みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

病院の教会

2010-08-29 | そこらへん


前回最後の道の突き当たりにある林を抜けると・・・

この教会があります:シュタインホーフ教会または聖レオポルト教会

カトリック教会ですが、寺院のようなエキゾチックな雰囲気

他の教会同様、これも全体像が撮れません


日本のお城の石組みにインスピレーションを得たという基部・・・

・・・知り合いの建築学者から聞きました

教会前の階段を少し下りたところからの眺め


教会は丘の上にあり、前は斜面、森のように見えますが・・・

・・・この下の斜面には、ズラーッと病棟が並んでいるのです
鉄筋コンクリートの大型ビル以前なので、適度の大きさの建物が並んでいます

教会向こうの右手の林が今出てきたところ・・・


・・・そこに、こんな石の表示板があります

対角線のように上下の境があります:対角線中央部ワンコの斜め右下が教会
右下三角は病棟部分で左上三角が元果樹園・農場だった緑地


この教会も含め下の病棟と上の果樹園・農場は20世紀初頭に建てられた
当時最先端の精神神経科専門病院でした。
完成当時は世界各国から視察団が見学に訪れたということです。

教会は軽症入院患者と病院職員のためのもので、このため、医師の控え室、トイレ、非常出口があり、また木製ベンチも角をとって滑らかなアウトラインとなっています。更に病棟群の中央には劇場もありました(今も演劇上演に使われています)。全て至れり尽くせり。果樹園・農場には専門職員が働いていたのでしょうが、軽度の患者さんの作業療法にも使われたかもしれません。
第二次大戦中には、ここに入院していた患者さんたちが子供も含め、役に立たない不要の人間という理由で、ナチスに虐殺されるという悲劇もありました
戦後は、多くの総合病院に精神神経科が設置され、この施設は過剰となりました。現在は施設の一部が病院となっています。教会も外からはいつでも見られますが、内部はガイドツアーで見られるだけ。今までに3回ほど中も見ていますが、今回行ったときは、閉まっている時間帯だったので、内部は下のWikipediaフリー画像でどうぞ

あ、上の緑地を通って来たのは、今回が初めて
教会から下の斜面を降りれば、10分くらいで下のバス通りで、以前はガイドツアーで中を見るため、下から登ってきました。

これは、世界で最も美しいユーゲントシュティル(アールヌーボー)の教会に数えられます。

明るくゆとりをもって設計された内部:正面が中央祭壇


ユーゲントシュティルのステンドグラス



Wikipedia:Steinhof(Vienna)(英語)
Wikipedia:Kirche am Steinhof(英語)
Wikipedia:オットー・ワーグナー(病院施設・教会の設計者)
Wikipedia:ユーゲントシュティル


長くなりましたので、帰り道の動画は次回に持ち越し  乞無期待 

 追記 
オットー・ワーグナーは確かに病院および施設全体の設計者ですが、病棟と劇場はカルロ・フォン・ボーク(1854~1905)という建築家の設計です。この建築家の果たした役割も重要なのですが、ウィキにはドイツ語記事しかありません。
なお、病院施設完成直後、日本からの視察団が多かったそうです



