行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年8月26日(水)の日記

2009年08月26日 | 日記

今日は比叡山へ行く。

一昨年の夏休みに高野山へ行った。空海-高野山-金剛峰寺と最澄-比叡山-延暦寺は小学校高学年の歴史でセットで覚える。高野山へ行ったから、もう一方も行ってみようということで去年の夏休みに比叡山へ行くことを考えていた。ところが、去年はずっと悪天候。今年、ようやく行くことができた。

大阪淀屋橋から京阪電車で京都の出町柳へ。

出町柳から叡山電鉄の小さい電車で八瀬へ。

八瀬から比叡山へのケーブルカーに乗る。

電車の乗り継ぎパターンがこの3月に箱根へ行ったときと似た感じ。叡山電鉄も箱根登山鉄道も小さい電車だが、叡山電鉄は急坂で山へ登るわけではない。

箱根のときは強羅周辺が目的だったので、ケーブル終点の早雲山まで行って引き返し、芦ノ湖までのロープウェイには乗らなかった。今回はケーブル終点からロープウェイに乗り継がないと目的地の比叡山には行けない。

ロープウェイの終点から来た方を見ると、京都の洛北が見渡せた。

ロープウェイ山頂駅のそばには「ガーデンミュージアム」というのがあって、山頂バスターミナルへも抜けられるようだ。だけど、入場料が1,000円。似たような施設は観光地ならあるものだし、300円や400円ならちょっと入ってみようと思うが、1,000円もするからやめておく。

ガーデンミュージアム沿いの道を歩いて山頂バスターミナルへ。京都側は大原のほうが見渡せる。天気予報では昼ごろから雲が出ると言っていたが、どうも霞んできた。

東の方から湿った空気が来て曇るとかいうことだったので、東の滋賀県側を見るとこちらのほうがもっと霞んでいた。琵琶湖のもっときれいな眺めを期待していたが、これではだめ。

高野山は山上盆地なのでお寺以外にも観光向けの施設がいろいろあって、また山内の移動もやりやすい。比叡山は峰の少し下の斜面に沿って、延暦寺の施設が点在し、車両専用の道路をシャトルバスで移動しなくてはならない。いろいろ見て回ろうとすると、プランをしっかり立てておかないと難しいので、今回は山頂からの眺めと延暦寺の中心部分に的を絞った。

眺めは期待はずれだったので、とにかく延暦寺へ行って見て回ることにする。

参拝券を買って境内に入り、最初に国宝殿を見て次は写真の大講堂。

そして国宝の根本中堂。これら施設内部は撮影禁止なので、外側の写真だけ。

食事をする場所もあまりないので、延暦寺バスセンターそばのお土産売り場兼食堂の建物で食べることにする。

食堂といってもそばとうどんしかやっていない。食べたのは門前そば

食べ終わって出てくると空がどんより。一瞬だが細かい雨がぱらついた。昨日、比叡山に来て、今日、映画を見に行けばよかったと思うが、この際、しょうがないのでさっさと山を下ることにする。

行きとは反対側の滋賀県側に下りる。滋賀県側の坂本ケーブルの駅のところに来ると、琵琶湖の北の方が見渡せた。相変わらず霞んでいるが、少し高度が低い分、山頂からよりは見え方がはっきりとしている。

坂本でケーブルを下りてから電車の駅までぶらぶらと歩く。坂本は比叡山の門前町で、参道の両脇に並んだお寺の垣根や塀の下に石積みが続くのが、町並みの特徴ということ。

商店が続く通りにも入って、しばらくぶらぶらと歩く。

戻ってきて大きなそば屋のところに来ると、

店頭に「そばアイス」と出ている。

休憩がてら入って食べることにする。確かにアイスはそばの味。ウエハースの代わりにそばがきがついてきた。

さっさと山を下って時間に余裕があったから、JR京都駅に寄っていく。京都駅に巨大な駅ビルが建ったのは1990年代の中ごろ。新幹線では何度も通っているが、そのうちによってみようと思いつつ、未だに来ていなかった。

これが壁や天井がガラス張りの巨大な吹き抜け。高さは50mになるということ。

映画「ガメラ3」にも登場した。吹き抜けの中でガメラとイリスが最終決戦をやる。両者の設定身長からすると、ちょっと窮屈にはなるが。

この吹き抜けの高さを見て思ったが、お台場の実物大ガンダムを持ってきたら余裕で入るだろう。

吹き抜けを上っていくエスカレーターで上へ向かう。途中からはこれもまた大きな階段に沿っていく。階段の一番下にステージがあってライブが始まるちょっと前だった。階段が客席になっていたのだ。

一番上まで上るとビルの10階か11階ぐらい。振り返るとこんな感じ。左に見える塔は京都タワー。

さっきの大階段を上から見ると怖い感じだった。

ビルには伊勢丹が入っている。昼飯のそばと、坂本で食べたそばアイスだけでは腹が持たない。伊勢丹の上の方の階にラーメン店や佐世保バーガーや、お好み焼き・たこ焼きの店が入っている一角があったので、たこ焼きウーロン茶で補充する。

そうするともう夕方近くなってきたので、さっさと大阪へ帰る。