暇つぶしです

私が思いついた事を書くだけのブログです。

自分達の不幸ばかりを叫ぶなよな、と

2010-08-22 18:22:25 | Weblog

 

「自分達の不幸ばかりを叫ぶよな」ということでしょうね。私が言いたいのは。

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出来事に、ポシティブもネガティブもないのでしょう。多分。強姦にあって、塞ぎ込むことも出来れば、「強姦に会うということによってどういう気持ちになるかということを世間に訴える活動をすることも出来る」ということで。

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この国は自分は被害者だと主張すれば、政府から金を取れる国だから。何があっても、「私達は被害者だ」と主張する人達がいるが。それが本当の事かどうかは分からないということで。

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高齢者は加害者のくせに、後期高齢者医療制度の撤廃を叫んでいる。みたいに私には思えるのですが。

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どんな事でも、「それが不幸の原因だ」と叫ぶことは可能なのだ。例えば、円高とか。しかし、円高は、日本人に、「輸出によって、経済成長率を求めることは間違っていますよ」ということを教えてくれる。

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どんな不幸からでも、何かを学ぶことは出来る。

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今、エリートが不幸を感じていることは、本屋にいけば分かる。「日本政府が抱えている多額の国債発行のせいで、日本は破綻する」という本ばかり本屋に並んでいるからである。売っているということは、それらの本を買う人がたくさんいるからなのでしょうが。

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「サムソンが大幅黒字で、それに比べて、日本の製造業は(ほとんど黒字がない)」という意見にも、聞き飽きました。というか、日本の製造業が黒字になる秘訣は簡単で、その製造拠点を全部、海外(発展途上国)に移転すれば良い。でも、それをしたくないのが、日本の製造業の経営者だから、こういうことになっているのだけれども。

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江戸時代が始まって、終わるまで、360年。明治の初めから今までで、100年。日本は一度、第2次世界大戦で、国土が廃墟になっているから。江戸時代も、中期には、人口増加がなくなり、経済成長率もゼロになっているが。今、日本が人口増加が止まって、低経済成長率なのも、そのせいかも。要するに、ある程度、開発されて、満たされてしまったら、それ以上の経済成長率と人口増加はなくなるのかも。そんな感じがする。

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前から、書こうと思っていたが。日銀(政府銀行)によって、インフレ誘導することは、無理だと思う。今、日本がデフレなのは、”買いたい人<売りたい人”だからである。だから、どんな国も、経済成長した暁には、日本のような、デフレになると思う。日本のデフレは、経済発展に成功した証なのである。

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英語では、先進国のことを、developed countryと言い、発展途上国の事を、developing countryと言いますが。先進国というのは、発展し終わった国のことを指すのではないかと。だから、先進国の中の先進国である、日本の経済成長率が、0パーセントなのは、むしろ当然のことなのではないかと。

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<o:p></o:p>車1台あったら、2台もいらないし。歯磨き粉を持っていたら、「もうちょっとすばらしい歯磨き粉」に対する需要はあまりないであろう、と。それだけの話なのではないか、と。

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新しい技術はどこから来るのか

2010-08-22 18:19:55 | Weblog

 新しい技術がどこからもたらされるものか、という議論があると思う。

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共産主義者は、国家お抱えの科学技術者が研究することによって、という理屈を信じていた訳だが。おそらく、現在における、真実は、民間企業が努力することによって、というのが、正しいと思う。

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今日の新聞を見ていたら、「韓国に半導体で追いつかれそうだから、頑張って、日本企業一丸とならなければ」というのが、ニュースとして、載っていました。

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「そこまでして頑張らなくても」という風にも思わない訳でもないのですが。しかし、彼らのおかげで、半導体の技術が進化していっているのは事実であろうと思うのです。

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インターネット技術も、元は、アメリカの国防研究から来ているのだけれども。普通の市民が使えるまでに、進歩したのも、アメリカの民間人、民間企業のおかげです。

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国民生活の豊かさを実現する方法として、政府の役割があるのは、確かですが。民間企業の役割も軽視する訳にはいかないのではないか、と。

