猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

キキにすすめられて気分転換、佐久間川のミゾソバ、前橋に現存する三軒の銭湯…

2017-10-12 06:57:21 | あんじゃあない毎日

昨日は、糸駒が上京するとすぐにキキの食餌の買い出しと、野菜の調達をすませて、あとは留守番をしながら伯母さんの葬儀に寄せられたご好意への返礼の準備作業をしていました。でもね、なんとなく行き詰っちゃって…

 それを見てたキキがさ、<毎日同じことやってるから、いろいろ考えて気重になってしまってるのよ、ちょいと気分転換しといで…>って言ってくれたんです。
それで、青井食堂へお昼を食べに出かけたら、店の壁に貼られたポスターの上にモンシロチョウが飛んできてとまったんです。それが、はじめの写真です。

 

それから、佐久間川を見に行ったんです。才川通りの佐久間橋の上流です。川岸の堆積土砂や石積の間で暮らしているミゾソバが花を咲かせてました。秋の水辺の花です。

  

川沿いの道を上流に向かうと、あっちにもこっちにもミゾソバの花です。
「なんの写真撮っているんですか?」、知らない女性から声をかけられました。
「ミゾソバの花です」
「どれ?」
「川岸に茂っている草に小さな花がいっぱい咲いてるでしょう、あれがミゾソバです…」
「お好きなんですね、あたしなんか関心ないから気づきもしない…」

 「手前のはなんていうんですか? 種が服にくっつくんですよね…」
「それは、たぶんコセンダングサ…、『ひっつき虫』っていうんですよね…」
「ひっつき虫ですか…、こっちの黄色いのは?」
「それはクサノオウ…」

佐久間川は秋の花盛りでした。来てよかった…

ついでなんで国領町の『野口組』の事務所に寄ったんです。「猫、見に来ました!」って。
「ごめんなさい、今お出かけ中で、その辺、三匹して歩いてないかしら…」
待っていたら、一匹だけちょいと戻ってきて、またお向かいの家に遊びに行っちゃいました。

で、思い出したんです。出がけにキキに言われたことを。<昨日の7回目の「前橋の路地」でさ、今もやっている銭湯の名前が三つ出て来てたでしょう、写真撮ってきて見せて、萩の湯懐かしいから…>

 

  昭和町2丁目の萩の湯です。三中の角を群大病院の方へ向かう途中にあります。
今の家に越してくる前は、この戦闘のすぐ近くで暮らしてたんです。キキが私と一緒に暮らすようになったのもこのまちでの出来事、キキが私からお散歩の特訓を受けていたのもすぐ近くの路地だったんです。
息子たちとも一緒に入りに行ってた銭湯です。

  中央総合病院前の通りを刑務所の方へ向かっていくと、利根の湯があります。紅雲町一丁目です。
昔、中央総合病院の一泊二日の人間ドックを受診すると、この銭湯の入浴券が配られました。それで入ったことがあるんです。風呂から戻ると、当時の院長が、「よっ! ビール飲み行こう、一本なら明日の検査に影響でないから…」って誘いに来たんです。ほんとうです。

  そして、こちらは国道50号線に面している朝日町三丁目の松の湯です。釜場の脇を端気川が流れてます。

 国道の向かい側から写真を撮っていると、ひっきりなしに車が走って行きます。この銭湯は、元旦の実業団駅伝のテレビ中継で必ず映る銭湯です。毎年、元旦だけ全国区になるんです。

ほら、ちゃんとお客さんが入って行きます。前橋に現存する銭湯は三軒なのです。

 

 糸駒が、思いのほか早くに帰ってきました。それなので、一緒に『いわまる』へ出かけました。写真は刺身で酒を飲んだあと、「おまかせで一盛りください」って注文した盛り込みの寿司です。おいしかったです。

帰り道、桃井橋まで来たら、中央前橋駅から西桐生行の電車が出発して行きました。
伯母さんが逝ってしまってちょうど二週間経ちました。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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