気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

劇団の裏方さん

2014-07-27 20:11:33 | Weblog
今日は、会員になっている演劇の会があった。

青年劇場による「族譜」という劇。

昭和15年、朝鮮総督府による「創氏改名」政策による朝鮮人家族の悲劇。

観劇中、日本の役人、職務を遂行する課長と人情派の谷六郎。

一方、薜氏、700年の歴史をもつ一族。その娘、許嫁、孫たち。

中でも、豊臣秀吉による朝鮮出兵は、多くの人々を傷つけたことが語られていた。

朝鮮人の鼻や耳を削り取り、日本に持ち帰った話。

京都の本光寺に耳塚として残されていると。

悲しい物語だった。

会員の仕事として、順番に、劇の後の大道具の搬出作業を手伝う。

黒い上下を着た大道具スタッフさんが、どんどん解体していく部品を裏の搬出口へ運ぶ。

劇の中の家をかたどっていたベニヤ板の壁、屋根、調度品など。

皆さん、足は、草履、クロックス、ビーチサンダルなのだ。

てきぱきと動いている。

こういう縁の下の人たちが大勢劇を支えているのだと思った。

俳優さんも黒の上下に着替え、仕事をしていた。

お疲れ様でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