アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

実家で本棚の整理をし始めたら!

2016年05月31日 | 

亡くなった父の本やら、
色々と書いていた雑記帳やらの、
整理担当になったので、
ゴールデンウィークの帰省中に
ちょっくら…。

文章を書くのが好きだった父。
ちょっとした出来事を
大学ノートに綴って…
もしや…20年分くらいあるのかな…。
これ…読み出したら止まらんな。
アカンな。
しみじみするやろうし、
涙もポロリやろうし、
母に読んで聞かせてしまうやろうし、
結局は、
捗(はか)どらへんっちゅうことやね。
この作業はちょっと横に置いといて…。

本や!本をやろう。そうしよう。
久しぶりに本棚の扉を開けて…
ヤヤヤヤ!!
何これっっ!!
私の本がギュウギュウに、
入ってるやないかいなぁああ。
東京に出て行く時に、
思いっきり古本屋に売ったはずやのに…。

ゾロゾロ出てきたのが…
パトリシア・ハイ・スミス
フィリップ・K・ディック

ディックぅぅうう!
私が一番最初に読んだSF!
面白くってさぁああ。
ドドドッッと溺れたぁああ。
懐かしいなぁあ。

ひ~ふ~み~よ~
35冊もあるやないかいなっっ。
でも、その中で
内容を覚えてるのは…
ほんの数冊っ。
シェェエエ!!
アカンやないの!!

嗚呼…
捨てるの勿体無いなあああ。
だからと言って、
何十年も手も触れなかったもんを、
この先取って置いても、
果たして読むやろうか…。
昔は、姪っ子とか甥っ子が大人になったら
興味を持ってくれるかなぁ。
なんて思ってたけど、
世の中には色んな本があるからなぁ。
だいだい、黄ばんだ本なんて
イヤやろうしなぁ。
あ…私ったら…
定年になって実家に帰ってから、
またゆっくり読む気だったのかも…。
でも、もう老眼になって
このちっこい文字はキツイわぁあ。

アアァア…
捨てるの勿体無いなあああ。
ディックの作品って、
装丁を変えて、
ドンドン再版されてるんだけど…。
私は昔の方が好きなんやぁあ。

とにかく、
一番最初に読んだ本を
もう1度読んでみよっかな。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
またワクワク出来たなら、
違う本にもチャレンジして…。

で…結局本棚に戻すんやね。
整理なんか全然出来てへんやぁん。
いやいや、やったでぇえ。
妹は全然未練がないみたいで、
ザザっと見て「全部捨てて」
まあ、参考書とか辞書ばっかりやし。

母の物もドンドン捨てようとしてたら、
ストップがかかってしもうたわい。
アハハ
母自身の記憶も無いという、
お嫁入りの時に持参したっぽい
本まで出てきたぁああ。
ヒアァア!

フィリップ・K・ディック
アメリカの作家。1928年~1982年
1952年に短編作家として出発し、その後長編を矢つぎばやに発表、
「現代で最も重要なSF作家の一人」と呼ばれるまでになる。
ゆるぎない日常社会への不信、崩壊してゆく現実感覚を一貫して
描き続けた。
代表作に『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
『スキャナー・ダークリー』
『ヴァリス』など。
映画化作品は、『トータル・リコール』『ブレードランナー』
『マイノリティ・リポート』
『ペイチェック消された記憶』 他

ハヤカワ・オンライン
東京創元社 

時は乱れて 火星人はどこへ? (2015.2.27記)
やっちまったぁ…同じ本が実家にあったぁ… (2015.10.30記)


コメントを投稿