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円安誘導論は間違っていると思いますが。しかし、「外国に負けない製造業を作らなければならない」という人達の頑張りのおかげで、日本人と、世界の人達の幸福が増加していった事実は、否定出来ない事実だと思います。それゆえに、公務員の給料を上げるぐらいなら、彼らの給料を上げるべきだという考えは正しいと思います。大体、大半の、公務員は、製造業の人達ほど、日本人と世界の人達の幸福に役立っていないし。

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「内需拡大論」がうるさいですが。「小売業に関わる人達をもっと、幸せにさせなければ」とか、「小売業をもっと発達させよう」という議論はあまりありません。要するに、小売業が発達させても、国民生活は向上しないことを、国民は分かっているからなのではないか、と思うのですが。

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「引きこもり国家」。つまり、輸入に必要なだけ、外貨を稼ぎ、後は、のんびり、公務員と、小売業でGDPの数字を押し上げていこう、という国家のことですが。

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日本人は、どうも、それでは、嫌らしいと。日本人がアメリカにあこがれ、そして、世界の人達も、アメリカにあこがれる理由は、新しい物を、世界に送り出してきた実績があるからなのではないだろうか。要するに、アメリカの民間人の開発してきたものによって、世界の人達は、アメリカをあこがれの国とみなしているのである、ということで。

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公務員国家は楽でいいが。多分、社会的進歩という意味では、マイナスなのでしょう。公務員に頼っていても、おそらく、社会的進歩はほとんど起きないのではないか、と思うのですが。公務員による、技術開発は、のんびりしすぎていて、社会開発の役にはあまり立たない、ということで。やはり、社会開発における、最先端の動きは、民間企業によって、行われているのである、ということで。

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労働者の立場から言えば、民間企業は大変で。公務員は楽です。しかし、新たな技術開発は、民間企業労働者の大変さによって、作られているのです、ということで。要するに、民間企業の、「このままでは他の企業に追い抜かされる」という恐怖感によって、社会的進歩は行われているということで。

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疲れた

2010-08-13 13:56:32 | Weblog

 しかし、こういうことを書く私って、「疲れているのかな」と思う。<o:p> </o:p>

 実際疲れているけれども。

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 やれ、「日本の携帯はガラパゴス(でダメ)だ」とか、「(韓国のメーカーの)サムソンはすごい」とかうるさいが。

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 日本は、対アメリカで、大幅黒字で。対韓国で、大幅(貿易)黒字なんですけれどもね。

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 どうなれば、満足なのだ? その日本人が言っているセリフは、本当はアメリカ人とか、韓国人が言わないといけないセリフなのではないのか。

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 疲れた。

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 「そんなに頑張って生産しなくても、良いじゃないか」と言いたいのであるが。

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 アメリカ人の、「富はあればあるだけ良いのだよ」というのもおかしいと思うが。日本人の、「貯蓄はあればあるだけ良いのだよ」もおかしいと思う。

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 「もう十分働いて稼いだから、もうこれ以上働かなくては良いのではないか」と私は言いたいのだけれども。

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 まあ、多分、日本人はこの意見を聞いてくれないのでしょうね。

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 がっかり。今日も、日本の円高が問題になっていました。しかし、本来なら、もっと、円高になっていないとおかしいのだが。

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コメント (1)
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消費する以上の金を

2010-08-13 13:55:36 | Weblog

 消費する以上の金を稼ぐ必要はないのではないか

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 ある本を読んでいたら、“来て欲しいと予測する未来について”「日本がたくさんのアメリカ国債を保有している状態になること」と書いていたが。しかし、そんな未来は来て欲しくないと思う。大体、アメリカ国債とは、要はアメリカ政府に対するお金の貸し付けである。そんなことよりも、その分のお金を日本人が消費することに使った方がよっぽど良いと思う。

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 話は変わるが、ある本(『金持ち父さん、貧乏父さん』)の中にこんなことが書かれていた。「ラットレースから抜け出すことが、目指すべき目標だ」と書き、「資産とは、お金が増えるもののことであり、負債とはお金が減っていくもののことであり」「家はお金が減っていくから、負債である」と書かれていました。

