平成二十四年春場所新番附

　平成二十四年三月（春）場所の番附が発表された。去年は場所がなく、翌場所も順席が発表されただけで寂しい限りであったが、まずは番附が発表されて何よりである。

　　日本相撲協会「本場所情報」

　　銀河大角力協会


　毎度おなじみ、“希望番附”との対比。○は新昇進・△は再昇進・×は上位からの陥落、（　）は外れた“希望”を示す。幕下上位も参考までに記した。

・横綱　　＝白鵬　／　－－－－－
・大関１　＝把瑠都　／　日馬富士
・大関２　＝稀勢の里　／　琴欧洲
・大関３　＝－－－－－　／　琴奨菊
・関脇　　＝鶴竜　／△安美錦
・小結　　＝○臥牙丸（△栃煌山）　／△栃煌山（○臥牙丸）
・前頭１　＝妙義龍　／　栃乃若（嘉風）
・前頭２　＝時天空　／　嘉風（栃乃若）
・前頭３　＝旭天鵬　／　栃ノ心
・前頭４　＝×豊ノ島　／　阿覧（×若荒雄）
・前頭５　＝×若荒雄（豊真将）　／　豊真将（豪栄道）
・前頭６　＝松鳳山（阿覧）　／　豪栄道（豊響）
・前頭７　＝安（松鳳山）　／　豊響（安）
・前頭８　＝千代の国（豪風）　／　豪風（隠岐の海）
・前頭９　＝隠岐の海（×雅山）　／×雅山（千代の国）
・前頭１０＝佐田の富士　／　碧山
・前頭１１＝朝赤龍　／　天鎧鵬
・前頭１２＝大道（富士東）　／　富士東（大道）
・前頭１３＝北太樹（△若の里）　／△若の里（北太樹）
・前頭１４＝△宝富士　／○勢
・前頭１５＝△玉鷲　／△寶智山
・前頭１６＝△翔天狼（隆の山）　／　隆の山（○千代大龍）
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・十両１　＝千代大龍（×磋牙司）　／　琴勇輝（×土佐豊）
・十両２　＝×磋牙司（翔天狼）　／×土佐豊（琴勇輝）
・十両３　＝阿夢露（×魁聖）　／　双大竜（×鳰の湖）
・十両４　＝旭日松（×芳東）　／×魁聖（阿夢露）
・十両５　＝×鳰の湖（黒海）　／　黒海（舛ノ山）
・十両６　＝×芳東（旭日松）　／　玉飛鳥（双大竜）
・十両７　＝舛ノ山（玉飛鳥）　／　皇風（高見盛）
・十両８　＝高見盛（皇風）　／　剣武
・十両９　＝武州山　／×旭秀鵬
・十両１０＝真鵬（木村山）　／　北磻磨（真鵬）
・十両１１＝○千代鳳（北磻磨）　／　木村山（○千代鳳）
・十両１２＝北勝国　／　大岩戸
・十両１３＝△里山　／　益荒海
・十両１４＝○千昇（△荒鷲）　／△荒鷲（○千昇）
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・幕下１　＝北園　／　若乃島
・幕下２　＝吐合　／×勝龍　
・幕下３　＝飛天龍　／×誉富士
・幕下４　＝佐久間山　／　肥後ノ城
・幕下５　＝東龍　／×城ノ龍
・幕下６　＝寺下　／　貴ノ岩
・幕下７　＝慶　／　栃飛龍
・幕下８　＝勝誠　／　潮光山
・幕下９　＝華王錦　／　齊心
・幕下１０＝大雷童　／　栃翼
・幕下１１＝鬼嵐　／　琴禮
・幕下１２＝琴国　／　栃矢鋪
・幕下１３＝明瀬山　／　藤本
・幕下１４＝千代丸　／　竜電
・幕下１５＝豊乃國　／　肥後嵐


　安美錦が関脇に復帰。臥牙丸が新小結、栃煌山が再小結。ここは順当に成績順に東・西となった。
　一方で入幕者は、西13で13勝の千代大龍を差し置いて、東5で8勝の翔天狼が幕内復帰。しかも東前14で6勝の隆の山よりも上位になっている。
　東西ともに当たりを2点・東西違いを1点とすると、21人・11人で計53点。東西違いが多すぎる…。

　十枚目。千代大龍と琴勇輝が筆頭で、入幕待ったなしの地位。阿夢露も3枚目に付けている。

　幕下は北園・若乃島・吐合が関取待ったなしの地位だが、佐久間山が早くも4枚目。このほか、15枚目格付け出しで山口が初土俵予定。


　初日は3月11日。この日ばかりはお祝いムードは控えよう。



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