これは2008年の4月に撮影されたキキとヒゲおじさんが肩猫でお出かけするところです。
この頃キキは10歳、人間年齢に換算する50歳代半ばってとこ、まだ若かったです。一緒にいろんなところへお出かけしたり、公園に散歩に行ったりしてたんです。
昨日は、とても良いことがあったんです。それで、思い出してブログを始めたころの写真を見てたんです。当時のブログのタイトルは『お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常』というものでした。
何が良いとかというと、キキが朝ごはんをしっかり食べてくれたのです。それも、私の手づくりのではなく、市販のフードを久しぶりに食べてくれたんです。
これがキキの食餌の在庫です。左の写真はウエットフーズ、15種類ほど在庫してます。右はドライフーズ、こちらは現在は5種です。
どうしてこんなにたくさんの種類を在庫しているかというと、昨日まで食べてたフードを突然食べなくなってしまうことがあるんです。単なるわがままではなくて、老化と腎不全の進行によって引き起こされる症状なんです。
キキはコバルジンという薬を毎日飲み続けています。薬は食餌に混ぜて与えるのですから、食餌を食べないと死にます。分かっていることはそれだけなんです。
5月の末のこと、キキは一切のフーズを拒否しちゃったんです。とっかえけひっかえにいろんなフーズを出したんですけど、匂いを嗅ぐだけで食べないのです。
もうおしまいかなとも思ったんですけど、もうひと踏ん張りってんで…
6月2日に鮭の切り身を買ってきてホイル焼きにして出したら、食べてくれたんです。
それからずっと、私の手づくりの食事が続いてました。鮭、真鱈、鶏のささみ…、どれもホイル焼きにします。もう一週間以上続いていたんです。
これってすごい怖い状況だったんです。もし、私の手づくりの食餌が拒否されちゃうと、代わりのものが考えられないのです。なんとかして選択肢を広げておかないと恐ろしいのです。
だから、市販品を食べてくれないかなって、キキの健康状態と食餌の食べっぷりを観察して、チャンスを待っていたんです。
そいで、昨日の朝なんです。思い切ってモンプチのカツオのウエットフーズとシーバのドライフーズを出してみたんです。
キキは食事をするところを私が見ているのを嫌います。そっとして置いてほしいらしいんです。それと、歳をとってからは出された食餌を一度に食べません。休みながら、少しずつ時間をかけて食べます。
で、2時間後、覗いて見たら、ウエットフーズもドライフーズもきれいに食べてありました。嬉しかったいね。ホッとしましたいね。手づくりと市販品と両方いければ、選択肢は大きく広がります。助かるんですよ、食餌と薬の世話している者としては
これはね、2008年4月に狩野動物病院へ定期健康診査と感染症の予防ワクチンの接種に行った時の写真です。今に比べるとキキは丸っこかったですね。女盛りだったんです。
いつも私のそばでいろんなことしてたんです。新聞を読み始めるとその上に乗って邪魔するんです。ずっとこうして一緒してきたんです。この２枚の写真は2008年5月です。9年前のキキです。
私と暮らすようになって17年と154日目になりました。一緒に暮らし始めたときに狩野先生が推定年齢を２歳としてくれたので、今19歳半ぐらいなんですね。人間の年齢に換算すると94歳ほどになります。
腎不全と診断されてコバルジンという薬で延命治療に入ったのが一昨年の12月からなんです。きょうで、延命治療が550日目を迎えます。
夕食は、手づくりの真鱈のホイル焼きとドライフーズ、こちもしっかり食べてくれました。
５月の末からずっと悩んできていたことがちょっとだけ抜けそうです。このまま行ってくれれば、あんじゃあないのですよね。
昨日は小梅の配達第２日、のんびりやってました。
夕食は一人ですから、ナスのチーズ焼きなんか作って、中央通のシャトアさんで分けてもらったフランスパンをかじってました。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
今春の第７４回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。