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 それは、それで良い意見だと思うのですが。しかし、これを実行すると、本当の意味の資産とは、「投資信託とか、貯金とか、本の著作権料とか言う、本当の意味で、収入が増えていくもの」しか、資産とならないのである。で、これを実行すると、死ぬ時に、いわゆる資産、自分が保有している土地や建物や、この人が提案する所の資産を含めた資産の合計が、10億ほどあっても、使えるお金は年100万くらいということになってしまうのではないか、ということである。ラットレースから抜け出すというのはそういう意味である。毎年増えていく分のお金しか、その年には、使ってはいけないということで。

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 私は、イタリア人的思想(ヨーロッパ人?)の方が正しいと思う。つまり、「死ぬまでに、貯金残高はゼロにすべきである」という考えである。

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 日本の高齢者は馬鹿だから。(高齢者のみの思考ではないが)死ぬ時が、人生で最も、貯蓄残高が多いということになっている。でも、それではいけないのではないか、と書いていた人がいたが。私もそう思う。

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 善とは、「すべての人が真似をして、世の中がうまく回っていく方法のことである」と。

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 すべての人が、「ラットレースから抜け出せ」の方法を実行すると、世の中は不景気になってしまう。もちろん、日本の高齢者の真似をするのもダメである。というか、この日本の状況を考えると、私は、高い贈与税をかけるべきだと思う。「死んだ後に、子どものためにお金を残そう」というのは、経済にとっては、ダメなのだが。

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 タイガー・ウッズは、離婚の慰謝料として、妻に約3億ドル(約263億円)ものお金を渡す予定だそうである。

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 そんなに、お金あっても、使い切れないのになあと思う。

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 アメリカの所得格差が、一般労働者と、経営者との間で、200倍とも言われているが。問題の原因の一つは、「アメリカの経営者が、一生の間に使い切れないほどのお金を欲していること」にあると思う。でも、普通に生きるのに、3億もあれば十分である。それ以上何を望むのかと思う。どっかの、マイケル・ジャクソンさんは、建設に何億も掛った、ネバーランドたるものを持っていましたけれどもね。無駄だと思う。それだけのお金があれば、どっかの国にディズニーランドでも作ってあげた方がよっぽど世界の人達の幸福に役立ったと思う。

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 消費する以上の金を稼いでも無駄なのだ。

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 その意味で、いまだに、「円高になると、日本の製造業(輸出産業)が外国に輸出する量が減る」とか言って、主張している人達はおかしいと思う。で、そういう人達の意見にのっとった結果、日本は、アメリカ国債を買わざるを得なくなっている。日本は輸出過剰だからね。アメリカに対して。そのまま放っておくと、円高になるから。じゃあ、円安に誘導しようと思えば、日銀(日本政府)は、アメリカ国債を買わざるを得なくなる(外貨準備高を増やさざるを得なくなる)のであるが。無駄だと思う。それだけのお金があるなら、日本は、円高になるに任せておいて、もっと、介護に対してお金を使うべきだと思う。

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 日本が円高になる根本的原因は、生産>消費だからである。もっと、消費を増やさないといけない時に、「生産が出来なくなるから、円安誘導しろ」とは非常に愚かな意見だと思う。

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在日朝鮮人がむかつく理由

2010-08-10 20:44:07 | Weblog

在日朝鮮人(韓国人)の人達に対して、私がむかついてしまう理由について考えてみたが。多分、すべての問題を日本人のせいにするからだと思う。

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日本人を殺した、在日朝鮮人の人がいたら、「それは日本人が在日朝鮮人を差別したからです」という。家庭内暴力を受けていても、夫を殺したりしたら、それは犯罪でしょう? まあ、刑の減軽の余地にはなるのかもしれないが。犯罪は犯罪です。

