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衛気(えき)とは?

2016-03-17 20:22:45 | Weblog


衛気(えき)とは?



2015-09-01 14:01:08
テーマ:ボディートーク療法

こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

突然ですが、私は満員電車が苦手でした。今でもありますが特に朝の通勤電車は苦手です。他人の感情が入ってくるからです。特に月曜の朝は最悪ですね。

人の感情にある程度左右されるのは普通のことですが、過剰に影響される場合は自分自身のバリアが弱っている可能性があります。中医学の考えでは衛気(エキ)と呼ばれ、ボディートーク療法の検査項目にも入っています。


衛気とは?

衛気は体の表面(皮膚や粘膜付近)にある保護エネルギーで様々な環境要因から身を守っています。

・花粉やハウスダストなどの異物
・細菌やウイルスなどの病原菌
・有害な化学物質
・高低温や湿度・乾燥などの病気を引き起こす環境変化
・電磁波や放射線(紫外線など)
・土地から悪いエネルギー(ジオパシックストレス)
・他人の感情などの邪気
・外傷

などから体を防衛するバリアの役目を果たしているのが衛気です。

この衛気が何らかの理由で働かなかったり、逆に過剰になりすぎたりすると問題が起こります。

例えば

・エアコンの冷気に弱くなったり
・怪我しやすくなる。
・他人の感情が入ってきてしまう。人ごみが苦手。パニック障害など
・エアコンで冷えたり、ふとんを掛けずに寝たりするとすぐ風邪を引く。
・ある場所に行くと気分が悪くなる。
・環境によってアレルギーがひどくなる。
・多汗、汗が出ない

など周りの環境に大きく影響しやすくなります。過剰に衣服で体を隠そうとしたり、厚着をしたりなど衣服を使って保護しようとするのは衛気の問題が関係するかもしれません。

逆に過剰になると人生の経験を取り込めず知恵に変える事ができなくなったり、良いエネルギーを吸収することができなくなりエネルギー不足に陥ったり、人とのコミュニケーションがうまくいかなくなったり、環境を拒絶してしまうことになります。

取り入れられた衛気は肝臓・胆嚢によって分配され、悪いものは処分され良い物は取り入れられます。その分配がうまくいかなくても悪いエネルギーを吸収してしまう原因になったり、良いエネルギーが全身を循環しない原因になったりします。

衛気はオーラとは違います。オーラは衛気の外側に広がるエネルギー体です。

衛気に問題が起こる原因はトラウマなどの心理的問題や、体の中を流れる経絡という内臓を通るエネルギーの流れの問題、結合組織の瘢痕組織(手術跡や怪我のあと)、環境の問題、エアコンや暖房や衣服の問題などががあります。

衛気の元となるエネルギーは胃腸(胃や脾(膵臓))の消化を通して作られます。そしてそのエネルギーの一部が肺に送られて、肺が「衛気」のバリアを張り巡らします。

ですので消化不良や食生活の問題、呼吸が浅くなるなど肺の機能低下や横隔膜の機能低下は衛気エネルギー不足の原因になります。

東洋医学では気(エネルギー)をその働きから、宗気(そうき)、営気(えいき)、衛気(えき)、臓腑の気、経絡の気にわけるそうです。

宗気は胸に集まって肺の呼吸や心臓の拍動の原動力になります。
営気は血管内を流れる気で、全身に栄養を届けます。
臓腑の気は五臓六腑にある気で経絡は経絡を流れる気です。







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