思想家ハラミッタの面白ブログ

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カタカムナ生命論

2018-02-21 13:12:42 | 思想、哲学、宇宙論
https://ameblo.jp/ici05876/entry-12352993807.html?frm_src=thumb_module



1)生命体の本質



生命の本質について、兵庫県で発見された世界最古、石器時代のものとされる「カタカムナ文献」に書かれた「カタカムナ哲学」によると、

生命の根源をなす「高我(ハイアーセルフ)」は、魂が転生(下生)した代々の「低我(現象我=エゴ)」の記憶の蓄積であるコーザル体(高位メンタル体)の中に宿り、部分魂である”低我”を生み出し統制します。この低我は、❶メンタル(精神=マナス)体、❷アストラル(感情・欲望=カルマ)体、❸エーテル(肉体・本能)体からなります。

これらの体は独自の生命と意識を持ち、特にエーテル(肉体)体は代々の先祖からの記憶、経験をDNAを通して蓄積しているが、高我の統制が弱まると、先祖が持っていた昔の野蛮な時代の本能を思い出し先祖帰りすることもあります(執着)。

アストラル体は、様々な想念波動を起こさせ、変化、新奇、興奮などを好み、メンタル体は理性によって宇宙の諸現象から思考を展開させ、真理を獲得するための様々な経験を得ようとします。

そして、根源をなす高我はこれら生命活動の過程を統制し、3つの体との間で進化のための戦いを演じながら生命体全体の進化発展をリードすることとなります。例えば、アストラル体が感情や欲望をむき出しにして、一時的にせよ高我を追い出した時には”人生の悪化”が始まります。

その他、生命の正しい進化を妨げるものとしては、エーテル体の持つ先祖の記憶やアストラル体が持つ感情、欲望の他に、他人が発した悪想念がメンタル体に入り込んできて私たちの精神体の中にある、相似した”私たちの古い想念”と共振現象を起こし、同調する場合です。



(次回に続く)

カタカムナ生命論2、生き霊の正体



例えば、特定の対象に対して、強い憎悪や恨みの念を発した場合、想念は直接に相手に当たり、その周りに想念形態というマイナスのエネルギー・フィールドを形成し、もろもろの障害や不幸を引き起こします。

これがいわゆる”生き霊(悪霊)”ですが、これはその想念を発した本人が恨みを忘れてしまった後にも残り、一つの独立した生命体として残って一人歩きしてしまう場合があります。また想念はそれを発した人間にも跳ね返り、忘れた頃に思わぬ”穴埋め”を迫られることとなる場合もあります。

また、想念は良くも悪くも同じ性質やエネルギーレベルの他人の想念を引き付ける性質を持っており、例えば、ある意図を持った扇動者の低次で強烈なエネルギーは、多数の共振波動層の人々の心にキャッチされ、共鳴者たちは更に強力な波動を形成し、集合意識として社会に影響を及ぼすこともあります。

このような結果を防ぐためには、自分の魂の進化に必要なものだけを選択し、それ以外のものは受け付けない強い覚悟が必要で、また、あらゆる事実を曇りのない澄み切った感覚で捉え、その本質を偏見なく見抜くことも肝要です。

そして何よりも必要なことは、愛情などの高級な感情にもとづく高潔な精神波動を涵養し、敵意ある想念波攻撃から身を守ることである。鍛錬した人間の想念波動は、その強力な意志の力によって邪悪な念霊を瞬間的に消滅させることができます。



(次回に続く)






3)死んだらどうなる?



ところで、生命は死んだらどうなるかは多くの興味を引くところであるが、低我(現象我)である肉体が死を迎えると、生命体の本質である魂は暫くの間、アストラル界(幽界)にとどまり、その後、下位天界であるメンタル界(霊界)に進みます。そこでは快適な環境で、憧れてきた全ての理想を作り出すことができます。

魂は自分の意思によって、これまでのあらゆる経験を”永遠の真理”として、あるいは”才能”として発達させ、隠れたる”神性”を身に付けます。

但し、転生時の現象界における特定の感情、概念、信念などの情念、思念などの執着を断ち切れない場合は、アストラル界で暫く足止めを食いさまようこととなり、これが”死”を受け入れられない”成仏できない”状態です。

一方、順当に経過期間を過ぎ、下位天界であるメンタル界を終えると、魂は低我の最後の遺物である精神体を脱ぎ捨て、本来の居場所である高位天界であるコーザル界(神界)に進み”高我”となります。

魂の成熟度による長い短いの差はあるが、一定の期間が経過すると、再度、現象界での経験を積みたい魂はアストラル界あるいはメンタル界から低我を作り、現象界へ下生(転生)することになります。










さて、魂それ自体は、元々は全宇宙を構成する生命素子(量子)の渦巻き運動エネルギーです。このエネルギーは主に「想念(理性)」とも言われ、感情(感受性)である「情念」と思考(知性)である「思念」から成り立ち、人間の大脳でいえば前者が右脳、後者が左脳の担当領域とされています。

まず、前者である情念のあり方から魂の進化を説明すると、人間が怒りや欲望、羨望、嫉妬などの情を起こすと、下位アストラル層はたちまち混乱を起こし、進化が停滞、最悪の場合、不幸な現実を引き寄せることとなる場合もあります。

しかし、逆にここでこのような情念を抑制し、愛情や献身、同情などの”高級な感情”を出せば、より高位のメンタル界につながることができます。

次に、思念のあり方からは、物事を考える場合に、総合的に考えないで個々のものとして相互の脈絡を設けず、バラバラに考えると、魂はたちまち下位アストラル界につながることとなり、逆に、ここで様々な考え方をまとめ、その中から法則性や真理を見い出した時、魂は高位メンタル界につながります。

さらに魂は、高級な感情と総合性を獲得し、全宇宙が一体であり完全に満たされたものであるという普遍的な”高級想念”に立ち至った時、より高次のコーザル界(仏界=涅槃界)に到達します。

コーザル界では、意識する主体と客体の区別がなく、すべてが一体化(トータルセルフ)した中にあるため、研ぎ澄まされた感性である”神の直感”によってすべてを把握し、常に”最上の感覚”に満たされます。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは神智学ですね (nakamura3104)
2018-02-21 22:53:36
これはまさしく神智学と同じですね。
神智学のテキスト「神智学大要」は知っていますか。これと同じことが書かれています。
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Unknown (Unknown)
2018-02-23 15:31:26
神智学大要は5冊もあるのですね。
私は地球にも生命エネルギーを司るエーテル体と
高貴な精神を持った魂があると思います。
アイヌ音楽は、地球のエーテル体と共鳴することで
生まれた世界ではないかと思います。
アイヌ音楽を聴くと先祖の記憶のようなものを感じます。

>エーテル(肉体)体は代々の先祖からの記憶、経験をDNAを通して蓄積している


というのは本当かも知れません。
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