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在日朝鮮人が日本名を名乗っていたら、「それは日本における差別のせいです」という。しかし、今、日本人の一部の人達の間で、問題になっているが、在日朝鮮人の人が、犯罪を犯したら、日本名で新聞記事に載っているそうである。で、新聞に載れば、日本名を変えると。言っては何だが、在日中国人の人でも、他の在日外国人の人でも、日本名で暮らす人はまれであろう。それはどういうことなのだろうと思う。(言っては、悪いが、日本で暮らして日本人によるいじめにあったと主張しているのは、他の外国人も同じである)

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在日朝鮮人の人が、沢山北朝鮮に渡って、北朝鮮で苦労をしたら。それは、「その当時の日本人が、在日朝鮮人の人達を日本から追い出したかったからです」という。しかし、それは嘘だし。(それは以前書いたが)大体、どうして、在日朝鮮人の人達は子どもに、韓国学校に行かせずに、わざわざ朝鮮学校に行かせるのかということに対する説明はなされていない。大体、いかに鈍感な在日朝鮮人(韓国人)の人であれ、「北朝鮮が嫌われていて、韓国はそれほど嫌われていない」ことは、100も承知であろう。それなのに。なぜ、子どもを、韓国学校に通わせずに、朝鮮学校に通わせようとするのか。その行為が過ちであることに対する、在日朝鮮人の反省の弁は全く聞こえてこない。そこが問題だと思うが。

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在日朝鮮人の言論を、正当な意見だとせずに。在日朝鮮人の意見に対して反対する日本の一部の人達の意見を無視し続けていると。在日朝鮮人に対する差別は無くならないと思う。臭いものにはふたではダメだと思う。彼らが不幸なのは、過ちを犯しているからである。そこの所をちゃんと言わないと。なんでも、「すべての問題の原因は日本人による、差別のせいです」ではねえ。大体、育児放棄する母親にだって事情はあるのである。在日朝鮮人による犯罪のすべてを、「日本人が悪いせい」にすることは出来ないと思う。なんでもかんでも、「悪いのは、日本人のせいです」というのは間違っていると思う。

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実際、韓国の言論はでたらめである。そのことに目をつぶって、「悪いことは、全部日本のせいです」というのは、良くないと思う。「アメリカが言ったことは全部正しいことです」というのとあまり変わらないと思う。神が言ったからすべてそれは正しいのです、ではなしに。すべての事に対して、「あれのあの部分は間違っていて、あれのあの部分は正しいことではないか」という議論が必要だと思う。相手の言うことを批判もせずに、すべて受けいれるのは、良くないと思う。

私は、外国人だから間違っているという意見は持っていないが。しかし、なぜ、在日朝鮮人(韓国人)の人達は、むかつくのだろう、と考えていたら、こういう考えが出てきたのでした。

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自己幸福と他者幸福 続き

2010-08-09 17:40:15 | Weblog

 (続き)

 ある本のデータによれば。「アメリカの金融業界に占める所得の割合は、全所得のなかの28%(2006年度)くらい」なのだそうである。(『だれかを犠牲にする経済はもういらない』より)

 経済が、悪という考えは私にはないのだけれども。悪い手段によって、お金を得るということはあると思う。科学技術が善だけをもたらす訳ではないのと同じである。新幹線で人を運ぶことも出来れば、原爆で人を殺すことも出来るのである。

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 私は、経済が悪とは信じていないし、金儲けが悪だとも思っていない。消費者幸福を考えて、お金が入ってくるとすれば、それは善だと思う。しかし、俺々詐欺(振り込め詐欺)でお金を稼ぐのは、悪であろう。

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 経済も同じかも知れないね。使い方を誤れば、悪になる。

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 アメリカを崩壊させる方法はないかと考えていたが。アメリカの株価が3分の1とかになれば、アメリカはイラク戦争を止めるのではないかと。

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 イラク人の赤ちゃんのうち、8人に一人が、障害を持って生まれるという。そういう事実に目をつぶって、戦争を正義だという、アメリカなんていう国は潰れてしまえ、と思う。(劣化ウラン弾のせいだが)

