猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

仕事納めの日は福島の名物料理イカ人参、作り方紹介します

2014-12-27 06:06:21 | あんじゃあない毎日

<これって、高崎市の西国分でつくられている国分ニンジンです。こないだ、おヒゲが、JAはぐくみの国府白菜まつりで買ってきたんです。
そいで、オヒゲは昨日の朝、お正月用の『イカ人参』を漬け込んでたんでつくり方改めて紹介しますね>

   

    

 <おヒゲが前に『ヒゲおじさん厨房に入る』で紹介したつくり方の復習なんだけど、あのときはね、福島市のHPでイカ人参のつくり方を紹介している佐藤善井さんとお話してさ、彼女のレシピを使わせてもらったんですよね。
オヒゲのお父さんは有名な飯坂温泉のある福島市飯坂町で醤油の醸造をしてた『佐直』って屋号の家の出身なの。今はもうないんだけどね。佐藤善井さんも近くにお住まいだって懐かしげにお話しててさ…>

    

    

 <イカ人参は、スルメと人参だけで作るのよね。松前漬けとは違うのね。松前漬けは、スルメと昆布と数の子で漬けるのが基本、ニンジンは入れる人と入れない人がいるんですって。
福島の皆さんはね、イカ人参が北海道に伝わって松前漬けになったって言ってるの。イカ人参は、昔から福島の皆さんがつくり続けてきた郷土料理なんです。
オヒゲのお父さんも大好きで、冬になると必ず作ってたんですって。それで、おヒゲも毎年欠かさずにつくり続けてるのよね>

    

     

 <材料はスルメとニンジン、ニンジンは国分ニンジンみたくな長ニンジンがいいの、善井さんもそう言ってるのよ。
ニンジン300gと大きめなスルメイカ1枚ってのが、善井さんのお薦めですよ。
漬け汁の材料は、 しょう油:100ml、砂糖:大さじ2分の1、みりん:小さじ2分の1、 酒:小さじ2分の1、というのが善井さんのレシピなんですけど、「好みなのよね、みんな工夫していろいろ…」って、善井さんも言ってました。あとで、おヒゲの漬け汁の分量も紹介しますね>

    

     

 <では、作り方ね。
① ニンジンとスルメは長さ3cmほどの長さの千切りにします。スルメは横に3㎝幅に切ってから細切りにしてね、その方がイカの繊維の関係で具合いいからさ
② スルメ1枚当たり大さじ2杯ほどの酒を振り掛けて1時間ほど置きます
③ ニンジンは、300gあたり大さじ1杯半ぐらいの砂糖を振り掛けてよく混ぜ合わせ、これも1時間ほど置きます。
ニンジンを塩でしんなりさせるのでなくて、砂糖でやるのは善井さんのオリジナルですよ。減塩には良い方法だいね>

   

    

 <漬け汁です。おヒゲはさ、善井さんのレシピよりずっと薄味、その代り、保存は必ず冷蔵庫なんです。
ニンジン300gとスルメ大1枚だと、しょうゆ60ml、酒60ml、みりん大さじ1杯、砂糖大さじ1杯です。善井さんに比べて、塩分量を半分ほど減らしています。減塩を必要としている家族がいるからです。
④ 漬け汁の材料を鍋に入れて一度煮立ててから冷ましておきます>

   

    

 <⑤ 1時間ほどしたら、ニンジンはしっかり絞って水分を切ります。
⑥ 絞ったニンジンとスルメを良く混ぜ合わせます
昨日おヒゲが漬けた量はね、ニンジン1㎏、スルメ大4枚でした。ニンジン刻むのに、1時間以上かかってたいね…>

   

    

  <⑦ 混ぜ合わせたニンジンとスルメをポリ袋に入れて、冷ました漬け液を加えてやります。
⑧ ポリ袋の中の空気をしっかり抜いて、口をゴムバンドで封します。
冷蔵庫で2日ほど寝かせればおいしく食べられるようになりますよ>

   

    

 <オヒゲのお父さんのイカ人参の食べ方はね、小鉢に盛ったイカ人参を全部食べちゃわないで、少し残しておくんですって。それで、そこにお湯を注いで、おつゆにしていただくんですって。「いつもさ、ずるずるって音立ててすすってたんさ」、おヒゲ、懐かしそう…
皆さんも、イカ人参食べるときは、おヒゲの父さんの真似してね、最後は、お湯注して、すするのよ、必ずずるずるって音立てんのよ、そうしないとおいしくないよ!>

   

    

 昨日は、今年最後の広報と回覧の配布日でした。広報は新年の1月1日号、山本市長のあいさつが載ってました。
城東町4丁目の町内新聞『城四だより』も新年号、こっちはさ、前に市議会議員をしていた茂木さんが編集して作ってくれています。今回の号に掲載された写真には、焼きそば焼いてる私がいました。なんとなく、うれしいです。

   

    

 イカ人参だけでなく、ヒロ子さんにいただいた花豆も水につけました。この作業してたら、キキが、花豆をふっくら煮る方法や黒豆の煮方を改めて紹介した方がいいよっていうんです。
それで、2年前の記事を再掲することにしました。この記事の前に、『花豆をふっくらと煮る方法』と、『おヒゲの黒豆の煮方です+黒豆ご飯のつくり方』という2本の記事をアップしました。これから煮る皆さんは参考にしてください。

   

   

 ちょいと出かけて戻ってきたら、メイ太の母ちゃんさんから大根が届いていました。ありがとうございます。紅白なますや雑煮に使わせていただきます。

    

    

 午後は、大学へ出勤しました。昨日が仕事納めでした。
学長さんと今年最後の打ち合わせをして、事務局の職員の皆さんに一年のお礼をして、お勤めは終わりです。
良くないこともありましたけど、みんなに助けられて、何とかなった1年だった気がします。

   

    

 <オヒゲは暗くなってから帰ってきてさ、またお出かけ、外でお食事したみたいです。キキは、先に休みました…>

    

     

     

 前橋で日本舞踊の師範をしております直派若柳流の若柳糸駒です。よろしくお引き立てをお願い申し上げます。
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4月に開催いたしました『美登利会』の様子は、こちらをごらんください

                            若柳糸駒

   

    

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