スーパー歌舞伎
ヤマトタケル
作: 梅原 猛
監修: 奈河彰輔
脚本・演出: 市川猿之助
1986年。スーパー歌舞伎の誕生。
あれから時は流れ、
0歳児が19歳になり、19歳が38歳。
人間が変化するには充分すぎる年月が経った。
市川段治郎36歳。 市川右近41歳。
猿之助が愛し育んだ2人の『ヤマトタケル』が、
2005年飛翔する。
しかし、重い試金石を背負っているこの公演。
何故ならそこに、
スーパー歌舞伎の代名詞『市川猿之助』の姿が
消えているからであ~る。
ぶっちゃけ崖っぷち。落ちるか?飛ぶか?ガチンコ勝負!
ってのが、3年前か…。
みんごと翔んだよね。
目撃しましたぁ。気分爽快でしたぁ。
猿之助がいないから、濃さが緩和されて、
わたし的には観易くなるかも…(ファンの方ごめんなさい)
そう期待した反面、
あのダイナマイトドン!ドン!が無くなったら
『スーパー歌舞伎』じゃなくなって、
ドッちらけになっちゃうかも…
って、ちょっと恐い気もしてた。
でも、若いパワーは純粋で一途だった…。
全然、澤瀉屋ファンじゃない。
そんな私のハートをムンズ!鷲掴みっっ。
2ヶ月間の公演中、なんと6回通った!!
私としては驚異的な数字っっ。
千秋楽は涙がビャ~ビャ~。
「私は普通の人々が追わぬものを
必死に追い駆けたような気がする。
それは何か…。よく分からぬ。
何か途方もない大きなものを追い求めて、
私の心は絶えず天高く天翔けていた。
その天翔ける心…それが私だー!」
この台詞。
どうしても、市川猿之助の人生に思いを馳せてしまう。
逆境の中で築き上げた『スーパー歌舞伎』
19年の時を経て、
第1作目へと回帰したのも何かの縁でしょう。
私自身、初演を偶然、演舞場で観ている。という
人生の履歴書とも重なって、やっぱり感慨深かった。
そんな2005年の春だった…。
そうして2008年、飛翔再び!
市川右近&市川段治郎
今回も、この2人がダブルキャストで引っ張るよ。
”澤瀉屋2トップ”をコーヒーに例えると
■段治郎■
澤瀉豆の芳酵さをベースに爽やかな甘味が口当たり良い
新鮮なブレンドコーヒーです。
■右近■
澤瀉の生豆を丹念に煎りあげ酸味と苦味がほどよく調和。
厳選されたコーヒーです。
あなたはどっちでブレイクしますか~?
私はどっちも楽しみまっす♪
あ、あの白いデッカイ…ほれ、猪か。(覚えてろ!)
あいつに会えるのも楽しみぃ♪
~公演日程~
3月5日(水)~25日(火) 新橋演舞場
4月3日(木)~26日(土) 博多座
5月4日(日)~27日(火) 大阪松竹座
6月9日(月)~27日(金) 中日劇場
詳しくは→ 記者会見
スーパー歌舞伎といえば、セットがゴージャス&繊細。
大道具方の見せ場がジャンジャカ。
もっともっと裏方を知りたいよね♪
ジャガジャン!
稽古風景から仕込みにリハetc
読んでるだけで心臓バクバク!!
1秒でも早く劇場に行きたくなるよぉぉ。
→ 大道具さーん ちょっとー!
初日! → 附け打ちエッセンス
ランキング参加中、あなたの清き一票を(笑)
お金乏しかったのに、なんと1等席張り込みました。
南座2階桟敷。畳敷きに置かれた小さな座布団に座ります。
自分の席を探したら、小錦みないな巨大な外国人男性が、私の領域の半分くらいまで、はみ出しながらって座ってます。この人に悪気があるわけでなく、あまりに巨体なのでふつうに座るだけで、こうなるのです。
それいらい南座1等席には、座ってないです。
南座は、チケ代がやたらと高く、3階の上の方にしか座ったことがありません。
しかも1回こっきり。もう二度と行かないと思う(苦笑)
>畳敷きに置かれた小さな座布団に座ります。
ひぇえ。しんどそうですね。歌舞伎座の2階みたいに掘りごたつになってないんだぁ。
歌舞伎の様な長丁場だとチト辛いかも。
昨日 行って来ました。段治郎@ヤマトタケルの初日です。
豪華な舞台装置、華麗な衣装!!スピーディーでスペクタクルな物語の展開! 京劇の俳優さんを含む立ち回りの見事なこと!!
