一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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事務所の地震状況について

2011年03月12日 00時43分06秒 | 建築家の日記
2011年3月11日 午後2時46分に起こった
東北地方太平洋沖地震について

ミタス一級建築士事務所の状況をお知らせいたします。


マグニチュード8.8という聞いたこともない規模で、
関東大震災の約30倍のエネルギーをもった地震でしたので、

宮城で起こっても関東にまで大きな被害を与えることに
なったようです。



まず、本日2011年3月12日の午前10時にお約束のMさま
お越しになるのは大変でしょうから、日を改めましょう。

朝、携帯にお電話いたしますが念のため。


午後、小田原からお越しになられる予定のBさま
無理をなさらなくても構いません。

メールと電話で午前中に連絡させて頂きます。



また、ミタス一級建築士事務所のユーザーの方で
何かご自宅で不都合が生じていれば、お知らせ下さい。

対応や手配できることがあれば協力させて頂きますし、
駆けつけることも考えております。


この地震が起こったときは、
私は丁度、横浜市から依頼された耐震診断の結果を
説明にお伺いしている最中でした。

ほぼ、説明は終わっていましたが、
揺れが非常に長く、だんだん大きくなり停電したため
話を中断し、車のラジオを聴きに家の外へ出ました。


ご近所の方もたくさん出ており、電線が大きく揺れ
外で立っていても、揺れがはっきりわかりました。


事務所へ戻ると、スタッフがビルの外にいました。
みんなに怪我は無く、私が事務所へ入ると、
スタッフも戻ってきましたが、

事務所内は、サンプルや書棚、一部のパソコンが倒れていました。

それを片付けたあと、
スタッフを早退させようと思ったのですが

電車がすべてストップしていることと
復旧のメドが、なかなか立たないような気がしました。


そこで、徒歩で帰れる近場のスタッフはそのまま帰し
徒歩では帰れないスタッフふたりを

私ともう一人のスタッフで手分けして
車で送っていくことにいたしました。

停電で信号機が作動しない状況のところもあり
車は過去にないくらい非常に渋滞していました。

徒歩で帰宅する人々で溢れた歩道や
コンビニや公衆電話に並ぶ人がたくさんいましたが

混乱や乱れることは無く、みんな冷静に対応していました。
世界に誇れる日本人の素晴らしい国民性だと思います。


現在は停電も復旧し
本日も平常通り私は仕事を行いますが

今は連絡の付かないユーザーの方に何かあれば
外出してしまうかもしれません。



今回の地震で宮城県をはじめ広い地域で怪我や犠牲になった人の
ご冥福をお祈りいたします。

現在でも、余震が何度も続いていますが、
これ以上犠牲が拡大しないように願わずにはいられません。




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