かつて「世田谷ベース」の雑誌の中で所ジョージさんの「遊び心」から始まったオートバイ企画の1つにこの架空のメーカー「スネークモータース」が
作る「K16」ってモデルがありました。厳密には50ccモデルと125ccモデルの2種類のエンジンに加え、まず「所ジョージさん仕様」と「北野武さん
仕様」の2つがあり、それ以外にもスタンダードモデルとなる「K16スポーツ」がありました。ほぼ受注生産として数年間売られるのですが、現在も
継続して売られてるのかどうか定かではありません。このモデルに実はボクの友達も乗ってて、彼の乗ってるモデルは125ccの「所ジョージさん仕様」
で、結構、普段乗りとして使われてたりします。彼の場合、とにかくビンテージものや、レロ系が好きなタイプで、クルマに関しても古い「フィアット」
の「チンクエチェント500」に乗ってたりします。WEBデザイナーなのでセンスが良いですよね。で、この「K16」ですが、最初は所さんが武さんの為
にドラッグレースなどで有名な目ん玉のマークメーカー「MOON AUTO」で制作した1/1スケールのオモチャ「KITANO SPECIAL」として紹介されるの
ですが、武さんが「これ、量産しても良いじゃないか!」って流れから市販化計画がスタートします。まず本体のデザインはかつてアメリカで行われて
たバイクのレース「ボードレース(木材で作られた楕円形のトラックレース)」で当時の「インディアン」や「ハーレーダビットソン」などが制作してた
レース用マシンのフォルムを再現しており「所ジョージさん仕様」では、そのクルーザー仕様となっており「北野武さん仕様」の方はまんまクラッシック
レーサーとして販売されいます。また初回販売の時は500台限定車(公道走行不可)となってて、その後に登場したモデルは一般道の走行が可能なモデル
として販売される事になります。カラーも大体決まってて「所ジョージさん仕様」だとクリームホワイト、「北野武さん仕様」だとレッドがスタンダード
カラーとなっており、他にも濃いブルーや、薄いパープルなどのカラーもあったりします。とにかく再現性が非常に高く中華エンジンながら走りは良好で
リアがリジット(サス無し)となっていますが、少し手を加えてやればボクの友達の様に日常の足として乗れる感じになる様です。非常に個性的で心揺さ
ぶるデザインが最高なのですが、本来ならこう言った遊び心をくすぐる車両を大手メーカーが作ってくれても良い気がしますが、残念ながらここまでの
冒険はしてくれませんよね(笑)。そもそもオートバイは趣味性が強いので、本来なら似た様な車両を出すのではなく、性能も含め面白いオートバイを
制作しても良いじゃ無いかってボクは思うのですが、この手のオートバイって「欲しい人が一通り買ってしまうと後が続かない」って事がありますから、
無理なんでしょうね(笑)。また現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので30万円辺りから、高いもので55万円まである様です。球数は少ない
ですが、丁寧に乗られてる車両が大半なので走行距離の少ないものや、サビのない車両などが結構あります。最近、ホンダ「スーパーカブ」をフルカスタム
する事が一部で流行ってる様ですが、逆に大金を出してやるなら、あえてこの「スネークモータース」の「K16」なんかを所有するのも、1つの手になる
気がしますがどうでしょうね!(笑)
オイラはクロスカブで満足してしまいましたが
余裕があればこう言ったモデルに手を出して、国産フルチューンエンジン乗せたり
本当にレーサーとしてのスタイルを与えるのも面白いかもしれませんね
今は212ccまで中華レプリカエンジンが存在するのでエンジンブローした個体でも安く売ってないかなとたまにヤフオクを見てしまいます
そうですよね。
こう言ったモデルって独特の魅力を放っていますから、
購入後の楽しみ方まで考えて楽しそうですよね。
実用性を上げるも良し、レーサーに振るも良しで、
想像しただけで楽しいです。(笑)
ボクの友達も固いサドルを改造したり、チェーンカバーを自作したり、
ハンドルを変更してよりフォルムを好みにしたりして、
とても楽しんで乗って言える感じです。
また、駐車スペースの少ないマンションなどに住んでる方にはオススメで、
自転車置き場に並べて置いても邪魔にならないので良いらしいです。
ありがとうございます。