一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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新しいユーザーズコメント

2013年08月01日 17時30分58秒 | ユーザーズコメント
▲2階の改築部分 



2013年8月1日(木)、新しい月が始まりました。

今朝、ユーザーズコメントをメールで送って頂いた方が
いらっしゃいました。

ブログで紹介してから、ホームページにも公開いたします。


2世帯住宅にすべく、増改築を行ったのですが

法規上、プラン上、構造上、高さの問題、土地の問題

様々な制約があったので、新築との比較を考えながら、

いくつかご提案させて頂き、方向性を決めていきました。



数ヶ月前に、ご入居後、約1年経っていましたが、

お伺いしたところ、設計や工事中に、これら様々な難しい問題を解決して、

良くこんなに構造的にも機能的にも上手まとめたな、

と自分で感心してしまいました。(笑)



では、紹介させて頂きます。

以下、頂いた原文のままで、手を入れていません。

ステキなコメントを頂き、どうもありがとうございました。

スタッフも私も感激しております。

………………………………………………………………


新しい家に住みはじめて1年が経ちました。
この家で暮らし,私たちはとても幸せです。

「外に出かけるのも良いけど,家にいたい!」
そう思っているのは大人だけではありません!
子どもたち(3歳・1歳)も家が大好きです!


ミタスさんにお願いすれば,「家にいるのが大好き」になります。

「こんな感じの家…」という漠然なイメージでも,

清水さんをはじめ,ミタスさんのスタッフ皆さんが,
多くの提案でイメージを現実のものに変えてくれました。


さて,清水さんへの依頼は2世帯へのリフォームでした。
我が家のリフォームは難題だったと振り返ります。

元々は2階建ての戸建てで両親が住んでいました。

5年ほど前に,「自然素材で耐震もしっかり,
嘘をつかない建築士さんにお願いしたい!」

という母の切実な思いが清水さんとの出会いに結びつき,
1階部分のリフォームをお願いしています。


その時のリフォームでは,

キッチンをアイランドキッチンに変え,
リビングとダイニングの壁をなくした開放的な空間に加え,

壁は珪藻土,床・天井は無垢にし,気持ちも居心地もよく,
優しい家になりました。


「素敵な家だなあ」,

「いつかはこんな家に住みたいなあ」と思っていた私たち夫婦。

そんな時,ふとしたことから同居話が出て,
トントン拍子に清水さんへの相談となりました。


もちろん両親の清水さんへの信頼は厚く,

私たちもお願いできるなら!と2世帯住宅へ向けた
リフォームと増築の設計依頼となりました。


前回の経験から,

母を中心に2世帯住宅へのイメージを膨らませ,
清水さんにお会いしました。


素人の私達が知恵を出し合って考えたイメージはハチャメチャなものでしたが,
清水さんは静かに聞いてくださり,

それを実現するには想像以上の予算と時間がかかること,

さらに全部さら地にして立て直した場合など,

現実的な3つの提案を平面図で示してくださりました。


今になって振り返ると,その瞬間,
私たちのイメージが非現実的であることを知り,

初めて現実的な設計のスタートラインに立てたように思います。


結局のところ,1階部分は前回のリフォームで居心地の良い空間になり,
家族の皆が愛着を持っているので,

(大きな変更をせず,もちろん)間取り,柱,構造的に制約が多かったのですが,

最終的に2階部分のリフォームを中心に,
そして家の全体的な雰囲気を変えないまでの増築をするという方針に決定しました。


方針が決まってからは,月に2~3回のペースで打ち合わせが始まりました。

私たちは2世帯が仲良く過ごすために?!

共有部分をつくらない完全分離の道を選び,
1階は親世帯,2階は子世帯という住み分けにしましたが,

そこにいきつくまでにも、水回り(キッチン・お風呂・トイレ)を
どこまで共有していくのか,子世帯の玄関をどう配置するか,

外階段をつけるのか,車庫をどうするかなどなど,

毎週のように打ち合わせすることもあり,
その度ごとにいくつかの提案を丁寧に準備してくださいました。

「希望」と「予算」との譲り合いの中で,

打ち合わせで決まらないことは,その提案を家に持ち帰り,
家族で十分話し合い結論をだす。

それを次の打ち合わせで伝えていく。
そんな作業の繰り返しでした。

時には私たちと両親との間の架け橋的な存在にもなってくださり,
良きアドバイザーでした。



1年近くの話し合いを経て,施工を始めたのは2011年の7月でした。

もちろん様々なプロセスがありましたが,
特に電気系統の打ち合わせには驚きました。

自分たちが実際に生活する動線を設計図からイメージし,
スイッチやコンセントの場所を決めます。貴重な体験でした。



施工が始まってから,楽しみで現場を見に行きましたが,
両親が1階に住んだままでの工事ということで,

「今日はドコドコやっていたよ!」と聞き,
「先に見たな!?」というやり取りもまた大変楽しみでした。


工事業者に任せきりでなく,
ミタスさんのスタッフがほぼ毎日現場に顔を出して,

工事の進み具合や,設計管理をされ,些細な疑問にも,
一つ一つ丁寧に対応してくれ,

「気になったらミタスさんに連絡!」といった具合で,
これほどの安心感をもったことはありませんでした。


大工さんたちも,きっと気の抜けないことでしょうね。
家ができる工程を見るのは,本当に楽しい時間でした。



先日1か年点検をしてもらいました。
清水さん,設計担当の○○さん,
(ここだけは、現在も頑張ってるスタッフですが匿名にしておきます)
大工さんの立ち合いです。

改めて,「我ながら,よくできている!」と清水さんからポロっと嬉しい本音が!

また,化粧板も木目が揃うようにしてくださっていたなど,
素人では気が付かないミタスさんのこだわりも教えてくださり,

我が家の魅力を再発見した点検となりました!


モヤのかかったイメージが,打ち合わせを重ねるごとに明るく視界が開け,
また私たち家族も多くの話し合いが同居への心の準備期間になったように思います。

「家を建てる」。生涯でそうそうある出来事ではありません。

とても大きな買い物です。使い捨てでもなければ,
100円のものともわけが違います。

だからこそ,ミタスさんにお願いして本当に良かったと感じています!


最後になりましたが,

2年近くにわたってお世話になりました清水先生さんをはじめ,
ミタスのスタッフの皆さん,そして施工業者の皆さんに厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!


 

こちらこそ、どうもありがとうございました。

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……………………………………………………………………………

ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

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