尊敬はたやすく軽蔑に変わるし、
愛は勿論 時として憎しみに変わる。
かと思えば
憎悪が愛に突然変異することだってある。
これは
愛/憎 が、とても危ういバランスの上に寄り添いながら成り立っているものである
からかもしれない。
思うのだが
誰かに腹を立ててしまうとき
実は自分自身がその人に
過大に期待しているか
過剰に甘えているか
のどちらかである
ように思う。
誰かに 裏切られた と感じるのは
その人に勝手に 仲間意識を抱いてしまっている(いた)から
なのかもしれない。
他人に
腹を立てたくないし
誰かに 裏切られたくもない のなら
何ひとつ他人に期待せず
誰にも仲間意識を持たずに
生きていけばよい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・のかも知れないが、
ホッキョクシロクマじゃないんだから
そんなの無理だよね。
そんなこと考えてるうちに目の前を十月が通り過ぎてゆく。