アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

新派百三十五年記念公演 三婆

2023年06月30日 | 新派


ヒェエエ!!
『三婆』って有名なのに、
有吉佐和子の原作も読んでなぁい!
舞台も観たことがなぁい!
ということで、
超級久しぶりにチケ取りに参戦!
無事にゲットぉお!!

三越劇場に辿り着くのに
迷った…ぅ。
なんでやねぇえん。
何度も行ってるしぃい。
三越の中やしぃい。
お茶の子さいさいのはずやのにぃい。

新派百三十五年記念
六月新派喜劇公演 三婆
スタッフ
原作 : 有吉佐和子
脚本 : 小幡欣治
演出 : 齋藤雅文
キャスト
富田駒代 : 水谷八重子
武市松子 : 波乃久里子
武市タキ : 渡辺えり
辰  夫 : 松本慎也
お  花 : 鴫原桂
山田和子 : 上脇結友
瀬戸重助 : 田口守
只野操 矢野淳子 村岡ミヨ
児玉真二 市村新吾 久藤和子
桂佑輔 斉藤沙紀 春可直子 佐藤英樹



昭和三十八年の初夏。
金融業で財を成した男が急死…。
しかも愛人宅で…。
赤坂の芸者だった駒代(水谷八重子)
なんとなぁく、ダラリィとした
ムードが漂っていいるぅう。
水谷八重子の澄んだ声が、
耳に心地良いわぁあ。

ワサワサしている所へ、
ズカズカやってきたのが、
故人の妹のタキ(渡辺えり)。
渡辺えり新派初参加!

葬式は本妻のいる家か、愛人宅か、
どっちで出すのだぁあ。
あっちを立てればこっちが立たず…。
公私ともに社長を支えてきた
専務(田口守)は頭を抱えるぅう。

本妻の松子(波乃久里子)がキター!
こちらは着物の着こなしがビシッ!
高級品なんだろうなぁあ。

それまで本妻の悪口を
言いたい放題だった駒代が、
コロッと態度を変えたぁああ。
キャハハ

タキが住んでいる家は、
借金の方に取られて…
なんとか妻の家だけが残ったぁ。
松子がホッとしたのも束の間、
タキが引っ越して来たぁああ。
駒代も借家を引き払って来たぁああ。



大迫力のおタキ様ぁああ。
ドピンクが似合い過ぎているぅう。
靴下はいつも白でレースがピラピラぁ。
ククク
ペットは九官鳥ぉお。
ヒヒヒ

3人のドッタンバッタンが、
新派らしいのよぉ。
ハチャメチャ
っていうんじゃないんだよぉ。
いがみ合ってるんだけど、
どこかゆったりした空気が、
流れているのだぁああ。
独特でイイわぁああ。
面白いわぁああ。

タキと駒代を
追い出すことに成功した松子。
でもガランとした家に
独りぼっちになると…
あ、元専務はいるけどね。
淋しいぃいいい!!

やっぱり三人で暮らすことに。
めでたしめでたし。
幕が降りたぁあ。
ん…んん!
終わったんじゃないんかぁい。
10分間の休憩なんかぁい。

もしや…
月日が流れて本物の三婆に…。
という流れかしらん。

幕が上がったぁあ。
松子とすったもんだあって
家を出たお手伝いさんが、
何年ぶりかで訪ねて来てさぁ。
ボロッボロの幽霊屋敷になっててさぁ。
まさかここに人が住んで…
いたぁああ!!
白髪だらけぇえ。
三婆ぁあああ!!
ボケボケぇええ。
でも元気ぃいい。
キャハハ

場面転換もあってさ、
決してスピーディーではない。
っていうのも、
新派らしいんだよ。
と思いながらも、
今回は何故だか少ぉし、
退屈してしもうた…ぁ。

それにしても
“新派百三十五年記念“なのに、
小粒だったなぁ。
新橋演舞場でド~ン!
っとは出来なかったのかね…ぇ。
次の新派公演はいつなのかな…ぁ。

【速報】
三越劇場にて『東京物語』上演決定!!
初春新派公演
東京物語
小津安二郎/野田 高梧「東京物語」より
脚本・演出:山田洋次 
日程:2024年1月
会場:三越劇場

ヒャッホォオオイ!
これは楽しみだぞぉおおお!

新派百三十五年記念
三越劇場
2023年6月3日(土)~25日(日)

無事に千秋楽を迎えてUPされた
渡辺えりのブログを発見!
新派の小道具たちがマジでスッゲェエ!



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