病院農場跡

2010-08-27 | そこらへん


前回の続きです。途中の風景を大雑把に並べました






農場の作業小屋か納屋だったのでしょうか




サイクリングの途中で昼寝する人




山っぽい景色


この道が病院敷地へと続いています



このまま行くと隣村に着くって感じですが、これでも市内です
又しても続く・・・  又しても乞無期待 





西山農場跡

2010-08-25 | そこらへん


前回アップした森、帰ってから地図を見て、自分が行こうとした場所と違っていたことを発見
改めて行きなおしました

今度は逆方向、つまり森の中のバス停から進みます


これは前回アップした消防署の横にある目立たない入り口

前回、これは消防署の裏庭に入るところと思ってました
犬連れ禁止になっているのは、多分広過ぎて、犬さんが迷子になる危険性があるためか

裏木戸みたいな入り口から入ると・・・中は広~い


「自然仕様」の水飲み場


ハイキング向きの景色


昔は家畜用の水場だったのでしょう


快適なハイキングコースです



ここは以前には、この南にある病院の果樹園・農場だったそうです。
この先を、どんどん行くとどうなるかは・・・続く・・・  乞無期待 




西山の森

2010-08-23 | そこらへん


7月に友達と歩いた西山には森が広がっています。
その森をちょこっと歩いてみました

行きつけプールの少し先でバスを下ります

登ってきた道を振り返ると彼方に市街地が広がっています

こんな並木道が続いています


この辺にも「小さいお家」が沢山あります






この地区の消防署:なんだかメルヘン・タッチ


ここを起点にワンデルングルートがあります


私は赤いルートの左の普通の道をミニ散歩


森の中:とても平凡です


木漏れ日


森から再びバス道路へ



Wikipedia:ウィーンの森(まだ記載内容は森の概要のみ)


  

バス道路の並木にあった迷子猫さんの張り紙

猫さんがお家へ帰れますように



和独の新星

2010-08-21 | その他




文字を書く女の子・・・
これは8月19日付けNZZ(新チューリヒ新聞)記事のイメージ画像

タイトルは「グリム兄弟の精神に基づいて」


グリム童話集で名高いグリム兄弟は言語学者であり、膨大な「ドイツ語辞典」の編さん者として知られます。

Wikipedia:ヤーコプ・グリム
Wikipedia:ウィルヘルム・グリム

その精神に基づいて・・・大規模な和独大辞典の第1巻が出版されました

実際に出版されたのは既に昨年末のようですが、大規模な重要出版物の場合、それを紹介する記事が、数ヵ月後になるのは普通のことです。以下、記事の内容を紹介。

日本語の表記法は恐らく最も複雑なものである。中国伝来の漢字に加え、他に3種類の文字を使うからである(多分、片かな、平かなにアルファベットも加えたのでしょう)。
ヘーゲルは文字数の少ないアルファベットの優位性を強調したが、ライプニッツは中国の漢字を「優れた知的所産であり、ものごとを別の角度から分類し視覚化するもの」と高く評価している。
現代ドイツの言語哲学者ユルゲン・トラバントは漢字を「人間精神の大聖堂」と賞賛している。

従来の大規模な和独辞典は日本で出版され、日本人が使用するためのもので、外国人には極めて使いにくかった。
新しい辞典の特徴は、ドイツ語圏の日本語研究者・学習者が楽に使えて、更に日本人にも使えるようになっていることである。
日常用語に加え、コンピューター、科学技術、医学、数学、法学、音楽その他の専門用語も網羅し、用例も加えて、極めて体系的に編纂されている。今後、この辞典が「和英」化されることを期待する。
何故初めからインターネット上に公開しないのかという批判に対し、編纂者は「インターネットの辞書は全体的に連動して機能しなければならず、従って全3巻が完成してからの課題」と述べている。


アマゾンに掲載されています


 今日の蛇足

 縮むお月さま
やはりNZZで読んだのですが、最近月の直径が100メートルほど短くなったそうな。一瞬、そのうち消滅するのかとドキッとしましたが、ある程度縮んだら止まるということです。収縮の原因は、内部の冷却化だそうです。

 ベルギーの猫さん
ベルギー政府は2016年までに、ベルギー国内の約200万の猫さん全てに、去勢・避妊手術を行う計画だそうです。心配性の猫好きさんは「2026年頃にはベルギーには猫が1匹もいなくなるのでは」と嘆き、批判者によれば「実行不可能」。まだ、最終的に決定されたわけではないようです



