比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

秋・・・乗鞍岳・畳平から・・・旧乗鞍コロナ観測所へ・・・歩く

2017-11-02 | 山が好き 北アルプス
新穂高ロープウエイで天空のアルプス展望、次の日は乗鞍岳畳平へ。
信州上田の・・・六文銭の写真帳

乗鞍岳畳平・・・標高2702m。乗鞍本宮神社(中社)、バスターミナル一万尺(土産店、簡易郵便局)、ホテル銀嶺荘飛騨森林管理事務所など。
後方に恵比須岳(2831m)、魔王岳(2763m)。前に見える山上湖(火口湖)は鶴ヶ池。ここはカルデラ底の噴火口とわかります。
信州側からエコーライン(長野県道84号)、飛騨川からスカイライン(岐阜県道5号)が通じシャトルバスが走っています。一般車通行禁止。
エコーラインとスカイライン合流地点の県境、標高2716m、公道として日本最高地点です。

この前の谷間は通称「天空のお花畑」高山植物の宝庫です。木道が設置されユックリ1時間半ぐらいの散策が楽しめます。
天空の夏は短く9月の終りはもう秋の終りです。残念ながらシーズンオフでした。


摩利支天岳・・・標高2876m、旧国立天文台乗鞍岳コロナ観測所(現宇宙線研究所観測所)に至る取付け道路です。舗装はしていません。
摩利支天岳の向こう側の鞍部に乗鞍岳肩の小屋があります。取付道路はここまで。ここから乗鞍岳連峰の最高峰剣ヶ峰(3025m)はすぐです。
※1949年東京大学天文台開設。1950年コロナグラフ設置。1988年国立天文台に。2010年閉鎖。2011年自然科学研究機構宇宙線乗鞍観測所に。

富士見岳(2817m)。自動車道路から標高差100m弱。名前の通り富士山が見られます(天候、雲の流れ次第ですが)。

畳平から北北東に向けての飛騨山脈の眺望です。
奥穂高岳、ジャンダルム、槍ヶ岳・・・遠くに剣岳、手前に焼岳。
※撮影は9月30日
乗鞍岳・・・乗鞍岳という山はありません。主峰剣ヶ峰を中心にカルデラを形成する山群を総称していうようです。カルデラなので火口湖も多いです。万年雪の雪渓も多く、湿原もあり高山植物の宝庫。這松の実を求め飛び回るホシガラス、岩礫から這松を這いまわる雷鳥、イワヒバリも見られます。秋の紅葉が見事です。
乗鞍スカイライン・・・1941年日本陸軍航空本部が航空エンジンの高地実験場を畳平に設置計画、1942年幅員3.6m、距離15㎞の軍用道路完成。1948年岐阜県道5号線に、1973年乗鞍スカイライン(有料道路)に、2002年償還期間終了、2003年環境保全のためマイカー乗り入れ禁止開始(シャトルバス、タクシー、バス、自転車は可)。
乗鞍エコーライン(長野県道84号)・・・1963年乗鞍岳線設置。2003年からマイカー規制。



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