今日、
2009年9月14日は矢沢永吉さんの60回目の誕生日(還暦)。
~テレビ放送が予定されています(下記コメント欄参照)。
その記念すべき日のブログ・タイトルが、
『矢沢永吉:史上最悪のバースディ・コンサートの思い出』。
このタイトルをWebで偶然見つけた永ちゃんファンの心は穏やかでないはず。
でも、
1984年9月14日(25年前:永ちゃん35歳)の福井でのコンサートは、
矢沢さん自身が認める(11PMで独白)史上最悪のコンサート。
矢沢さん自身の誕生日当日のコンサートは珍しく、
その日の福井市文化会館は全国から集まったファンで超満員。
~と言っても2000人にも満たない小さなホールですが…。
しょっぱなから声の調子が悪い。
昨晩バースディ前夜祭でお酒でも飲んだかな?
そんな事を感じながらスケジュールは進行。
しかし決定的な瞬間が突然訪れた。
アルバム『E ’』の中のミディアム・テンポの佳曲:「棕櫚の影に」。
盛り上がりの♪光るリーフの波~の“リーフ”の高い声が出ない。
次の同じメロディの♪風に崩れる雨~の“崩れる”の部分も再び声が出ない。
その時の永ちゃんの苛立ちと変化が見て取れた。
その後は、一言も話さず(サンキューは行ったかな?)、
アンコールも1曲だけでさっさとステージ降りてしまった。
平素1時間30分位のコンサート時間が8時前に終演したのは、
さすがに周りの永ちゃんファンからも苦情の声が聞こえた。
~もう1つの永ちゃんが語る最悪のコンサートは、
NHK教育放送『若い広場』で語った佐世保でのコンサート。
後のTVインタビューで,
「終わった後、楽屋で荒れた。」
みたいなこと言ってたと記憶している。
でも翌日の金沢でのコンサートの出来が最高で。
1時間35分:アンコール2曲、MCバッチリのバンドの煽りもサイコー。
地方都市の金沢では考えられないくらいの盛り上がりだった。
~落とし前つけたね。
その時に感じたことはコンサートって、
その日その日のアーティストの体調や会場の空気。
聴き手の感じ方やノリの中でのグルーブ感。
たった一日の違いでも天国と地獄。
一度の経験だけでアーティストを評価してはいけない。
勿論1980年代の永ちゃんのコンサートには多く行ってたので、
福井での調子が悪いのは最初の1曲目で感じたけれど…。
でも初めて矢沢永吉を体験した人にとって、
「なんだ、こんなもんか。」って感じたはず。
だからコンサートは手を抜けないし怖い。
ボクの記憶が正しければ、
矢沢さんは一度もコンサートのキャンセルがないはず。
自身も言っているように、
「体調管理には最大の配慮をしているし、
コンサート前のトレーニングも欠かせない。」
パワーを保つための人には信じられないような努力をしているはず。
だからカッコイイんだよね。
2009年9月19日(土)には東京ドームでの60thバースデイ・コンサート。
~50thバースデー(行ったよ)とは違って雨の心配もないし。
ボクは行けないけれどサイコーのコンサートになるはず。
幸運にもチケット入手した人は(みんなの分も)楽しんできてね。
<大きな箱>でも安心してみることのできる60歳のパワー。
それって本当にスゴイ事です!!
そう言えば11月21日から公開される映画。
YAZAWAのROCKの軌跡を綴ったドキュメンタリー映画、
『E.YAZAWA ROCK』。
10月21日には、
一足早く東京国際映画祭で特別招待作品として上映が決定したようです。
石川県では11月21日に公開されるか微妙な所。
今年の秋は矢沢フリークには嬉し忙しの秋になりそうですね。
<関連記事>
*SONGS【矢沢永吉BEST】&コンサート・スケジュール2009
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090603
*矢沢永吉『NHK:SONGS』若者へのメッセージ。
~7月29日&8月5日2週連続のSP放送の詳細~
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090806
*NHK教育「若い広場&YOU」:矢沢永吉、オフコース、YMO、RC登場。
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20090803
*画像が小さい場合は、
拡大(タイトル上or画像上をクリック)してご覧ください。