そして 附け打ちや大道具さん等 裏方さん達を含めたこの舞台に係るすべての皆さんの情熱を感じて・・
まさに スーパーな歌舞伎を堪能しました。
3階1列目 鳥屋横で、私に向かってまっすぐ飛翔して来る白鳥皇子を 涙と鼻水でグシャグシャになって迎えました 自己中でどうもスミマセン
もう2008年版を体験なさったのですね!!
ミッチさんのコメントを読んでいるだけで、ワクワク♪
>京劇の俳優さんを
大好きなんですよ!!
火がメラメラと凄まじかったでしょうね。ワクワク♪
>この舞台に係るすべての皆さんの情熱を感じて・・
そうなんですよ。それこそが「スーパー歌舞伎」の醍醐味。ワクワク♪
>3階1列目 鳥屋横で
羨ましいぃぃ。今年は上手くその席が取れませんでした…無念。
>涙と鼻水でグシャグシャになって迎えました
イイデス!!判ります!!泣きます!!
段治郎も、ミッチさんの涙を見て「よっしゃ!明日もがんばろう」
そう思ったことでしょう。
スタンダード版に戻って、3年前より15分長いというのが、
気になっているのですが…。
きっと「そんなの関係ねぇ」なんだろ~な(笑)
そしていきなり遠征・リピート決定です。
やはり猿之助演出はただものではありません。
感動と興奮で、帰宅してからヤマトタケルのDVDまで見てしまいましたよ。
もう始まったんですね。これ見たら,他の演出家がパクリ,興行主は金出さんかい!という気になります。演劇界を震撼とさせた舞台は未だに追随を許さへようですね。
大阪松竹座は狭いし,大鷲のような段治郎丈は2回羽ばたいたらもう3階やった記憶が…。楽しみです!
ゆる~い気持ち→遠征・リピート→DVD
セキサイトぶりが手に取るよ~に判ります!!!
私も、演舞場で観ながら、
大阪松竹座にも行きたくなって…。ウズウズ
熱いぜ!演舞場っっ。
とみ様、まいど!
>開幕紗幕5枚飛んだだけで鳥肌でした。
ハイ!!!さぶイボ立ちまくりです!!
今回は私の瞳に、思わずジンワリ涙も…。
>未だに追随を許さへようですね
本当ですね。そのわりにはお膝元でのポジションはどうなんでしょう…。
私には、どこまでも「異端」な位置にいるようにしかみえないんですが。
でも、いいわ!観客が素晴らしさを判ってるからっっっ(笑)
>2回羽ばたいたらもう3階やった記憶が…。
ガハハ。
右近は何十回もバタバタやってますよ~。
あの目力は師匠譲りだと思うんだけど。ウフ♪
大スペクタクルな舞台に、わーわー言うて観た記憶がよみがえります。
前回のヤマトタケルでは、タケルの軽さに友人とツッコミまくりながら
大笑いの観劇でした。
かしまし娘さんは6回もご覧になったのですか!!
前回は酸味と苦味の厳選コーヒーで観ただけだったので、
今回は甘味が口当たりの良い新鮮なブレンドコーヒーで観たいと思います(笑)
いや、酸味と苦味も久しぶりやからな~、また観るかも!
わーわー言って、ぐわんぐわん泣きました。
気がついたら6回行ってました。あれは絶対”タケルの連理引き”!
甘口の後は、酸味が欲しくなるはず(笑)
それって、澤瀉屋の思うつぼやんかぁ。