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 アメリカは、原爆を落としたことに対する謝罪も、保障も、カンボジアに、枯れ葉剤をまいたことに対する、謝罪も保障も、そして、イラクで、劣化ウラン弾を使ったことに対する、謝罪も保障も何もしていない。

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 アメリカの軍事予算は、日本の政府予算とほぼ同じである。

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 アメリカのFRB(中央銀行)の保有資産の半分以上が、あやしい金融商品になっていることは、三橋貴明さんが示している。つまり、アメリカの株価等が3分の1になれば、アメリカは、イラクに対して、戦争をするだけの費用が捻出出来なくなる可能性があることを示していると思う。

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 大体、アメリカは、保有する資産に占める、あやしい金融商品の割合が多すぎるのだが。

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 もちろん、こんなことを望めば、世界経済は大混乱に陥るであろう。しかし、人間は、幸福からはあまり学べず、不幸からより多くのことを学ぶ生き物である。つまり、それぐらいのショックがないと、欧米人は、「金融商品なんてダメだ」ということを学ばないのではないかと。

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 今の、欧米経済は、“カジノ経済”である。で、カジノで大金をせしめた人が、偉大なる人として、君臨しているだけで。単に、宝くじで、10億あてた人を、「偉大なる人」と言っているのとあまり変わらないと思う。

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 経済というのは、他者に幸福(価値)を与えることで、自分もお金というものを、得られる制度であったはずであるはずなのに。全然、ちっとも、そうなっていない、アメリカ経済というのを残念に思う次第である。「お金さえ、自分の手元に入ってくれば、それを得る手段はどうでも良い」というなら、それは、単なる、犯罪者のたわごとである。しかし、そういう犯罪者のたわごとの意見が、一番偉い人の意見として言っているのが、アメリカの言論環境だと思う。本当にくだらない話だと思う。

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自己幸福と他者幸福

2010-08-09 17:38:34 | Weblog

 

 バーシャルは、「自分がわくわくすることをしなさい」と言っているが、それだけでは不完全だと思う。

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 「自分がわくわくすることをしなさい」というのは、自分にとって、楽しいと思うことをしなさい、という意味であるが。それだけではダメだと思う。

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 もちろん、自分の幸福は重要である。それは無視してはいけないと思うのであるが。それと、同時に、自分の幸福が他者の幸福へとつながる道を選ぶことが大事であると思う。

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 例えば、ケーキ職人になりたい人がいて。

  

 「私はケーキを作るのが好きだから、ケーキ職人になりたいのです」という人と。「私はケーキを作るのが好きで、それで、そのケーキを作ることで、それを食べた人に、幸せを与えられる仕事だから、ケーキ職人になりたいのです」というのとでは、全然違うと思う。

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 で、おそらく、後者の人の方が、立派な、ケーキ職人になれるであろうと思う。

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 問題は、自分の幸福実現とともに、それが、他者の幸福実現をももたらすかというかということを考えることだと思う。

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 しかし、日本の経営者は、大抵このことは知っていると思う。会社の利益のみを考えていたら、消費者に嫌われて、(もしくは法で裁かれて)会社は倒産するが、消費者利益のみを考えて、会社の利益を無視すると、もっと速やかに会社は倒産するであろうことは。

 (続く)

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完璧な自由とは

2010-08-09 17:36:26 | Weblog

 

 完璧な自由とは、「しなければならないことは何もない」ということなのではないか。

 

 「拝まなければ」「何々しなければ」(「信じなければ」もその中に含む)ダメだ、不幸になる、地獄に落ちるなどと脅す神は本当の神ではないのではないかと。

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 完璧な神とは、人に対して、「何々しなければ」とは、決して言わない神だと思うのだけれども。

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 我々の世界には、「しなければならないこと」で一杯である。男性は働かなければならない。母子家庭の母親は働かなければならない。

 

