思想家ハラミッタの面白ブログ

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クローン人間のこころ

2016-10-24 13:26:32 | 思想、哲学、宇宙論
>ではこれに続けて、クローン人間の魂の重要な問題について話しましょう。これらの人造体の中の魂の存在あるいは不存在についてですが、はっきり言えることは、クローン人間に魂が”誕生する”ことはありませんが、魂がそこに選んで入ることはできます。魂が入るもっともな理由があると同時に、入らないもっともな理由もあります。




では、魂なしにどうやって肉体が生きて行けるのかと考えていますね?肉体はその化学的組成によって、独自に機能できる存在なのです。その生命力はその各種元素から引き出されるそれ自身の運動エネルギーと通常の有機的機能をもった相互反応プロセスによって維持されています。従って、魂のないクローン人間も普通の肉体と同じ運動能力と思考能力をもっています。

  魂のないクローン人間にないものについて話しましょう。まず、自然に創造された人間には当たり前の感情はありません。魂不在のクローン人間は、状況に合わせて感情を装うことが必要になります。多分、”いい奴”とか、上流階級の人間から期待されるようなものです。感情を装うのはクローン人間が関わる仲間たちに適応するだけのためです。

  しかし、クローン人間に最も欠けている本質的なことは、両親の卵子とせいしから生まれる赤ちゃんに生まれつきあるスピリチュアルな側面です。魂の生命力は神と繋がっている存在のそのような側面をすべて含んでいます・・それが良心、直感、通常の意識的機能を超えた高い次元での自己感覚です。

  ですから、魂不在のクローン人間にはそういった神との繋がりも自然な感情もありません。その代わり、機械的で知能的にふさわしい行為をすることや言葉を言う特徴があります。一度マスターしてしまえば、この能力は、まるでその“人”が人生で知恵を蓄え、まともに行動して来たように上達できるのです。


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魂不在のクローン人間は、感情、良心、直感、通常の意識的機能を超えた高い次元での自己感覚がない代わりに思考力があり、機械的で知能的にふさわしい行為をすることや言葉を喋ったり、状況に合わせて感情を装うことができるということですね。
物質の脳にも、通常の意識的機能を持った自己感覚が、生成されるということは、人工脳にも自己意識が発生するのかもしれません。ハラミッタ


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