乗数効果を目的に、公共事業を増やすことの欠点は、
「誰が得したか分からない」
ということだな。
”国民一人あたり、500万の借金”と言われて、
言われているけれども。
「誰が、そんなに使ったの?」と思う。
減税ならば、例えば、”地域経済復興券”ならば、
”子供、高齢者あたり、10万円”というのが、はっきりしている。
だから、その後で、「(景気が回復したから)その10万円分返せ」
と言われても、一応の、納得は、いく。
(借金というのは、常に、いつかは、返さなければならない、もの、のはずなのだが)
しかし、「国民一人、あたり、500万円の建設国債」と言われても。
「誰に対して、そんなに使ったのか」と、思う。
「さっぱり、訳が分からない」「政治家が横領でもしたのじゃないのか」と思う。「何にそんなに使ったのだ?」と思う。
「少なくとも、私には、さっぱり、分かりません」
やっぱり、”減税”の方が、後で、「あの金返せ」と、言われても、納得のいくような気がする。
まあ、そんな所のお話なのでした。
政治家にその危機感はあるのかな。
まあ、ぬるま湯日本、みたいだから。それくらいの苦労(?)はした方が良いのかも。「消費税10%アップ(15%)、15年間くらいの」苦労は。そしたら、世界の人達は、「日本人も人並みの苦労はしているのだな」と思ってくれるかも。
まあ、そんな所のお話なのでした。
大体、税金が高い、高いと言ったって、ヨーロッパの平均よりは、安いのだから。なんだかな、というお話なのでした。「日本もちょっと、くらいの、不景気は経験してみろよ」と。
でも、経済成長率が、マイナスになると、大騒ぎするのだろうなと。まあ、そんな所のお話なのでした。
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