 「経済的自由を」とか言いながら、その人達は、コンピュータの前に、張り付いているのである。1億以上の資産がありながら、金利所得だけで、暮らしている人はほとんどいない。大抵の人が、株価等を気にしている。鳩山さんみたいに、一生保有し続けるつもりの、株の配当金収入で暮らすつもりなら、経済的自由を手に入れたと言えるのであろうが。大抵の金持ちの言う所の、経済的自由とは、そんなものではないので。次は、金の価格だの、やれ何かの価格だのと言って気にしている。それが本当の意味で自由と言えるのだろうか、と。

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 私達に目指すべき自由とは、本当の意味で、「何もしなかったとしても、暮らしていける社会」のことだと思う。その意味で、ニートは世界で、もっとも、恵まれた人達と言えるかも知れない。まあ、ニートを出来るだけの、幸運に恵まれない人も多いし。「ニートは世界で一番幸福な人達である」と主張する人もあまりいないのであるが。

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 しかし、本当に自由な社会とは、すべての人々に対して、「あなた達は、何もしなくても良い」と宣言出来る社会ではないだろうか、ということで。

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単一性と多様性と

2010-08-09 17:30:14 | Weblog

 聞いていてわくわくする未来予想と、全然わくわくしない未来予想があると思う。

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 先日、『サマー・ウォーズ』という映画をみていて、気がついたが。その社会におけるインターネットは、「あらゆる国の言語が同時に訳されて、すべての人達と同時に話が出来る」というサービスを提供しているという説明でした。

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 「これから、英語が世界言語になって、(既になっているが)この地球上で話される言語は、英語だけになります」という未来予想をする人もいるのですが。しかし、私が思うに、それはあんまり、わくわくする未来ではないと思う。「すべての言語が(機械によって)訳されて」すべての言語が、そのままの状態で、他の人達としゃべることが可能な未来の方が、本当の描くべき我々の未来なのではないかと。

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 共産主義みたいな未来予想をする人達がいるけれども。「1000年後の未来では、みんな同じ服を着ています」みたいな。でも、これは共産主義者が理想とする未来なのです。共産主義が描いた未来とは、みんな同じ車を持って、その車の生産は、ごく少数のエリートが決定するというのが、共産主義者が理想とした、社会だから。

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 我々が描くべき未来とは、多様な人達が多様なままで、存在している未来ではないのか。

 

 実際、我々の社会は100年前と比べて、多様な職業を得ている。100年前だったら、人口の5割ほどは農民であったはずなので。我々の描くべき未来は、多様性にあふれた、多様な種類の植物と、多様な種類の動物が共に共存する未来ではないのか。人類という種しか、存在しない未来ではなくて。

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 私はそう思うのだけれども。

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追記 買い物に行って、一種類の品物しかない店だとがっかりする。服を買いに行って、一種類の服しか置いていない店なら、もう二度といかないと思う。幸福とは「たくさんの選択肢がある」ということだと思う。そして、「赤い服を着るのが好きな人」と、「青い服を着るのが好きな人」との間に優越はないのである。そして、「服を買うなんて、めんどくさい」と思っている人との間にも優越はないのである。ただ、人によって、何が幸福と考えるかということが違うだけで。その差に優越の差はないのである。

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すべてを含む2

2010-08-07 16:29:04 | Weblog

 しかし、「すべての集合を含む集合は存在しない」(不完全性定理)を証明して、「神はいないことが証明された」と大騒ぎしていたということは。欧米人だって、「すべてを含む集合が神である」ということを、信じていたということで。それはつまり、「悪魔も含まないと神とは言えない」ということを、本当は分かっていたのではないかと思えるのですが。

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 偉そうな事を書いていても。生きることは疲れます。つまり、他者の意見ということだが。あっちへ行って怒られ、こっちへ行って怒られると。

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 本当は、天国も必要なのだ。つまり、愛も必要ということだが。でも、愛だけだと。そのうち、それが愛であるということも、分からなくなるだろう。だから、比較の対象、すなわち、他者という存在が必要なのである。

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 私達は、寝ている時、睡眠中は天国とつながっていると言われているが。この地球上で得られる経験は重要なものだが。しかし、それだけでは疲れるのだ。だから、天国とつながる時間が必要であるということで。

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