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お稲荷さまには2種類ある

2014-10-09 13:32:25 | Weblog
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【本当は怖い稲荷神社】一生拝まないと祟る?たたりの噂とお稲荷様の真実


稲荷神社は、一度拝んだら一生拝まないと祟るなどの噂があります。その理由は、実は日本古来の神様と一緒に、密教の荼枳尼天と呼ばれる、死者の心臓を喰らう「夜叉」が祀られているからとか。家の敷地内にお稲荷様があり、移転する場合はどうするのか?なども。

更新日: 2013年11月06日
■お稲荷さまには2種類ある





稲荷神というと、実は霊的に大きく二つに分かれます。

秦氏と共に渡来した稲荷神は倉稲魂尊(ウガノミタマノミコト)といって、スサノオ大神の
系統を引く、神界でもお働きの大きな神です。食物に関わる神で、日本全国に広くそのお力をあらわされております。作法にのっとって勧請(お迎え)し、祈願(感謝)をすれば偉大なる神力を現して下さる神ですので、人々の人気を集め、稲荷信仰が流行となりました。


■全てのお稲荷様が怖いわけではない。怖いのは「荼枳尼天」を祭った稲荷神社





ここからが、もうひとつの稲荷神のおはなし・・・

空海という方が、民衆の願いをかなえる目的で、外国神の荼枳尼天(だきにてん)を勧請しました。空海は、本意ではなかった事でしょうが、貴族達の求めに応じて、金銭の絡む呪詛を負わされたりしました。
荼枳尼天とは真言密教と関わり、インドの女神ダーキニーのことです。本来、人を食らう夜叉、また羅刹の一種といわれます。祟り神の一種です。中世には霊孤と同一視されるようになります。
神仏習合の流れもあり、荼枳尼天と稲荷神は習合される事となりました。真言宗が全国に布教されるとともに、荼枳尼天の概念も含んだ状態の稲荷信仰が全国に広まることとなるのです。ここでごっちゃになってしまったのですね。




●荼枳尼天(ダキニ)は人の死期を6ヶ月前から予知し人肉を食べる女夜叉が前身





最初は豊穣を司る女神であったが、性や愛欲を司る神となりそして夜叉へと変わっていった。
仏教に取り入れられてからは大日如来の説法を受けて善神となり、臨終を待って死者の心臓のみ食べることを許された。

日本では荼枳尼天が乗る霊孤を日本古来の神・稲荷神の使いの狐と結びつけ、稲荷神と同一視されるようになった。
そのことから開運出世、商売繁盛、福財をもたらす神様として人気を集め信仰が広まっていった。

また、別の一面に人の魂を食う代わりに欲望を叶えるといわれ、相手に災いが及ぶように祈祷する呪詛修法に利用された。織田信長や徳川家康は天下統一の為に荼枳尼天を信仰したされている。
関東周辺に稲荷神社が多いのは、徳川家康が天下平定の恩に報いる為に江戸の周辺に多くの稲荷神社を寄進した為だといわれている。























●荼枳尼天を祭った稲荷は、見返りを求める





本来の稲荷神が、感謝の念やお礼の心によって格が上がっていくのに対し、祟り神が正体の稲荷神の方は恨みつらみ、貪欲など負の念が一番のごちそうです。そして、人の魂と引き換えに欲得を叶えます。もちろん金銭もおおいに絡んできます。



出典
稲荷神のおはなし。� - 【神声Kamikoe】











後に、荼枳尼天のもとから離れた狐の姿をした眷族が全国へ広がり、稲荷神として人間の欲望を満たしては、その負の念を上へと献上し、自分の階級を上げて力を付けていくのです。階級の低い霊狐は朽ちた稲荷神社や繁華街に潜み、人間にいたずらをしたり、惑わせたりします。その魂を一部でも奪われてしまった人間は心の病に陥る事もしばしばです。・・・恐ろしい話ですよね。







稲荷信仰というのは、確かに、一見御利益があるように見える。商売繁盛などを願うと、パアッと景気が良くなる。しかし一定期間経つと景気が落ち込む。そこでまた頼むと、景気が上向きになる。

しかし実はこれは、景気を前倒ししているだけで、本当に売上が増えたわけではないのだ。それが分からずに頼んでばかりいると、眼に見えない借金を抱えることになる。

こうなると、神界の闇のサラ金に手を出したような状態になり、後から後から高い利息が追いかけてきて、生かさず殺さずのがんじがらめの状態となる。

だから、稲荷信仰に熱心な人は、浮き沈みが激しい。この章で最初に書いた聖天さんも、実はこの、ダキニ、稲荷の霊系に属する神だ。だから御利益と祟りが大きいのである。新興宗教も似たようなものだ。世の御利益信仰の人は、心してかかられるが良い。





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