ずら扉

2010-08-19 | そこらへん


ちょっと面白い扉を見ると写真を撮りたくなるクセがありまして・・・
ズラーッと並べました







隣り合わせの番地で同じ仕様の扉


上と同じ仕様ですが、ちょこっと中が見えます


ちょこっとアップ(無意味


隣り合わせで31と33・・・というのは、通りの片側に奇数番地、反対側に偶数番地を並べる仕組みになっているからです。










これは近所の教会の扉



以前の扉記事
「田園」の扉
木でない扉
春への扉



ななこのは

2010-08-17 | ななみみず


★残暑お見舞い申し上げます★




ななみみずが木の葉の舟で舟遊び
手描きの古いラクガキをスキャンしてマウスで着色。細部にマウスが回らない?ため
みみずも魚も白みみずと白魚?のままです


一応、立秋を過ぎたのに日本は相変らず猛暑のようですね
ロシア(モスクワ周辺)も猛暑、バルカン半島も猛暑が続いているようです
ロンドンの友達は「寒い、寒い、もうすぐ冬が来る」

とにかく、早くしのぎやすい気候になりますように

Wikipedia:立秋



 おまけ 


猫さんの会話





ささえ女

2010-08-15 | 旧市街


建物を支えている女性はいたるところで見られますが・・・

これは旧市街の一角


左の人「じろじろ見ないでよ」


右の人「ああ、退屈だわ」


お二人一緒(進入禁止標識の見えるところは、私のお気に入り小路の始まり)

お気に入り小路については↓の「中の細道」をご覧ください

その隣の建物にも「ささえ女」が・・・

高級食品店入り口コーナーの「ささえ」

手前はソフトクリームの大型立体看板

ほかの方々




ささえ女勢ぞろい



ささえ男はこちら
中の細道
じろり


 ふろく 

旧市街の広場のひとつにあったテント


サーカスかお化け屋敷か不明ですが「ハウルの動く城」を思い出しました


Wikipedia:カリアティード(女人柱)



原爆の日続き

2010-08-13 | その他


ホールでのセレモニーが終わり、中庭へ出てくると・・・

風船を配る人たち


風船を手にした参加者


中庭の様子を動画で少し・・・



昨年は鳩を放したようですが、あまりうまく行かなかったのか、今回は風船が配られました(私は放鳥を待たずに帰りました)。
・・・が、一斉に風船を手離す合図が無かったので、皆それぞれバラバラに放して、バラバラに空へ飛んでいきました


平和の鐘(日本から寄贈されたものです)




交替で鐘を撞く人たち


私も又ゴーンと撞いてきました



恒例、国連のかけら

平和の鐘後方の国連ビルの一部


ビルの向こうの雲


ビルの谷間の雲


ビルのてっぺんの雲


彼方に見える不思議な塔(正体不明)


一般入り口は昨年来まだ工事中で、こんな「桟橋」が続いています

(左後方の細長いビルは国連施設ではありません)

国連施設の「全貌」はこちら
Wikipedia:Vienna International Centre


原爆の日

2010-08-11 | その他


去年に引き続き国連の「原爆の日」に参加しました。
毎年、ヒロシマの日とナガサキの日の間に催されるようなのですが
今年は7日、8日が土日だったためか、8月9日、長崎の日に開催されました。

昨年の原爆の日
一昨年の原爆の日


会場の様子(今回はロトンダと呼ばれる円形ホールが会場)


去年も一昨年も、おんぼろデジカメに動画機能があるのに思いつかず。今回初めて動画も撮ってみましたが、グラグラするし変にちょん切れるしメチャメチャ。中で少しはマシなものをアップ

国際原子力機関事務局長のビデオメッセージ


IPPNW(核戦争防止国際医師会議)代表のアピール



今回は挨拶やスピーチの後に茶の湯のパフォーマンスがありました

亭主を務めるのは裕子・グルダさん(昨年、一昨年の記事参照)

茶の湯 1


茶の湯 2



イラク大使から、イラクの身障者が口で筆をくわえて描いた原爆の絵が寄贈されました。
2枚あるのは、ヒロシマとナガサキということでしょう。






この後、恒例「平和の鐘」撞きがありました。続く・・・これも恒例  乞無期待