁止されています。
また名高い子供用お話シリーズの主人公プムックルの名前も禁止されています(上の写真がプムックル)、

もう長らく忌避されているのがアドルフです。ヒトラー台頭当時のドイツでは男の子をアドルフと命名するのが大流行だったようですが、ナチスの恐怖政治や戦争犯罪・ユダヤ人大量虐殺などが明るみに出てからは、あるいは名前を変えた人もあるのではないかと思います。





雪中散歩

2024-01-08 | かりいぬ


なんと珍しいことに又雪が降っています。
昔は友達と「マイナス5度までは寒くないね」などと言っていたものですが・・・
近年は冬季も殆どマイナス気温なしだったため、久々のマイナス気温は寒いです

やっぱり北方系出身の犬さんは雪でも元気ですね





私が体験した最低気温は、その昔1月のウィーンで午後にマイナス16度でした。
逆に最高の方は、8月のダマスカスで体験したプラス50度でした。大抵の人は屋内でゴロゴロしてました




      






昨年からゴミ分別回収が大幅に簡素化され、各種プラスチック容器や缶類が同じコンテナで集められるようになりました。
この簡素化で回収率が20%くらい増加したそうです。

私が住んでいるビルは下に大型店舗があるためか特例で、コンテナ室に並んでいるコンテナに分別せず何でも放り込めます。古新聞など紙類だけが別のコンテナになっています。
回収した清掃局で分別してくれるようです

屋外・屋内を問わず、このコンテナ方式の良い点は、日時の制限なく、いつでも捨てられることです。市清掃局による回収日は決まっています。
コンテナに入れてしまうので問題ないのか、ゴミ袋の色も様々です。





ツリーの行方

2024-01-05 | その他


クリスマスが終わったらツリーは何処へ行くのでしょうか

庭で燃やす、あるいは材木として再利用する家庭もあるでしょうが、ウィーン市の場合(多分他の都市も同様)12月27日から1月14日まで、市内に数多くのツリー置き場が設けられ、ここに集められたツリーを市が回収し、燃料として火力発電や遠隔暖房に利用しています。
その一部はウィーン22区にあるラウテンウェーク・ゴミ集積場(60ヘクタール)の草原で暮らすピンツガウ山羊さんたちにも供されます。



市庁舎前に飾られた巨大クリスマスツリーから切り取られたもみの木の枝を味わうピンツガウ山羊の皆さん





ラウテンウェーク・ゴミ集積場にピンツガウ山羊さんが導入されたのは1990年代です。
広大な敷地に生い茂る野草を、出来るだけ自然な方法でコントロールすること、そして、当時オーストリア全国で200頭のみで絶滅危惧種となったピンツガウ山羊の保存が目的でした。ラウテンウェーク・ゴミ集積場で、これまでに100頭の子ヤギが生まれたことは、ここの草原地帯がピンツガウ山羊の棲息に理想的な環境を提供している証拠です。
ここには他にも様々の貴重な動植物が生息しており、植物学者にも魅力的なフローラだということです。


とてもマイナーな山羊さんなので、ドイツ語記事しかないようです。
ウィーン市HPのラウテンウェーク紹介
ザルツブルクWikiの記事






どんな年?

2024-01-02 | その他


自然界は地球の公転と、それに伴う四季という時空の中で動いています。
人間社会は、それに加えて、秒・分・時・日・週・月・年という枠組みの中を動きます。
新年なんてものは必ず来るわけで、「めでたい」という要素は無いはずですが、やっぱり「無事に新年が来る」のは世界中で「めでたい」ことになっています。


多くの国々では大晦日の深夜、新年になる直線から直後まで盛大に花火を打ち上げます。
下の写真はウィーンの大晦日(シルヴェスター)の花火です。地味なのは、あるいは早い時間の写真だからでしょう。





Covid-19パンデミック以前は、夜9時ごろからバンバン鳴り始めて元日の深夜2時頃まで盛大に爆発音が続いたものです。パンデミック期間中は本当に静かでした。今回の大晦日には沢山の花火が打ち上げられましたが、パンデミック以前の騒々しさに比べれば控え目でした。
パンデミックは一応終息したものの、今は2つの戦争が続く中での新年です。他にも幾つかの武力紛争が続いています。次の大晦日(今年の12月31日)は少しは平和になってほしいと思います。

日本の年末の風物詩である除夜の鐘、長い歴史があるのかと思ったら意外と新しいんですね


元日早々、石川県で大きな地震がありましたね。オーストリアの新聞HPでも大きく報道されています。
早く余震がおさまり平穏な日常生活が戻りますように。






シルヴェスター(ドイツ発音だとジルヴェスター)の花火が控え目だったのには、やはり戦争の影響もあるのかもしれません。
下の写真はウィーン旧市街に設置されたテロ防止障害物です。大型車の突入を防ぐものだそうです。





現在のイスラエル・パレスチナ戦争が始まってからヨーロッパ各国でもオーストリアでも反イスラエルのデモや集会、テロ事件が急増しています。
ウィーンのシュテファン寺院でも、テロリストによる襲撃あるいは爆弾テロが計画されていたのですが、警察が容疑者を事前に逮捕し、何事も起こりませんでした。警察はどうやって調べるのか、凄いなあと思います。
毎年大晦日に開催される旧市街のイベント「シルヴェスター街道」もテロの標的として警察による警備が強化されていました。何事も起こらなくて良かったと思います。花火が控え目だった背景には、こうした事情もあったかも知れません。

2024年は、どんな年になるのでしょう?
ウクライナとパレスチナに平和が訪れ、天災・人災の少ない年でありますように