アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

こんばんは、父さん

2012年11月18日 | 演劇

完全にナメてかかったらまさかのチケット争奪戦にビックリ仰天!
佐々木蔵之介効果なのかっ!
私は平幹と永井愛目当てなんだけどねん♪
劇団二兎社初体験っ。

2012年10月29日(月) 
世田谷パブリックシアター 1階K列下手

二兎社公演37 
こんばんは、父さん
作・演出 永井愛
出演者:佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗

浮浪者の爺さま(平幹二朗)がサラ金業者の若者(溝端淳平)から
逃げてきたその場所は、廃墟となった町工場。
その息子(佐々木蔵之介)は大会社に勤めているはずなのに、
何故に携帯の着信音が直ぐ側で聞こえるのか。
10年会わない間に親子は随分変わってしまった…。
ここはその昔、父が経営していた工場。
2人の会話に現れるのは過去。…バブルで絶好調だった父親の姿。

人と人の言葉が繋がって、色んな気持ちが浮かぶはずなのに…。
何も私に向かってくるものがなく、ストンと落ちるものが無かった…。
私にはもっと違うアプローチをしてくれた方がグっときたみたい。

平幹は普通のおじいさん。って言ってもGパン姿がカッチョイイんだけどね。
そういうキャラより、誰もが演じれるわけじゃないデカダンスな世界の住人の方が、
私は好きなんだなぁ。ってことがよ~く判ったりしたぁ。
佐々木蔵之介はお初だったけど声が枯れていて…。残念。
溝端淳平のドタバタ感が一服の清涼剤♪救いだったぁ。

簡単なようで複雑なような物語。
笑ったと思ったら、ウ~ムって考えさせられちゃう。
ってのを体感したかったんだけどなぁ。
萩家の三姉妹』をお茶の間で観た時みたいな…。

3.11の後、演劇界はあの現実や未来と、
どう向き合っているのか、どこへ行こうとしているのか。
そういうものを描いた作品を何本か観たけど、ピンと来ないんだよね。私には…。
この作品も3.11とは無縁じゃない。考え方が変わった。
そう新聞のインタビューで読んだけど…ぅぅぅ。
永井愛は昔から気になってたわりに、ナマで観たことが1度もなくって…。
気合入れて行ったんだけど…ぅぅぅ。
いやぁあ。約6000円(手数料込)も払ったのにぃ。
舞台はやっぱり博打やねぇえ。大負けしたぁああ

終演後永井愛がロビーに出てご贔屓さんと挨拶してた。
テレビカメラが入っていたけど、DVDかな?それともテレビ?

永井愛
二兎社

萩家の三姉妹 (2009.6.4記)


コメントを投稿